2015-11-02(Mon)

大和ハウス 防火ドアに不備  1204棟

建築基準法違反等 なぜ違反は再び起こったのか?

----国土交通省は30日、大和ハウス工業(大阪市)が建てた住宅4棟で、防火ドア・防火サッシで短いネジなどを使う建築基準法違反があったと発表した。

同社によると、ネジは国土交通相の認定品より短かったり、細かったりしたため、火災時には事前の想定より外れやすいが、同法が求める防火性能は満たしているという。(読売新聞)

----大和ハウス工業は30日、全国で施工・販売したアパートなどの賃貸用集合住宅や一戸建て住宅計1204棟で、火災発生時に延焼を防ぐための「防火ドア」などの取り付けが国土交通省の認定した方法に適合せず、建築基準法に違反していたと発表した。

第三者機関による防火試験で安全上支障はないと確認したが、無償で改修に応じる。(共同通信)

----同社については14年12月に、防火シャッター雨戸を大臣認定仕様と異なる仕様で施工したことによる、建基法違反が発覚した。その際も、13年7月から防火シャッター雨戸を新製品に順次切り替えているところだった。

施工現場で、使うネジを取り違えて動作不良を起こしたことを発端に、仕様の違いが明らかになった。今回は、施工現場の工程ではなく、工場生産ラインで起こった不適合施工だった。
 
----大和ハウス工業広報企画室の担当者は、「施工現場での対策は打っていたが、工場まで行き届いていなかった。今後は工場でも再発防止に努めたい」と話す。

再発防止策では、「防耐火認定違反再発防止委員会」を設け、商品の開発から生産、施工、品質管理までの業務フローを全て見直していく。(ケンプラッツ)





以下引用

【国交省の報道資料】より
1.概要
大和ハウス工業(株)が施工した住宅4棟において、防火ドア又は防火サッシ※1が国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、建築基準法違反等※2であることが判明しました。
・また、同社から同様の不適合施工があると報告があった1,204棟について、関係特定行政庁に認定仕様への適合性に関する調査を依頼しています。
・なお、不適合施工の仕様について性能試験等を行った結果、安全性支障がないことが確認されています。

※1 防火ドア又は防火サッシは、延焼のおそれのある部分の開口部に設置する一定の遮炎性能のある防火設備として、防火ドアメーカー又は防火サッシメーカーが国土交通大臣による構造方法等の認定を受けて製造したものを用いている。
※2 住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度を利用している住宅は、評価方法基準のうち、耐火等級(延焼のおそれのある部分(開口部))の基準に不適合となる。

*************************

大和ハウス工業(株)が施工した住宅における防火ドア・防火サッシの国土交通大臣認定への不適合施工について
平成27年10月30日
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000591.html
大和ハウス工業(株)が施工した住宅において、防火ドア又は防火サッシが国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、建築基準法違反等であることが判明しました。また、同様の不適合施工がある1,204棟について、関係特定行政庁に調査を依頼しています。
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001108222.pdf
別紙(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001108223.pdf
------------------
国土交通省住宅局建築指導課 
TEL:(03)5253-8111 (内線39564、39525)
国土交通省住宅局住宅生産課 
TEL:(03)5253-8111 (内線39453、39421)

**************************************

〔共同〕2015/10/30 21:43
大和ハウス防火ドアに不備 1204棟で
 大和ハウス工業は30日、全国で施工・販売したアパートなどの賃貸用集合住宅や一戸建て住宅計1204棟で、火災発生時に延焼を防ぐための「防火ドア」などの取り付けが国土交通省の認定した方法に適合せず、建築基準法に違反していたと発表した。第三者機関による防火試験で安全上支障はないと確認したが、無償で改修に応じる。
 不備があったのは、2013年6月~15年6月に国内5工場で生産された防火性能を持つ玄関ドアやサッシで、本州、四国の20都県の賃貸用集合住宅1193棟と一戸建て住宅11棟に取り付けられた。
 扉の枠を外壁などに固定する際、基準より短いねじや、形状が異なるねじを用いた。工場のラインを新製品に切り替える際、旧製品の部品を誤って使用するなどしたという。
 大和ハウスは14年12月、防火シャッターで今回と同様の不備を発表している。同社は30日、「厳粛に受け止め、全社を挙げて信頼の回復に努める」とコメントした。


