2015-10-12(Mon)

日航機と小型機ニアミス 鹿児島 重大インシデント

鹿児島空港ニアミス 国交省小型機に着陸許可してない」 小型機側は「着陸許可あった」


-----国土交通省は11日、鹿児島県霧島市の鹿児島空港の南東約5・4キロ上空で10日午後4時50分ごろ、
羽田発日航651便ボーイング767と新日本航空(同市)の小型プロペラ機が、ともに着陸しようとして異常接近(ニアミス)したと発表した。

日航機の乗客乗員250人と試験飛行中だった小型機の乗員2人にけがはなかった。
小型機日航機の進路を妨げるような形になり、日航機の航空機衝突防止装置(TCAS)が作動した。

双方の距離は不明という。国交省は事故につながりかねない重大インシデントと認定。
運輸安全委員会は原因調査を始め、12日に調査官3人を現地派遣。(西日本新聞)


-----鹿児島県霧島市の鹿児島空港付近で10日に発生した日航機と新日本航空の小型プロペラ機の異常接近(ニアミス)で、
国土交通省は12日、管制官が小型機に着陸許可を出していなかったことを明らかにした。

小型機日航機に先行していた全日空機に続いて着陸するよう管制官から指示を受けたと勘違いし、
日航機の前に割り込んだ可能性があるという。

新日本航空は同日、取材に対し「(小型機への)管制の着陸許可はあった」と改めて主張した。(産経ニュース)




以下引用

NHK 10月12日 18時49分
異常接近 着陸許可の認識に食い違い
10日、鹿児島空港でともに着陸しようとしていた日本航空と新日本航空の旅客機が異常に接近したトラブルで、着陸許可を巡り、新日本航空のパイロットと空港の管制官の認識に食い違いがあることが分かり、国の運輸安全委員会が、当時の状況を調べています。
 10日、鹿児島空港でともに着陸しようとしていた日本航空のジェット機と新日本航空のプロペラ機が異常に接近したトラブルで、国の運輸安全委員会は12日から現地で調査を始めました。
 このトラブルで、着陸許可を巡り新日本航空のパイロットと空港の管制官の認識に食い違いがあることが、国土交通省や航空各社への取材で分かりました。このうち、新日本航空のパイロットは、当時、見えていたのは日本航空の旅客機ではなく、それより先に着陸しようとしていた全日空機で、管制官から「その航空機に続け」と指示されたため全日空機に続こうと着陸コースに向かい、着陸許可も受けたと話しているということです。
 一方、国土交通省は「その航空機に続け」は「日本航空の旅客機に続け」という意味で指示していて、この指示の前、新日本航空のパイロットに対し、日本航空の旅客機が着陸しようとしているという情報を伝えているため、問題のない伝え方だったと説明しています。また、新日本航空に対する着陸許可は出していないとしています。このため運輸安全委員会が、当時の状況を調べています。
当時の着陸機3機の飛行状況は
国土交通省や航空各社への取材から、当時の状況が次第に明らかになってきました。トラブルが起きた午後4時50分ごろ、鹿児島空港の手前には、合わせて3機が飛行していました。着陸直前の全日空のプロペラ機、着陸のため、およそ5.4キロ手前を高度およそ300メートルで飛行中の日本航空の旅客機、さらに、着陸コースに入ろうと、およそ1.5キロ手前を300メートル以下の高度で飛んでいた新日本航空のプロペラ機です。
 このうち日本航空の旅客機の操縦室で衝突防止装置が作動しました。日本航空のパイロットは高度を上げながら左に旋回して着陸をやり直し、午後5時6分、無事、鹿児島空港に到着しました。日本航空のパイロットは、新日本航空のプロペラ機が左下に見えたあと、衝突防止装置が作動したと話しているということです。
 一方、新日本航空のプロペラ機は、管制官から着陸のやり直しを指示されたため、上昇しながら左に旋回し、午後5時1分、無事、着陸しました。新日本航空のパイロットは、全日空機は見えていたものの、日本航空の旅客機が見えたのは、着陸やり直し後の上昇中だったと話しているということです。また、全日空機も、無事、着陸しています。
着陸機巡るトラブル相次ぐ
国内では、着陸機を巡る事故につながりかねない重大なトラブルが、このところ相次いでいます。このうちことし6月には、那覇空港で自衛隊のヘリコプターが許可なく滑走路を横切ったため離陸を中止した旅客機の後ろに別の旅客機が着陸するトラブルが起きました。また、ことし4月には、徳島空港で自衛隊の管制ミスから、旅客機が滑走路上の車両を避けて着陸をやり直すトラブルが起きています。
調査官「何が悪かったのか原因明らかに」
12日の調査を終えて運輸安全委員会の中城逸郎航空事故調査官は、「きょうの調査では航空管制官から当時の状況について話を聞いたほか、交信状況の音声を入手した。入手した情報と聞いた話を照らし合わせたうえで、実際の状況がどうだったのか調べていく必要がある。再発防止のために誰が悪かったのかという犯人捜しではなく、何が悪かったのかという原因を明らかにしたい」と話していました。


