2015-12-21(Mon)

JR北海道 レール検査データ改ざん 書類送検へ 

鉄道事業法違反(虚偽報告、検査妨害) 運輸安全委員会設置法違反(虚偽報告) 業務上過失往来危険容疑

----2013年9月に起きた北海道七飯(ななえ)町のJR函館線大沼駅での貨物列車脱線事故を巡り、
北海道警は22日にも、改ざんしたレール検査記録を国に提出したとして、

法人としてのJR北海道と本社幹部ら20人前後を
鉄道事業法違反(虚偽報告、検査妨害)と運輸安全委員会設置法違反(虚偽報告)の疑いで札幌地検に書類送検する。

両法の適用は全国で初めて。
 
また、脱線につながるレールの異常を放置したとして、当時の保線担当者を業務上過失往来危険容疑で書類送検する。
(毎日新聞)

----事故は13年9月19日午後6時すぎ、JR函館線の大沼駅構内で発生。JR貨物の貨物列車(18両)の6~9両目が脱線した。
 
社内調査などでは、事故現場は約3カ月前に函館保線所大沼保線管理室が定期検査を行ったが、
保線担当者らはレール幅の広がりが最大39ミリ(整備基準値19ミリ)だったのを把握しながら補修を怠っていたことが判明。

検査データも改ざんされ、国土交通省運輸安全委員会に報告された。
 
捜査関係者によると、同管理室の担当者らはレール幅の広がりを放置していたことを隠そうと、
事故直後に検査データを最大39ミリから25ミリに改ざん。

またレールは右方向に最大70ミリずれていたが、本社工務部への報告が2度突き返され、
そのたびに改ざんし、ずれ幅を小さくしていた。

ずれ幅のデータは、改ざん前と後のデータが本社側にファクスで送られていたという。
(朝日新聞)




以下引用

朝日新聞 2015年12月20日09時12分
JR北、現場報告突き返す 本社も検査データ改ざん把握
 北海道七飯(ななえ)町のJR函館線で2013年9月、貨物列車が脱線し、レールのゆがみを示す検査データが改ざんされた事件で、一部のデータはJR北海道の保線担当者らが本社側とやりとりするなかで2回改ざんされていたことが、捜査関係者への取材でわかった。
 道警は22日にも、JR北海道工務部の幹部ら社員と元社員の約20人と、法人としての同社を鉄道事業法違反(虚偽報告、検査妨害)などの疑いで札幌地検に書類送検する方針。また、レールの異常を放置したことが事故につながったとして、業務上過失往来危険容疑で当時の保線担当の現場責任者を函館地検に書類送検するとみられる。
 事故は13年9月19日午後6時すぎ、JR函館線の大沼駅構内で発生。JR貨物の貨物列車(18両)の6~9両目が脱線した。
 社内調査などでは、事故現場は約3カ月前に函館保線所大沼保線管理室が定期検査を行ったが、保線担当者らはレール幅の広がりが最大39ミリ(整備基準値19ミリ)だったのを把握しながら補修を怠っていたことが判明。検査データも改ざんされ、国土交通省運輸安全委員会に報告された。
 捜査関係者によると、同管理室の担当者らはレール幅の広がりを放置していたことを隠そうと、事故直後に検査データを最大39ミリから25ミリに改ざん。またレールは右方向に最大70ミリずれていたが、本社工務部への報告が2度突き返され、そのたびに改ざんし、ずれ幅を小さくしていた。ずれ幅のデータは、改ざん前と後のデータが本社側にファクスで送られていたという。
 道警は昨年2月にJR北海道本社などを家宅捜索し、社長や役員を含む130人以上の社員らから任意で事情聴取してきた。その結果、現場の担当社員らは、検査でレール幅などの異常を示す数値を把握しながら補修を怠っていたことを隠そうとした疑いが強まったという。
 さらに道警は、本社側もデータの改ざんを把握していたと判断。法人としてのJR北海道の責任を問う鉄道事業法違反などの両罰規定も適用する方針だ。


