2015-05-19(Tue)

簡易宿泊所火災 違法建築疑い「3階建て」、市が放置

各都道府県に違反建築対策の徹底指示 国交省
 
-----川崎市川崎区で簡易宿泊所2棟が全焼し、多数の死傷者が出た火災で、同市は、建築確認の届け出上では2階建てとなっていた2棟が、実際には3階建て違法建築の疑いがあることを把握しながら、市内部で情報を共有しないまま放置していた。(読売)

-----川崎市で簡易宿泊所など2棟が全焼し、5人が死亡した火災を受け、国土交通省は18日、2棟が違法建築物だった疑いがあることから、簡易宿泊所に対する違反対策の徹底を図るよう各都道府県に通知を出した。
 
通知では(1)違法に新築や増築などが行われている簡易宿泊所がないかどうかを確認し、違反があった場合は適切に是正措置を講じること(2)簡易宿泊所のうち、過去に指導した事項が是正されていない、定められた定期報告が提出されていないなどの施設に重点を置いて、査察を実施すること-を求めた。(産経)


簡易宿所に係る違反対策の徹底について(平成27年5月18日)
http://www.mlit.go.jp/common/001090004.pdf




以下引用

簡易宿所に係る違反対策の徹底について
平成27年5月18日
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000564.html
 平成27年5月17日未明に神奈川県川崎市の簡易宿所において発生した火災では、死者5名、負傷者19名の犠牲を出す惨事となりました。
 現段階では、火災のあった建築物の状況等も明らかではないものの、違反建築物であった疑いも指摘されているところです。
 国土交通省としては、類似の災害の発生を防止するために、関係省庁と連携し、簡易宿所に対する違反対策等、指導の徹底を図るよう、別添のとおり、各都道府県建築主務部長あてに通知を発出いたしましたのでお知らせします。
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001090004.pdf

国土交通省住宅局建築指導課課長補佐 山口
TEL:03-5253-8514 (内線39-563)

*************************************

朝日新聞 2015年5月19日17時31分
木造3階建てダメで「吹き抜け」 川崎火災、付近に複数
国吉美香、遠藤雄司
現場近くの別の簡易宿泊所の2階と3階部分。吹き抜け構造だが天井は低く、廊下も人がすれ違える幅しかない=川崎市川崎区
 川崎市川崎区の簡易宿泊所2棟が17日に全焼し、5人が死亡した火災。火元となった「吉田屋」は2、3階が吹き抜け構造になっており、市には2階建てと申請していたにもかかわらず、実際は3階建てだった。3階建てだと防火上、木造では宿泊施設を営業できないが、近隣の宿泊所を記者が訪ねると、似た構造の建物が複数確認できた。
 「吉田屋」から約200メートル北西にある宿泊所が密集する地域には、宿名を掲げた小さな看板が並ぶ。高さは通常の2階建て住宅と同じだが、窓が縦に三つ並び、外見上は3階建てに見える建物がいくつもある。窓は上階に行くほど、縦の幅が狭くなる。
 許可を得て、約50年前に建設されたという木造の宿泊所に入った。1階には狭い廊下の両側に3畳間がずらり。階段を上がると、視野が開けた。2階と3階部分が吹き抜けになっており、3階に並ぶ部屋のドアもほぼ一望できる。
 ただ、各階の天井は2メートル弱しかない。3階の廊下は、吹き抜け部分があるため幅が約1メートルと狭い。人がやっとすれ違えるほどだ。2階とは、9段しかない幅50センチほどのはしごのような階段でつながっていた。
 管理人の女性(92)は、市にどのように届けているのか分からないという。「3階建てといってもはしごがかかっているだけ。建てた当時からこの構造です」。3階は狭いので部屋は2畳だ。
 別の木造の宿泊所は、外から見ると2階建て。中に入ると3階建てだった。やはり2階と3階は吹き抜け構造だが、3階には渡り廊下を設置。加えて、幅の狭い廊下を取り囲むように支柱や手すりが張り巡らされており、迷路のようだ。2階の3畳間に暮らす男性(78)は「天井は2メートルもないが、3階よりはまし。窮屈だけど、住めるだけありがたい」。管理人の女性は「もとからこうなのか、増築したのか分からない」。
 なぜ、吹き抜け構造が多いのか。「木造のままでは3階建てにできないから、吹き抜け構造にする。2階を上と下に分けてるってことだ」。地元で施設組合の幹部を経験した男性(75)は取材にこう話した。
 公益財団法人「市民防災研究所」の坂口隆夫事務局長は「吹き抜けだと煙や炎、熱気がそのまま天井まで上がるので、通常の3階建てより延焼のスピードは速くなる」と指摘している。川崎市は19日午後、市内の宿泊所49施設への立ち入り検査を始めた。施設の構造に法令違反がないかなどを確認する。(国吉美香、遠藤雄司)


