2015-08-19(Wed)

エレベーター閉じ込めで緊急点検 元社員関与の86台

シンドラー社 相次ぐトラブル 国交省「社としても監督責任ある」

----国土交通省は12日、「シンドラーエレベータ」(東京都江東区)の保守点検担当の男性社員(36)が今年6〜8月、意図的にエレベーターを停止させるトラブルを7件起こしていたと発表した。

利用者は最大で約45分間閉じ込められ、救急搬送された人もいた。同社は社員を懲戒解雇し、国交省に報告。国交省は、元社員が保守業務に関与したエレベーター緊急点検などを同社に指示した。(毎日新聞)


国土交通省住宅局建築指導課は、平成27年8月12日、
シンドラーエレベータ(株)元社員による人為的なエレベーター閉じ込め事案について」を公表した。
(主な内容)
1.概要
シンドラーエレベータ(株)(以下「シンドラー社」という。)の元社員※が、エレベーターに人為的な操作を行い、利用者がかご内に閉じ込められる事案が複数発生していた旨、同社から国土交通省に報告がありました。
シンドラー社は平成27年8月5日付けで同社員を懲戒解雇

2.内容
(1)発覚の経緯
シンドラー社によれば、同社が東京支社東京東支店及び東京南支店管内で保守点検業務を行っているUR住宅のエレベーターにおいて、本年6月下旬以降、原因が特定できない閉じ込め事案が複数発生していたが、8月2日に民間施設のエレベーターで発生した閉じ込め事案の通報に不自然な点があったことから、社内調査を行ったところ、同社社員(当時)が事案への関与を認めたものである。
(2)これまでに関与が明らかになった事案(略)

3.国土交通省としての対応
本日、シンドラー社に対し、以下の事項を指示しました。
(1)早急に事案の全容を解明すること。
(2)元社員が保守点検等に関与した可能性がある物件について緊急点検を行い、その結果を今月中に国土交通省まで報告すること。
(3)所有者等に対し、事案の内容を説明すること。
(4)本件に関する問い合わせ窓口を設置すること。
(5)再発防止策をとりまとめ、国土交通省まで報告すること。




以下引用

シンドラーエレベータ(株)元社員による人為的なエレベーター閉じ込め事案について
2015/08/12
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000580.html
シンドラーエレベータ(株)(以下「シンドラー社」という。)の元社員が、エレベーターに人為的な操作を行い、利用者がかご内に閉じ込められる事案が複数発生していた旨、同社から国土交通省に報告がありましたのでお知らせします。
      
