2014-12-15(Mon)

沖縄 辺野古移設に「ノー」 自民全敗

自民に衝撃 共産 沖縄1区を初めて制す

自民候補が各地で快勝するなか、4小選挙区すべてで自民前職が敗退した沖縄県。
先月の知事選の構図が続き、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の辺野古移設に反対する翁長雄志知事側の「非自民」候補が全勝した。
自民4氏は比例復活で議員バッジは守ったものの、「ノー」を突きつけられた衝撃は大きい。(朝日新聞)


朝日新聞)沖縄)「辺野古ノー」くっきり(12/15 3:00)
朝日新聞)辺野古移設に「ノー」 沖縄で全敗の自民に衝撃(12/15 13:12)
毎日新聞)衆院選:沖縄小選挙区は自民全敗 辺野古移設へ強い反発(12/15 6:46)
毎日新聞)共産、一定の受け皿 沖縄1区を初めて制す(12/15 7:34)




以下引用

朝日新聞 2014年12月15日03時00分
沖縄)「辺野古ノー」くっきり
 沖縄県では、全4選挙区で自民が敗れ、1区では共産が1996年以来18年ぶりに小選挙区での当選を果たした。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画にノーを突きつけた知事選の流れそのままに、移設反対派が次々と勝利を決めた。
 今月、知事に就任した翁長雄志氏を支えるグループが、4選挙区で「非自民」の移設反対派の候補を支援。超党派の共闘で勝利をつかんだ。翁長氏は14日深夜、那覇市内で報道陣に「県民の民意がしっかり示された。4選挙区で『オール沖縄』が勝利し、国の判断も変わらざるを得ない。(辺野古沖の)埋め立ては不可能だ」と述べ、政権を強く牽制(けんせい)した。
 1区の共産前職、赤嶺政賢氏(66)は、街頭演説で「共産」と口にしないなど、政党色を前面に出さない異例の戦略で6選を決めた。当選確実が報じられると、「オール沖縄という責任を果たせて感動でいっぱい。辺野古新基地の押しつけに対する県民の怒りは考えている以上だった。(本土)復帰闘争以来の大きな島ぐるみの戦いになりつつある」と話した。
 普天間飛行場のある2区では、社民前職の照屋寛徳氏(69)が5選を決めた。
 前回は党唯一の小選挙区での勝利。2005年に脳梗塞(こうそく)を患い、今夏には転んで肩を骨折。このタイミングの解散でなければ引退も考えていたというが、今回は党の命運をかけて立候補した。「日米両政府は知事選、衆院選で表れた沖縄の民意を尊重して新基地建設を断念してほしい」と語った。
 普天間の移設予定地・辺野古を抱える3区でも、生活前職の玉城デニー氏(55)が3選を決めた。
 沖縄4区では無所属新顔の仲里利信氏(77)が初当選。元自民県議の重鎮で、県政界を08年に引退したが、昨年から辺野古移設反対の運動に参加。その縁で翁長氏側から担ぎ出された。4選挙区で唯一の70代と高齢ながら、翁長氏と共に選挙区内を飛び回り、沖縄戦の経験を踏まえ「二度とウチナー(沖縄)に戦争をできる体制は作らせない」と訴えた。
 当選確実を受け、「辺野古新基地建設だけは許すことができない。ウチナーの本当の心を伝えたい。オール沖縄でスクラムを組んで頑張る」と述べた。
 一方、自民の4人を含め、4選挙区で敗れた5人全員が比例復活当選した。沖縄で立候補した9人は全員が当選した形だ。


朝日新聞 2014年12月15日13時12分
辺野古移設に「ノー」 沖縄で全敗の自民に衝撃
 自民候補が各地で快勝するなか、4小選挙区すべてで自民前職が敗退した沖縄県。先月の知事選の構図が続き、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の辺野古移設に反対する翁長雄志知事側の「非自民」候補が全勝した。自民4氏は比例復活で議員バッジは守ったものの、「ノー」を突きつけられた衝撃は大きい。
 「重く受け止めている。国政与党の中から地域の課題解決に全力で取り組みたい」。15日朝、2区で落選した自民前職、宮崎政久氏(49)は那覇市内で取材に対し、こう語った。
 普天間を抱える2区、移設予定地の名護市辺野古のある3区では、自民の2氏が翁長氏側候補に約3万票差で惨敗。3区の比嘉奈津美氏(56)は落胆を隠さない。「この選挙の意義はアベノミクスや消費税のはずだが、知事選の流れの選挙になってしまった」
 4区で落選した西銘恒三郎氏(60)は、比例復活を決めて事務所で「バンザイ」こそしたものの、険しい表情を見せた。「知事選を戦っているような雰囲気だった。大変厳しかった」
 他の自民前職3氏が1年生議員なのに対し、西銘氏は3期務めた現職の総務副大臣。それでも、普天間の辺野古移設に反対する翁長氏側の超党派グループが擁立した新顔に敗れた。
 1区では国場幸之助氏(41)が、共産候補に敗れた。共産にとって全国で18年ぶりの小選挙区での議席獲得。国場氏の選対幹部は「共産というより『オール沖縄』に負けた」と嘆き、「辺野古路線を変えるわけにはいかない。新知事のやり方を見守るしかない」。国場氏は15日朝、「民意を得られなかったことは謙虚に受け止めなければならない」と語った。
 消沈する自民4氏だが、翁長知事は早速、秋波を送る。15日朝、報道陣に対し、4氏の復活について「民意という意味ではどうだろうかと思う」と首をかしげたが、同時に「沖縄県から全員が国会に行けるのは大変いいこと。『オール沖縄』の輪が広がればありがたい」と評価した。