朝日新聞 2015年5月19日01時19分
防火怠り3階を増築か 川崎火災、書面は「2階建て」
川崎市川崎区の簡易宿泊所2棟が全焼して5人が死亡した火災で、火元となった「吉田屋」が必要な防火対策を怠ったまま、2階建てから3階建てに改築していた疑いがあることが、市への取材でわかった。市も長年にわたり、この不備を見過ごしてきた。
 市建築指導課によると、建築基準法では、3階建て以上の建物を宿泊施設として使う場合、鉄筋コンクリート造りにするなど耐火建築物にすることが義務づけられている。「吉田屋」は1960年1月、市に書類上の建築確認を申請。この時の構造は「木造2階建て」だった。しかし、建物の完成時から今まで、同課が内部を確認した記録は見つかっていないという。
 同課は火災後、「吉田屋」の検査や申請に関わった担当部署から情報を集めた結果、①市消防局の防火対象物台帳に、87年に増築したと記されていた②川崎区が保管している平面図には1、2階以外に「2階上部」という部分が記載されていた――ことなどが判明。実態は木造3階建てで、建築基準法に違反する可能性があるという。
 「吉田屋」を利用していた複数の宿泊者は取材に対し、3階までびっしりと部屋が並び、宿泊者が利用していたと証言。1階玄関寄りの廊下が特に激しく燃えており、神奈川県警はこの付近が出火元とみて、失火と放火の両面で調べている。2、3階は吹き抜けになっており、2階の男性(44)は「3階に続く階段で入り口がふさがれた部屋が2階にあった。建て増しされたからだろう」と話した。
 一方、市消防局は昨年8月、「吉田屋」に定期の立ち入り検査を実施。消火器や警報器が備えられていたため問題なしと判断した。建物については台帳の記載から2階建てとの認識で、耐火建築物かどうかは「検査項目ではない」との立場だ。また、旅館業法を扱う市生活衛生課の担当者は「台帳では木造2階建てとして許可を出しており、いわゆる『中2階』があったと捉えている」と説明。市消防局も生活衛生課も建築指導課に連絡していなかったため、行政内部で情報が共有されず、実態も把握できなかった。
 同市の秋葉勝巳・建築指導課長は18日夕に開いた記者会見で行政の連携不足を問われ、「ご指摘の通り」と話した。今後、消防などと合同で他の簡易宿泊所の実態も調べる。
 「吉田屋」の周辺には1泊2千円前後で宿泊できる簡易宿泊所が30軒以上あるが、ある経営者によると、「吉田屋」のような吹き抜け構造の3階建ての施設は他にも多くあるという。


読売新聞 2015年05月19日 13時35分
違法建築疑い「3階建て」、市が放置…川崎火災
 川崎市川崎区で簡易宿泊所2棟が全焼し、多数の死傷者が出た火災で、同市は、建築確認の届け出上では2階建てとなっていた2棟が、実際には3階建ての違法建築の疑いがあることを把握しながら、市内部で情報を共有しないまま放置していた。
 同市は19日午後から、川崎区内にある簡易宿泊所49施設を対象に、建築確認と消防、衛生の担当部署が合同で立ち入り検査を始めた。
 建築基準法や同市の建築基準条例では、3階以上の建物を宿泊施設として利用する場合、燃えにくい建材を使うなどの耐火建築物として建設するよう定めている。市によると、全焼した2棟はともに木造の3階構造となっているが、市には「2階建て」として届け出がされており、市建築指導課は「違反建築に当たる可能性もある」という。