添付資料
報道発表資料(PDF形式:168KB)
http://www.mlit.go.jp/common/001100151.pdf

国土交通省住宅局建築指導課昇降機等事故調査室長 安藤
TEL:03-5253-8111 (内線39-571) 直通 03-5253-8513
国土交通省住宅局建築指導課課長補佐 齋藤
TEL:03-5253-8111 (内線39-513) 直通 03-5253-8513
---------------------------------
シンドラーエレベータ(株)元社員による人為的なエレベーター閉じ込め事案について 平成27年8月12日 住 宅 局 建 築 指 導 課
1.概要
シンドラーエレベータ(株)(以下「シンドラー社」という。)の元社員※が、エレベーターに人為的な操作を行い、利用者がかご内に閉じ込められる事案が複数発生していた旨、同社から国土交通省に報告がありました。
※シンドラー社は平成27年8月5日付けで同社員を懲戒解雇
2.内容
(1)発覚の経緯
シンドラー社によれば、同社が東京支社東京東支店及び東京南支店管内で保守点検業務を行っているUR住宅のエレベーターにおいて、本年6月下旬以降、原因が特定できない閉じ込め事案が複数発生していたが、8月2日に民間施設のエレベーターで発生した閉じ込め事案の通報に不自然な点があったことから、社内調査を行ったところ、同社社員(当時)が事案への関与を認めたものである。
(2)これまでに関与が明らかになった事案
① 6月28日(日)
場所:千葉県千葉市 UR稲毛海岸駅前プラザ1号棟 1号機
内容:3~4階の間で男性1名閉じ込め
原因:エレベーターに人が乗り込んだ後、乗場から戸の鍵を開けて安全装置を作動させ、エレベーターを停止させた。
② 7月9日(木)
場所:千葉県浦安市 UR浦安マリーナイースト21 潮音の街 7号棟 1号機
内容:7階で女性 1 名閉じ込め
原因:機械室において、エレベーターに人が乗り込んだ後、制御盤を操作し、エレベーターを停止させた。
③ 7月28日(火)
場所:千葉県千葉市 UR稲毛海岸駅前プラザ3号棟 5号機
内容:4~5階の間で男性1名閉じ込め
原因:エレベーターに人が乗り込んだ後、乗場から戸の鍵を開けて安全装置を作動させ、エレベーターを停止させた。
④ 7月29日(水)
場所:千葉県千葉市 UR稲毛海岸駅前プラザ3号棟 5号機
内容:2~3階の間で男性1名閉じ込め
原因:エレベーターに人が乗り込んだ後、乗場から戸の鍵を開けて安全装置を作動させ、エレベーターを停止させた。
⑤ 7月30日(木)
場所:東京都杉並区 URプロムナード荻窪4号棟 5号機
内容:1~2階の間で男性1名閉じ込め
原因:エレベーターに人が乗り込んだ後、乗場から戸の鍵を開けて安全装置を作動させ、エレベーターを停止させた。
⑥ 7月31日(金)
場所:東京都杉並区 URプロムナード荻窪4号棟 5号機
内容:1~2階の間で男性 1 名閉じ込め
原因:エレベーターに人が乗り込んだ後、乗場から戸の鍵を開けて安全装置を作動させ、エレベーターを停止させた。
⑦ 8月1日(土)
場所:東京都大田区 URシャレール新蒲田1号機
内容:5階にて女性1名閉じ込め
原因:エレベーターに人が乗り込んだ後、乗場から戸の鍵を開けて安全装置を作動させ、エレベーターを停止させた。
⑧ 8月2日(日)
場所:茨城県内の民間施設(ホテル)
内容:1階にて男性1名閉じ込め(元社員本人)
原因:エレベーターに本人が乗り込んだ後、かごの内側から戸を開けて安全装置を作動させ、エレベーターを停止させた。その後、乗場の戸を開けて自力で脱出した。

3.国土交通省としての対応
本日、シンドラー社に対し、以下の事項を指示しました。
(1)早急に事案の全容を解明すること。
(2)元社員が保守点検等に関与した可能性がある物件について緊急点検を行い、その結果を今月中に国土交通省まで報告すること。
(3)所有者等に対し、事案の内容を説明すること。
(4)本件に関する問い合わせ窓口を設置すること。
(5)再発防止策をとりまとめ、国土交通省まで報告すること。

問い合わせ先
国土交通省住宅局建築指導課昇降機等事故調査室長 安藤恒次(内線 39-571)
課長補佐 齋藤健一(内線 39-513)
代表 03-5253-8111 直通 03-5253-8513

**************************************
日本経済新聞 2015/8/18 13:22
シンドラーが90基緊急点検 エレベーター閉じ込め巡り
 シンドラーエレベータ元社員の男性が首都圏にある都市再生機構(UR)のマンションで故意にエレベーターを止め、居住者を閉じ込めた問題で、シンドラー社は18日、元社員が保守点検などに関わっていたエレベーター約90基の緊急点検を始めた。国土交通省の指示に基づく措置。
 国交省によると、対象のエレベーターは東京、千葉、茨城の3都県にあるマンションやホテル、鉄道駅などに設置されている。URでは、閉じ込めがあったマンション5カ所の計約20基を20日までに点検する。
 元社員は6月28日~8月1日、千葉県や東京都にあるURのマンション5カ所で計7回、最長約45分間、エレベーターを停止させ、居住者の計7人が被害に遭った。
 元社員が8月1日に居住者を閉じ込めた東京都大田区のマンションでは18日午前、作業員3人が点検を開始。昇降機が正常に作動するか、ロープの強度や張りに問題がないかなど約60項目をチェックした。
 シンドラー社の広報担当者は「大変ご迷惑をお掛けした。住民の方に安心して使ってもらえるよう点検したい」と話した。〔共同〕