毎日新聞 2014年12月15日 01時14分(最終更新 12月15日 06時46分)
衆院選:沖縄小選挙区は自民全敗 辺野古移設へ強い反発

当選確実が決まって支援者とともにカチャーシー(沖縄の手踊り)で喜びを表現する沖縄1区の赤嶺さん=那覇市の選挙事務所で2014年12月14日午後10時22分、鈴木一生撮影
 沖縄は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を容認した自民前職4人全員が小選挙区で、辺野古移設反対を訴えた非自民候補に敗れた。自民が大勝した本土と対照的な結果で、11月の沖縄県知事選に続いて辺野古移設を進める安倍政権への強い反発が示された。
 沖縄1〜4区は、辺野古移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)知事を誕生させた保革共闘グループの選挙協力が成立。1区共産、2区社民、3区生活の前職3人に対立候補を立てず、4区は無所属新人を保革共闘で支援する知事選同様の構図となった。
 非自民の4人はそれぞれ、前回衆院選で「県外移設」を公約に当選(1人は比例代表で復活)した自民前職4人が昨年11月に辺野古移設を進める党本部の方針に従って公約を事実上撤回した経緯を批判し、辺野古移設反対を前面に打ち出した。自民前職4人は公明の推薦を得て「政権選択選挙」と訴えて防戦したが及ばず、比例で復活した。
 翁長知事は報道陣の取材に「知事選で示された民意はぶれていなかった。政府は沖縄県民の民意を踏まえて基地問題にあたってもらいたい」と述べた。【佐藤敬一、川上珠実】

毎日新聞 2014年12月15日 03時02分(最終更新 12月15日 07時34分)
衆院選:共産、一定の受け皿 沖縄1区を初めて制す
当選確実となった候補者名に花をつける共産党の志位和夫委員長(中央)と山下芳生書記局長(右)、市田忠義副委員長(左)=東京都渋谷区の党本部で2014年12月14日午後9時6分、丸山博撮影
 共産党は沖縄1区を初めて制し、小選挙区で18年ぶりの議席を得たほか、比例代表でも躍進し、公示前の8議席から倍増以上の21議席に伸ばした。民主党が伸びず、第三極が落ち込む中、「自共対決」を前面に掲げて反自民票を取り込んだ。
 野党唯一の躍進を果たした志位和夫委員長は14日夜、党本部で記者会見し「安倍政権に正面から対決する立場を貫いたことが評価いただけた」と胸を張った。沖縄1区の勝利を受け「沖縄で保守層と私たちが肩を組んで闘うまったく新しい共闘が始まったが、今後も協力の可能性が広がるのではないか」と、穏健な保守層の中にもある安倍政権への不満を取り込むことへの意欲を示した。今後の国会で政権に対抗するため「野党間協力も可能な限り追求したい」とも述べた。
 党本部には幹部が開票前から入り、午後8時過ぎにテレビで共産候補の当選確実が続々と流れ始めると、小池晃副委員長が「こんな早い時間の当確は久しぶりだ」と声を弾ませた。志位氏が満面の笑みで候補者の名前に飾る赤いバラは一気に2ケタに達した。
 共産党は昨年の東京都議選、参院選に続き、自民や民主との違いを強調。消費増税を決めた自公民3党を「増税3兄弟」と批判する一方、維新など第三極を「自民党の補完勢力」とし、「共産こそが唯一の政権対決政党だ」とアピールした。
 消費税やアベノミクス、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄基地問題で「5つの転換」という対決図式を設定し、安倍政権批判を繰り返した。各選挙区に1〜2万票とされる組織票だけでなく無党派層にも浸透。インターネット上の発信強化などによる無党派層対策も一定の効果があったとみられる。2000年の衆院選以来となる2ケタの議席を得て、公示前の野党第4党から第3党に躍進した。【鈴木美穂】

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日本経済新聞 電子版2014/12/15 13:30
自民、得票率48%で議席76% 得票数は微減
 自民党は今回の衆院選で、295ある小選挙区のうち76%にあたる223議席を確保した。得票率は48%。得票率に比べて議席獲得率が高くなる小選挙区の特性を生かした形だ。一方で総得票数は2012年の前回選に比べてわずかながら減少。有権者全体に占める得票割合は25%となり、投票率が過去最低に落ち込んだ影響を映し出している。
 今回の小選挙区の有効投票総数は5293万票。自民党は2552万票を得たが、自民党が政権を奪還した前回衆院選より12万票減らした。前回は43%の得票で79%の議席を獲得しており、今回は得票率が5ポイント上昇した一方で、議席占有率では3ポイント低下した。
 自民党は政権を失った09年衆院選では2730万票を得たものの、議席占有率は2割にとどまった。今回の得票は09年より178万票減った形になる。
得票数の落ち込みは過去最低になった投票率が大きく影響している。民主党も小選挙区では前回獲得した27議席から38議席まで回復したが、得票数では1191万票と前回から168万票減らした。他の野党との競合を避け、小選挙区での候補を絞ったことが主な要因だ。
 小選挙区で落選した候補に投じられて議席に反映されなかった「死票」は2540万票で、全体の48%に達した。
 政党別に死票をみると、自民党が17%で、9人の小選挙区全員が当選した公明党はゼロだった。劣勢が伝えられながら、栃木2区や愛知5区などの接戦区で自民党に競り勝った民主党は70%。前回衆院選の83%からは改善した。
 維新の党は79%で前身である日本維新の会が前回に記録した82%に比べて3ポイント改善した。292選挙区に候補者を立てた共産党は選挙区での死票は99%に達したが、候補者をそろえたことが比例代表での得票の上積みにつながった。

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