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読売新聞 2015年05月18日 23時36分
簡易宿泊所、全国検査へ…消防庁が通知
 川崎市川崎区で簡易宿泊所2棟が全焼し、多数の死傷者が出た火災で、総務省消防庁は18日、全国の消防本部に対し、管内の簡易宿泊所に防火設備や避難路などの不備がないか立ち入り検査するなどして確認し、不備があれば早急に改善を求めるよう通知した。
 夜間に多数の逃げ遅れが出たことを重視し、夜間を想定した避難訓練の実施なども指導するよう求めている。
 この火災では、17日未明に出火し、多数の宿泊客が建物に取り残され、一部は2階から飛び降りるなどして避難した。出火元の「吉田屋」が、無届けで「3階建て」となっていた疑いも持たれている。このため、総務省消防庁は、防火対策が脆弱な施設が多い簡易宿泊所の実態を早急に把握する必要があると判断した。


産経ニュース 2015.5.18 23:56
【川崎火災】国交省、各都道府県に違反建築対策の徹底指示
 川崎市で簡易宿泊所など2棟が全焼し、5人が死亡した火災を受け、国土交通省は18日、2棟が違法建築物だった疑いがあることから、簡易宿泊所に対する違反対策の徹底を図るよう各都道府県に通知を出した。
 通知では(1)違法に新築や増築などが行われている簡易宿泊所がないかどうかを確認し、違反があった場合は適切に是正措置を講じること(2)簡易宿泊所のうち、過去に指導した事項が是正されていない、定められた定期報告が提出されていないなどの施設に重点を置いて、査察を実施すること-を求めた。


日本経済新聞 2015/5/19 1:30
簡易宿泊所に防災指導徹底を 国交省、都道府県に通知
 5人が死亡した川崎市川崎区の簡易宿泊所火災を受け、国土交通省は18日、簡易宿泊所の防災面の確認や指導を徹底するよう各都道府県に文書で通知した。違法な新築、増築があれば是正措置を取り、過去に防災上の指導を受けながら改善していない宿泊所を重点的に調べるよう求めた。
 総務省消防庁も都道府県と全国の消防本部に、夜間の火災を想定した避難訓練や火気管理、消火設備の改善などを簡易宿泊所に指導するよう要請した。〔共同〕


日本経済新聞 2015/5/19 13:26
49の簡易宿泊所立ち入り検査へ 火災受け川崎市消防局
 川崎市川崎区で簡易宿泊所2棟が全焼し5人の遺体が見つかった火災で、川崎署は19日、他に逃げ遅れた人がいないかの捜索を市消防局と合同で続けた。消防局は同日、市関係部局と22日にかけ、市内の簡易宿泊所49棟に特別立ち入り検査をすると発表した。
 署は失火と放火の両面で捜査。出火原因の特定を急いでいる。捜索では、出火元の宿泊所「吉田屋」の焼け跡から焼け焦げた柱を運び出し、地面にたまった灰をシャベルで掘り起こして調べた。
 消防局は特別立ち入り検査で、消防用設備の設置や避難経路の維持管理の状況を消防法に基づいて調査。建物の安全性について管轄する市まちづくり局は建築基準法、衛生管理を担当する市健康福祉局は旅館業法に基づいて調べる。
 市建築指導課によると、2棟は建築基準法上、木造2階建てと申請していたのに、事実上3階建てで、虚偽申請したり増築の届け出を怠ったりした疑いがある。
 火災は17日未明、同区日進町の吉田屋から出火し、隣の「よしの」に延焼。吉田屋の焼け跡から市川実さん(48)らが遺体で見つかった。〔共同〕