読売新聞 2015年10月30日 19時40分
1208棟、防火ドアなどネジ不備?大和ハウス
 国土交通省は30日、大和ハウス工業(大阪市)が建てた住宅4棟で、防火ドア・防火サッシで短いネジなどを使う建築基準法違反があったと発表した。
 ほかに1204棟でも疑いがあり、同社は改修を始める。
 同社によると、ネジは国土交通相の認定品より短かったり、細かったりしたため、火災時には事前の想定より外れやすいが、同法が求める防火性能は満たしているという。
 問題のネジは、2013年6月から今年6月までに同社工場で外壁部品などに取り付けられ、20都県のアパートなど計1208棟に使われている。問い合わせは午前9時~午後6時に同社防火ドア対策室(0120・220・112)。


NHK 10月30日 17時52分
大和ハウス 防火ドアなどで本来と違うねじ
大手住宅メーカー、大和ハウス工業が製造した、アパートや住宅の防火ドアや防火サッシで長さや種類などが本来とは異なるねじが使われていたことが分かりました。防火性能には問題はないということですが、ほかにも1200棟余りで同様の施工ミスがあり、国土交通省は会社側に是正工事や再発防止の徹底などを指示しました。
国土交通省などによりますと、ことし6月、大和ハウス工業が製造し、東京都など4棟のアパートや住宅に使われた防火ドアや防火サッシで、本来よりもねじの長さや太さが足りなかったり、形状が異なったりしていたことが分かりました。
 この防火ドアや防火サッシには、国の認定を受けたねじを使うことになっていて、おととし6月に新製品に切り替えた際に、ねじの仕様も変更されましたが、工場の作業員に十分伝わらず、変更前のねじをそのまま使っていたということです。
 会社側が第三者の性能評価機関で改めて試験を行った結果、防火性能に問題はないということですが、施工ミスがあった防火ドアなどは全国で1204棟に上るということで、国土交通省は是正工事や再発防止を徹底するよう指示しました。
 大和ハウス工業では去年、防火シャッターでも同様の施工ミスが起きていて、「住宅のオーナーや入居者の皆様にご迷惑をおかけし、深くおわびいたします。工事を管理する新たな部署を設けるなど、再発防止を徹底していきたい」と話しています。


ケンプラッツ 2015/11/02
大和ハウスが防火ドアの取り付けで再び建基法違反
 国土交通省は10月30日、大和ハウス工業が施工した一部住宅の防火ドアまたは防火サッシについて、国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、建築基準法違反であることが判明したと発表した。今後同社は、該当する住宅に対して11月9日以降に文書などで報告し、改修工事を行う予定だ。
 