産経ニュース 2015.10.12 19:45
鹿児島空港ニアミス 国交省小型機に着陸許可してない」 小型機側は「着陸許可あった」
 鹿児島県霧島市の鹿児島空港付近で10日に発生した日航機と新日本航空の小型プロペラ機の異常接近(ニアミス)で、国土交通省は12日、管制官が小型機に着陸許可を出していなかったことを明らかにした。小型機日航機に先行していた全日空機に続いて着陸するよう管制官から指示を受けたと勘違いし、日航機の前に割り込んだ可能性があるという。新日本航空は同日、取材に対し「(小型機への)管制の着陸許可はあった」と改めて主張した。
 国交省が行った管制官の交信記録などの調査によると、管制官は全日空機、日航機小型機の順に着陸させようと考え、10日午後4時49分ごろ、小型機に先行する日航機の型式(ボーイング767)と位置を教えた後、同50分ごろに全日空機と日航機に相次いで着陸許可を出した。同52分ごろに小型機が「(先行機を)確認した」と報告したことから管制官は「(先行機に)続くように」と指示したところ、小型機が日航機の進路に進入したという。
 国交省ニアミス発生前の状況について「管制官から小型機への着陸許可は確認されていない。小型機が日航機に先行して着陸した全日空機に後続するよう管制指示を受けたと認識した可能性がある」と説明した上で、管制官の対応に問題はなかったとの認識を示した。
 全日空機は双発プロペラ機で、ジェット機の日航機とは大きさや形が異なる。新日本航空は12日、産経新聞の電話取材に応じ「(両機の)見間違いはしていない。管制官から日航機の話は聞いておらず、(全日空機に)続いて着陸するよう許可があった」と話した。
 ニアミスは10日午後4時50分ごろ、同空港の南東約5・4キロ付近の300メートル上空で日航機と小型機が同時に着陸しようとして発生。日航機の乗客乗員250人と試験飛行中だった小型機の乗員2人にけがはなかった。
 運輸安全委員会は12日、調査官3人を現地に派遣。同空港の関係者から聞き取り調査を実施し、原因を調べる予定。国交省は事故につながりかねない重大インシデントに認定している。

朝日新聞 2015年10月12日19時04分
管制官・小型機側、食い違う認識 鹿児島空港のニアミス
 鹿児島空港(鹿児島県霧島市)上空で10日、日本航空機と小型機が同時に着陸しようとしてニアミスしたトラブルで、管制官は日航機に続いて着陸態勢に入るよう小型機に指示したのに対し、小型機側は「日航機の直前に着陸した全日本空輸機に続くよう指示を受けた」と認識し、着陸を試みたことが12日、国土交通省と小型機を運航していた新日本航空(同市)への取材でわかった。
• 前方に小型機、日航機が着陸やり直し 鹿児島空港
 国の運輸安全委員会は同日、鹿児島空港に航空事故調査官3人を派遣し、管制官から聞き取り調査を行った。今後、操縦士らへの聞き取りや、交信の音声記録を解析し、当時のやりとりを詳しく調べる。
 国交省によると、10日午後5時前、鹿児島空港に着陸しようとした羽田発の日航651便(ボーイング767型、乗客乗員250人)の進路に、左前方から新日本航空のプロペラ機が接近し、双方が着陸をやり直した。2機が最接近した距離はわかっていない。
  国交省によると、日航機の直前に、全日本空輸の旅客機が着陸しようとしており、管制官は全日空機、日航機、プロペラ機の順に着陸させようと計画。まず、プロペラ機に日航機の型式を告げた上で、その後に続いて着陸態勢に入るよう指示した。
 プロペラ機からは「了解」と返答があったが、その後、プロペラ機は全日空機が着陸したのに続いて着陸しようとし、2番目の着陸許可を得ていた日航機の進路に割って入る形になったという。
 一方で、プロペラ機の機長(62)は朝日新聞の取材に対し、「管制官からは、日航機の型式を伝えられず、『大型機の後に着陸するように』とだけ指示されたため、全日空機の後に続いた。日航機が控えていたことは知らなかった」と話した。