毎日新聞 2015年05月19日 15時19分
簡易宿泊所火災:消防「違法建築」連絡せず
 ◇市建築当局との情報共有不備
 川崎市川崎区の簡易宿泊所「吉田屋」(木造3階建て)と「よしの」(同)の2棟が全焼して6人が死亡、19人が重軽傷を負った火事を巡り、市の対応の不備が浮き彫りになっている。市消防局は両宿泊所に立ち入り調査をし、3階部分があることを把握しながら市建築指導課に連絡していなかった。また同課は建築終了時に建物の実態を確認する検査を実施していなかった。建物に関する情報が適切に共有され、改善指導などが行われていれば火災の被害はこれほど大きくならなかった可能性がある。
 両宿泊所については、建築基準法などで3階建て以上の宿泊施設に求められている耐火構造になっていなかった可能性が高く、違法建築の疑いが指摘されている。
 両宿泊所はともに1960年に建築の許可を受けた。しかし、工事が終わった後に設計図通りに建築されているかを確認する「完了検査」については、実施したという記録がないという。完了検査は建築基準法に基づく手続きだが、行われなかった可能性が高い。建築指導課は「市が完了検査を受けるよう指示をせず、完成した建物の実態を見ていなかったようだ」と認める。
 さらに、よしのの登記簿には「木造3階建て」と記載されており、建築指導課は「建築された当時から違法だったことが推察される」とみている。
 他方、消防局は2014年6〜8月、消火設備の設置状況などを確認するため両宿泊所に定期立ち入り検査を実施。その際に、両宿泊所とも3層の構造になっていることを把握していた。2階から3階へは、廊下部分の一部が吹き抜けになっているが、3階にも客室があり、実質的に3階建てだった。だが、消防局はそれを建築指導課に通知していなかった。消防局は「ロフトのような構造だったため、消防としては2階建てという認識だった。違法建築とは考えていなかった」と釈明する。
 市生活衛生課も13〜14年に旅館業法に基づく立ち入り検査をしていたが、消防局同様、建造物の階数については建築指導課と情報を共有していなかった。生活衛生課は「検査の目的は浴場やトイレの衛生管理、感染症対策の取り組みなどで、建築基準法に関する認識はなかった」と説明する。
 こうした経緯について建築指導課は「縦割り行政の弊害が出たと痛感している」と話している。【太田圭介、内橋寿明】


日本経済新聞 2015/5/19 1:31
宿泊所は違法建築の疑い 川崎の2棟全焼、死者5人に
 川崎市川崎区で17日未明、簡易宿泊所2棟が全焼した火災で、市建築指導課は18日、出火元の宿泊所「吉田屋」が建築基準法上、木造2階建てと申請していたのに、3階建ての構造と判断でき、違法の疑いがあることを明らかにした。
 市消防局は19日、まちづくり局、健康福祉局と合同で、市内の簡易宿泊所約50施設を特別立ち入り検査する。消防局と川崎署によると、吉田屋の焼け跡から18日、新たに1人が遺体で見つかり、死者は計5人になった。
 建築指導課は火災を受けて、旅館業法に基づく許可権限がある健康福祉局から、建築基準法に基づくものとは別の吉田屋の図面を入手し、構造を確認した。
 同課の秋葉勝巳課長は「当初から3階建てなのに虚偽の申請をした可能性と、増築したのに届け出なかった可能性がある。どちらかの手続き上の違反があったと認識している」と語った。
 延焼した隣の「よしの」も2階建てと申請しながら、登記簿では木造3階建てになっており「当初から3階建てと強く推認される」とした。2棟はいずれも1960年に申請を出していた。
 川崎署によると、吉田屋の焼け跡では、遺体とは別に体の一部も見つかっていた。川崎署は失火と放火の両面で捜査。出火原因を詳しく調べるため、18日午後も現場検証を続けた。
 火災は17日未明に発生。同区日進町の吉田屋から出火し、よしのに延焼、吉田屋の焼け跡から市川実さん(48)らが遺体で見つかった。〔共同〕