[時事通信社]2015 年 8 月 18 日 17:01 JST 更新
エレベーター閉じ込めで緊急点検=元社員関与の86台—シンドラー社
 シンドラーエレベータ(東京都江東区)の男性元社員(36)=5日付で懲戒解雇=が、マンションのエレベーターを故意に停止させ利用者を閉じ込める行為を繰り返していた問題で、同社は18日、東京、千葉、茨城の各都県で、元社員が保守点検などに関わったエレベーターの緊急点検を始めた。
 同社によると、対象のエレベーターは計86台。マンションや宿泊施設、駅、オフィスビルなどに設置されており、元社員が利用者を閉じ込めたエレベーターも含まれる。電子回路や安全装置など60項目について問題がないか調べ、今月中に検査を終わらせる予定という。
 同社は今後、この元社員を告訴する方針。公式ホームページに「ご迷惑とご心配をお掛けしたことを心からおわびする。一層コンプライアンス(法令順守)徹底を図ることで信頼回復に努める」などとする文書を掲載した。 

NHK 8月18日 14時43分
「シンドラーエレベータ」緊急点検始める
 「シンドラーエレベータ」で保守点検を担当していた元社員が東京と千葉にある複数の集合住宅でエレベーターを故意に停止させ7人が閉じ込められた問題で、会社は元社員が点検などに関わっていたエレベーターの緊急点検を始めました。
この問題は、シンドラーエレベータで保守点検を担当していた36歳の元社員が、ことし6月から今月にかけて東京と千葉にある5つの集合住宅でエレベーターを故意に停止させ、住民など7人が閉じ込められたものです。
 この問題を受けてシンドラーエレベータは、18日から元社員が点検業務などに関わっていた東京と千葉、それに茨城にある集合住宅やホテルなどのエレベーター合わせて86基の緊急点検を始めました。このうち、今月1日に住民の女性が閉じ込められた東京・大田区の集合住宅では、作業員3人が安全装置が正常に作動しているかなどおよそ60の項目を点検し、異常はなかったということです。
 シンドラーエレベータでは、今月中に緊急点検を終える予定で、「ご迷惑をおかけして大変申し訳なく、住民の方に安心して利用してもらえるよう早期に点検を進めたい」と話しています。シンドラーエレベータでは、元社員を業務妨害などの疑いで刑事告訴する方針で検討を進めています。


読売新聞 2015年08月13日 07時57分
シンドラー元社員、エレベーターに住民閉じ込め
 シンドラーエレベータ社(本社・東京)の30代の元男性社員が6~8月、東京都と千葉県内の都市再生機構(UR)賃貸住宅で、住民を故意にエレベーターに閉じ込める事故をおこしていたことがわかった。
 国土交通省が12日発表した。事故は計7件に上り、同社は元社員を5日付で懲戒解雇処分にした。
 同省や同社によると、元社員は東京支社で保守点検業務を担当。業務用マスターキーを使うなどして、住民が乗ったエレベーターの安全装置を作動させ、緊急停止させていた。閉じ込め事故は、6月28日~8月1日、千葉市や東京都杉並区などのUR住宅で計7件発生、計7人が閉じ込められた。70歳代の女性が45分間閉じ込められたケースもあった。
 元社員は8月2日、茨城県内のホテルで、自ら閉じ込められたと通報。同社の調査に対し、一連の事故を起こしたことを認めた。