日本経済新聞 2015/10/12 1:30
日航機と小型機ニアミス、鹿児島空港付近 ともに着陸態勢
国土交通省は11日、鹿児島空港(鹿児島県霧島市)の南東約5.4キロ上空で10日午後4時50分ごろ、羽田発日航651便ボーイング767と新日本航空(同市)の小型プロペラ機が、ともに着陸しようとして異常接近(ニアミス)したと発表した。日航機の乗客乗員250人と試験飛行中だった小型機の乗員2人にけがはなかった。
 小型機が日航機の進路を妨げるような形になり、日航機の航空機衝突防止装置(TCAS)が作動した。双方の距離は不明という。国交省は事故につながりかねない重大インシデントと認定。運輸安全委員会は原因調査を始め、12日に調査官3人を現地派遣する。
 取材に対し、日航と新日本航空はいずれも「当該機は管制から着陸許可を得ていた」と述べた。当時の状況を知る航空関係者は「直ちに衝突するような状態ではなかったが、危険が迫っていた」と話している。
 国交省によると、日航機が滑走路のある北西に向けて高度約300メートルを降下中、前方の左下から近づいてきた新日本航空の小型機BN2Bアイランダーが同じ方向に向きを変え、進路を妨げる状況になったという。当時、日航機は着陸まで1~2分の位置だった。
 日航機はTCASが作動し、再上昇して回避、着陸をやり直して午後5時5分ごろ着いた。小型機も管制からの指示で着陸をやり直した。〔共同〕

毎日新聞 2015年10月12日 東京朝刊
航空トラブル:同時に着陸態勢ニアミス 日航機と小型機 鹿児島空港

 国土交通省は11日、鹿児島県霧島市の鹿児島空港の南東約5・4キロ上空で10日夕、日本航空機と訓練飛行中の新日本航空(同市)のプロペラ機が、ともに着陸しようとして異常接近(ニアミス)したと発表した。双方ともけが人はなかった。運輸安全委員会は重大インシデントだとして、12日に調査官3人を現地に派遣する。2機が最接近した距離は不明で、今後調べるという。
 国交省や日航によると、日航機は羽田発651便(ボーイング767、乗客乗員計250人)。10日午後4時50分ごろ、管制の許可を受けて着陸態勢に入り、高度約300メートルを降下していたところ、前方左側から新日本航空のプロペラ機(乗員2人)が割り込むように旋回し、同じ滑走路方向へ向きを変えてきたという。
 プロペラ機を確認した日航機の機長は自らの判断で再上昇して回避。約15分後に無事着陸した。衝突防止装置(TCAS)も作動して警報音が鳴ったという。プロペラ機も管制官の指示で着陸をやり直した。【内橋寿明】

朝日新聞2015年10月11日17時18分
前方に小型機、日航機が着陸やり直し 鹿児島空港
 10日午後4時50分ごろ、鹿児島空港(鹿児島県霧島市)に着陸しようとしていた羽田発の日本航空651便(ボーイング767型)が、自らの進路に近づいてくる左前方の小型機に気付いて、着陸をやり直すトラブルがあった。
 国の運輸安全委員会は11日、深刻な事故につながりかねない「重大インシデント」に認定し、航空事故調査官3人を同空港に派遣し、調査すると発表した。
 国土交通省や日航によると、日航機は管制官から滑走路への進入許可を受けて高度を下げていたが、左前方を飛行していた新日本航空(同市)のプロペラ機(ブリテン・ノーマン式)が、着陸に向けて旋回し、自らの進路に近づいてくるのが見えたため、機長の判断で上昇に転じた。
 日航機は当時、滑走路端から5・4キロ手前、高度約300メートル付近を飛行しており、空中衝突防止装置の警報が鳴ったという。プロペラ機も着陸をやり直し、午後5時ごろ着陸。10分後に日航機が着陸した。日航機には乗員10人、乗客240人が乗っていたがけがはなかった。プロペラ機には2人が乗っていたという。
 国交省によると、プロペラ機は管制官の許可を得て空港周辺に近づき、着陸態勢を整えたり、順番を待ったりするための「場周経路」と呼ばれる飛行経路を飛んでいた。プロペラ機の男性機長(62)は取材に対し、「管制塔の指示に従ったまでで、もう1人の乗務員も含め、JAL機と接近している認識はなかった。管制塔から着陸許可を得ていた」としている。
 元日航機長で航空評論家の小林宏之さんは「管制官とプロペラ機の間でどのようなやりとりがあったのかが焦点だ。ジェット機はプロペラ機より速度が速いため、日航機側はみるみるうちに距離が縮んでしまい、脅威に感じたはずだ」と話した。(中田絢子、林国広)

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