毎日新聞 2015年05月18日 22時08分(最終更新 05月19日 00時21分)
簡易宿泊所火災:玄関付近激しく燃える 死者6人に
 川崎市川崎区日進町の3階建ての簡易宿泊所2棟が全焼した火災で、18日、火元となった「吉田屋」から新たに1人が遺体で見つかった。性別は不明で、神奈川県警川崎署は身元確認を急いでいる。火災の死者は計6人になった。さらに、体の一部が2カ所から見つかり、既に発見された遺体の一部か、新たな死者かの確認を進める。
 今回の火災で、吉田屋の玄関付近が激しく燃えていたことが複数の宿泊者の話で分かった。玄関は無施錠で、宿泊者以外も24時間出入りできる状態だったという。川崎署は、失火と放火の両面から出火原因や出火場所の特定を進める。
 吉田屋に30年以上滞在していた男性(77)によると、約20年前までは門限の午後11時に玄関の鍵をかけていたが、仕事などで帰りが遅い宿泊者がいるため無施錠になったという。火災当日、1階に宿泊していた男性(61)は「『火事だ』という声を聞いた時には既に玄関付近の火の勢いが強く、窓から逃げた」と話している。
 両宿泊所は1961〜62年の築造。川崎市建築指導課によると、いずれも建築確認申請時は2階建てと届け出があったが、実質的には3階建てとなっている。建築基準法で3階建て以上の宿泊施設を建てる場合は鉄筋コンクリート造りなどの耐火建築物とするよう定められているが、両宿泊所が耐火建築物である可能性は低く、同課は違法建築との疑いを強めている。
 川崎市消防局と市健康福祉局などは19〜22日、川崎区内にある約50カ所の簡易宿泊所に合同で特別立ち入り検査を実施する。防火設備などの点検に加え、宿泊者名簿の管理状況などを調査し、宿泊者の実態把握も行う。
 また、総務省消防庁は18日、全国の消防本部に簡易宿泊所の防火対策の徹底を指示した。国土交通省も各都道府県に違法建築の簡易宿泊所がないかどうかの確認などを求めた。【国本愛、太田圭介、高島博之】


毎日新聞 2015年05月18日 11時32分(最終更新 05月18日 22時35分)
簡易宿泊所火災:違法建築疑い 類似木造、市調査へ
 川崎市川崎区の簡易宿泊所「吉田屋」(木造3階建て)と「よしの」(同)の2棟が全焼して5人が死亡、19人が重軽傷を負った火災で川崎市は18日、両施設が違法建築だった疑いが強いとの認識を示した。同市内には2013年時点で両宿泊所と類似構造の簡易宿泊所がおよそ55カ所あり、同市建築指導課は近く調査に乗り出す方針。
 同課によると、3階建て以上の宿泊施設などを建設する場合は、鉄筋コンクリート造りなどの耐火建築物とすることが建築基準法で定められている。火元となった吉田屋は1961年、隣接するよしのは62年に築造された。床面積などの要件から2階建てと見なされてきたが、部屋は3階まであり、実質的に3階建てとなっている。
 同課は、両宿泊所が耐火建築物ではなく、建築基準法に違反する可能性が高いと判断。新築時から現在と同じ構造だったのか、あるいは後に無断で3階部分が増築されたかなどを川崎市消防局などと共同で調べている。
 同市内の他の簡易宿泊所も60年代に建設された施設が多い。市建築指導課は、建物の構造が火災拡大の要因の一つとみており、簡易宿泊所の実態調査の実施を検討するという。【太田圭介】
 ◇市など現場検証
 川崎市川崎区の簡易宿泊所2棟(ともに木造3階建て)が全焼して5人が死亡、19人が重軽傷を負った火災で、神奈川県警川崎署と川崎市消防局は18日午前、連絡の取れない宿泊者ら行方不明者の捜索を再開し、現場検証を行った。失火と放火の両方の可能性があるとみて原因を調べている。
 この火災では火元とみられる吉田屋の焼け跡から5人の遺体が見つかり、うち1人は吉田屋に宿泊していた市川実さん(48)と判明。川崎署によると、吉田屋の宿泊者名簿には44人、隣接する「よしの」の名簿には30人の名前があった。そのうち吉田屋の男性8人前後と連絡が取れておらず、身元が分かっていない4人の死者はこの中に含まれるとみられる。ただ出火当時、何人の宿泊者がいたかは判明していない。
 吉田屋の火災現場では午前9時半過ぎ、マスクやゴーグルを付けた警察官や消防隊員ら約60人が集まり、焼け跡で作業を始めた。わずかに焼け残った壁や柱などの一部を見て回ったり、がれきを掘り起こしたりした。現場の周囲はブルーシートで覆われ、通りを挟んだ公園では、避難した宿泊者や住民ら数十人が集まり、作業を見守っていた。【村上尊一、福永方人、国本愛】

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