 (写真)不適合施工の防火ドアまたは防火サッシは、国土交通大臣認定の仕様よりも短いネジや径の小さいネジを使うなどしていた。不適合施工には5パターンあり、図はその1つ(資料:大和ハウス工業)
 同社から不適合施工の報告を受けた国交省は、特定行政庁に調査を依頼し、東京都と群馬県、静岡県で施工した賃貸住宅や戸建て住宅の計4棟について建基法違反(このうち1棟は住宅性能表示制度の基準についても不適合)であることが確認された。
 さらに同社の調査によれば、同様の不適合施工がある住宅は、賃貸住宅1193棟、戸建て住宅11棟の計1204棟に上ることが分かった。そのなかには、9棟の住宅性能評価物件が含まれる。国交省は、これらの不適合施工がある1204棟について、関係特定行政庁に認定仕様への適合性に関する調査を依頼した。
 不適合施工であると分かったのは、三和シヤッター工業やLIXILの防火ドアのほか、YKK APの防火サッシの計7種類。いずれも20分間の遮炎性能を有する防火設備として大臣認定(認定番号:EB-0865、EB-0895、EB-0927、EB-1045、EB-1069、EB-0778、EB-1277)を受けていた。不適合施工のパターンは5つあり、大臣認定仕様よりも、ネジの長さが短かったり、ネジの径が小さかったり、鉄骨下地に使うドリルネジを使ったりしていた。
 今後の改修工事では、ネジの増し打ちなどを予定しているという。また現在、大和ハウス工業は不適合施工箇所について遮炎性能試験などを行い、建基法の定める必要な性能が確保されていることを性能評価機関で確認。防火ドアまたは防火サッシのメーカーと協力し、新たに大臣認定取得を進めている。
なぜ違反は再び起こったのか?
なぜ違反は再び起こったのか?
 不適合施工が判明したのは、6月のこと。同社が茨城県龍ケ崎市に構える竜ヶ崎工場で、生産中にネジが折れたことからネジの間違いが発覚した。その後、同様の不適合施工がないかを調査したところ、竜ヶ崎工場のほか、東北工場、栃木二宮工場など計5工場で生産され、東京都(214棟)、千葉県(252棟)、埼玉県(202棟)など全国20都県にある賃貸住宅や戸建て住宅に及ぶことが分かった。

不適合施工があると調査で判明した住宅は、全国で1204棟に上った(資料:国土交通省)
 不適合施工が起こった原因について、同社の発表によれば、使用していた防火ドアや防火サッシは2013年6月から新製品に順次切り替えていたもので、ネジの仕様もそれに伴って変更を進めていた。だが、工場内で取り付け作業を行う作業員に、部品図などを渡したものの指示伝達が不十分だったので発生したという。
 同社については14年12月に、防火シャッター雨戸を大臣認定仕様と異なる仕様で施工したことによる、建基法違反が発覚した。その際も、13年7月から防火シャッター雨戸を新製品に順次切り替えているところだった。施工現場で、使うネジを取り違えて動作不良を起こしたことを発端に、仕様の違いが明らかになった。今回は、施工現場の工程ではなく、工場生産ラインで起こった不適合施工だった。
 大和ハウス工業広報企画室の担当者は、「施工現場での対策は打っていたが、工場まで行き届いていなかった。今後は工場でも再発防止に努めたい」と話す。再発防止策では、「防耐火認定違反再発防止委員会」を設け、商品の開発から生産、施工、品質管理までの業務フローを全て見直していく。
菅原 由依子 [日経アーキテクチュア]


ケンプラッツ 2014/12/18 
大和ハウスの防火シャッター建基法違反はなぜ起きたか
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20141217/687118/
本来の施工仕様と、不適合の施工仕様(資料:大和ハウス工業)
国土交通省は12月16日、大和ハウス工業が施工した住宅において、防火シャッター雨戸の施工が建築基準法違反に当たるものがあることを発表した。国土交通大臣認定と異なる仕様で、防火シャッター雨戸のガイドレール下地枠が施工されたのが理由だ。建基法違反の疑いがある住戸は1863棟に上る。


住宅新報 12月16日(火)16時33分
防火シャッター雨戸で建基法違反 大和ハが施工
国土交通省は12月16日、大和ハウス工業が施工した住宅で、防火シャッター雨戸が大臣認定仕様と異なる仕様で施工されたため、建築基準法違反であることが判明したと発表した。シャッターのガイドレール下地枠を躯体に固定するねじの寸法が、本来直径4×60ミリ以上でなければならなかったのが、メーカー指定のネジ以外のネジ(直径4×25ミリなど)で固定されていたもの。
同社から国土交通省に仕様に適合しない疑いがあるとして報告があり、東京都、千葉県、神奈川県などの住宅9棟において基準不適合が判明、この他1863棟についても疑いがあるとして、現在調査中。なお、これらの防火シャッター雨戸について、遮炎性能試験を行った結果、必要な性能が確保されており、安全上支障はない。
相談窓口は、大和ハウス工業シャッター雨戸対策室、電話0120(373)712。

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