毎日新聞 2015年08月12日 19時28分(最終更新 08月12日 22時58分)
シンドラー元社員:エレベーター意図的停止7件
 国土交通省は12日、「シンドラーエレベータ」(東京都江東区)の保守点検担当の男性社員(36)が今年6〜8月、意図的にエレベーターを停止させるトラブルを7件起こしていたと発表した。利用者は最大で約45分間閉じ込められ、救急搬送された人もいた。同社は社員を懲戒解雇し、国交省に報告。国交省は、元社員が保守業務に関与したエレベーターの緊急点検などを同社に指示した。
 国交省やシンドラー社によると、元社員は都内や千葉県にあるマンションなどのエレベーターの保守点検業務を担当。2008年に採用され、支店長を務めていた今年6月に業務目標を達成できなかったとして降格された。トラブルを起こした理由について「会社といざこざがあり、困らせたかった」と話しているという。停止させたのはいずれも都内や千葉県にある都市再生機構(UR)の賃貸住宅のエレベーターで、勤務先の支店がカバーしていた。URは刑事告訴を検討している。
 元社員は6月28日午後、千葉市美浜区のUR住宅で、住人男性が乗ったのを確認した上で、保守用の鍵でエレベーターの扉を開け、安全装置を作動させてエレベーターを止め、シンドラー社の別の社員が駆けつけるまで、男性を一時的に閉じ込めたという。
 その後、元社員は7月9日〜8月1日、同じUR住宅や千葉県浦安市、東京都杉並区、大田区のUR住宅で6回、同様の手口でエレベーターを停止させ、住人6人を最大で約45分間、閉じ込めたという。うち女性1人は気分が悪いと訴え、救急車で搬送された。
 さらに元社員は2日、茨城県つくば市のホテルで自身がエレベーターに閉じ込められたとホテルに通報して逃げたが、シンドラー社が調べたところ、停止状況などに不審な点があり、このホテルで保守を担当したことがある元社員が浮上。トラブルへの関与を認めたため5日に懲戒解雇し、11日に国交省とURに報告した。
 シンドラー社は「お客様をはじめ関係各位には、大変なご心配をお掛けしましたことを心からおわび申し上げます」とのコメントを出した。【坂口雄亮、松本惇】

日本経済新聞 2015/8/12 20:11
シンドラー元社員、意図的にエレベーター停止し閉じ込め
 シンドラーエレベータ(東京・江東)で保守・点検を担当していた男性社員(36)=懲戒解雇=が東京都や千葉県の都市再生機構(UR)住宅で故意にエレベーターを止め、利用者を閉じ込めていたことが12日、国土交通省などの調べで分かった。URによると、計7人が最長45分閉じ込められ、女性1人が体調不良を訴えて救急搬送された。
 国交省などによると、元社員は6月28日以降7回にわたり、緊急用の鍵を使って安全装置を操作するなどしてUR住宅のエレベーターを非常停止させた。操作はエレベーターに人が乗ったのを確認して行っていた。
 今月2日、茨城県のホテルで自分が乗るエレベーターを止め、「閉じ込められた。シンドラーを呼べ」などとホテルに電話。不審な点があったためシンドラー社が調査し発覚した。同社は5日付で懲戒解雇した。
 国交省によると、元社員はシンドラー社の調査に「会社とトラブルがあり困らせようと思った」などと話した。同社は6月中旬、元社員を降格していたという。
 国交省は同社に対し、月内に元社員が担当したエレベーターの緊急点検や再発防止策を報告するよう指示した。URは刑事告訴も検討している。
 シンドラーエレベータは「利用客や関係者に心配をかけ、おわびする。コンプライアンスを徹底する」としている。

産経ニュース 2015.8.12 21:19
【シンドラー】シンドラー社、相次ぐトラブル 国交省「社としても監督責任ある」
 シンドラーエレベータ製のエレベーターをめぐっては、近年トラブルが相次ぎ、過去には死亡事故も発生している。国土交通省は「今回の件は犯罪行為であり信じられない。社としても監督責任がある」と厳しい姿勢を見せている。
 同社製エレベーターをめぐっては、東京都港区のマンションで平成18年、エレベーターの扉が開いたまま上昇し、高校2年の男子生徒=当時(16)=が、かごの床と外枠に挟まれて死亡した事故があった。業務上過失致死罪で点検責任者ら4人が起訴され、今年9月に判決が出る予定だ。
 24年には金沢市でも、同様の挟まれ方をした女性=当時(63)=が死亡する事故が起こり、石川県警が業務上過失致死容疑で捜査している。
 同社は「お客さまをはじめ関係各位には、大変なご心配をお掛けしましたことを心からおわび申し上げます」と謝罪した。


産経ニュース 2015.8.12 21:17
【シンドラー】警視庁、刑事告訴や相談あれば捜査へ 監禁行為などに該当か
 シンドラーエレベータの元社員がエレベーターを故意に停止させ、内部に人を閉じ込める行為を7件繰り返したとされる問題で、警視庁は東京都内で発生したケースを把握しており、刑事告訴などがあれば捜査する方針だ。
 捜査関係者によると、元社員の行為はエレベーターに乗った人を不法に閉じ込めた監禁にあたる可能性がある。一方、相次いだ閉じ込め事案の原因究明などのため、シンドラー社に対応を余儀なくさせた業務妨害に該当する可能性もある。

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