NHK 2015年12月18日 19時07分
レール検査データ改ざん JR北海道を書類送検
 おととし起きた貨物列車の脱線事故をきっかけに、次々と明らかになったJR北海道によるレールの検査データの改ざんについて、警察は、うそのデータを国に報告して監査を妨害したなどとして、本社の幹部を含む社員ら、およそ20人と、法人としてのJR北海道鉄道事業法違反などの疑いで週明けにも書類送検する方針を固めました。
 おととし9月、北海道七飯町のJR函館線で、18両編成の貨物列車が大沼駅を出発した直後、6両目から9両目までの4両が脱線しました。
 この事故をきっかけに線路を保守管理しているJR北海道で、補修が必要なレールの放置や検査データの改ざんが次々と明らかになり、国からの告発を受けて警察が捜査していました。
 その結果、捜査関係者によりますと、脱線現場を担当する大沼保線管理室でのデータ改ざんと、函館保線管理室で国が監査に入る前日から行われた改ざんについて、現場の担当社員が関わったうえ、本社の工務部の幹部らも改ざんを黙認していたことが分かったということです。
 警察は、うそのデータを国に報告して監査を妨害したなどとして、幹部を含む社員らおよそ20人と、法人としてのJR北海道を鉄道事業法違反などの疑いで週明けにも書類送検する方針を固めました。
 また、貨物列車の脱線事故についても、危険を認識しながら補修が必要なレールを放置したことが事故につながったとして、業務上過失往来危険の疑いで大沼保線管理室の当時の助役の書類を検察庁に送ることにしています。


北海道新聞 12/19 06:30、12/19 11:46 更新
大沼脱線、JR幹部ら22日にも書類送検 レールずれ認識
 JR函館線大沼駅(渡島管内七飯町)で2013年9月に貨物列車が脱線した事故で、JR北海道がレールの検査データを改ざんしていた問題で、同社本社工務部が事故後、現場付近のレールに整備基準値の19ミリを大幅に上回る最大70ミリのずれがあったとの報告を現場から受けながら、黙認した疑いがあることが18日、捜査関係者への取材で分かった。道警は22日にも、鉄道事業法違反などの疑いで、JR北海道と、同部幹部を含む社員ら約20人を書類送検する方針。
 捜査関係者によると、本社工務部幹部は事故直後、3カ月前の点検時に事故現場付近のレールが本来の位置から横方向に最大70ミリずれていた、との報告書を受け取っていた。だが、同部の幹部数人が現場担当者に「これは何だ。おかしい」などと指摘。その後、担当者がずれを少なく改ざんして報告書を再提出すると、そのまま国土交通省などに提出したという。

共同通信  [2015/12/19]
レールずれ検査数値の改ざん黙認 - JR函館線の貨物脱線事故
 2013年9月にJR函館線大沼駅(北海道七飯町)で起きた貨物列車脱線事故をめぐる、レール検査数値の改ざん事件で、JR北海道本社工務部の幹部ら数人が、現場付近のレールのずれが最大約70ミリに達し、整備基準値(19ミリ)を大きく超えていたのを認識しながら、虚偽報告を黙認した疑いがあることが18日、捜査関係者への取材で分かった。
 北海道警は週明け22日にも、この数人を含む社員ら20人前後と法人としての同社を、鉄道事業法違反運輸安全委員会設置法違反の疑いで書類送検する。脱線事故についても、業務上過失往来危険容疑で現場の保線担当者を書類送検する。

時事通信(2015/12/19-00:43)
JR北社員ら書類送検へ=函館線脱線、データ改ざん-北海道警
 2013年9月、JR函館線で貨物列車が脱線し、レールの検査データが改ざんされた事件で、JR北海道の当時の保線担当社員らがレール補修を怠ったことが事故につながった疑いが強まったなどとして、道警が18日までに、業務上過失往来危険と鉄道事業法違反(虚偽報告)などの容疑で、複数の社員と法人としての同社を近く書類送検する方針を固めたことが、捜査関係者の話で分かった。
 国は14年2月、事故後にレールの検査データを改ざんして虚偽報告したとして、同法違反などの容疑で容疑者不詳のまま道警に刑事告発。道警は同月にJR北の本社など関係先を家宅捜索し、社員らを事情聴取するなど捜査を進めていた。

毎日新聞2015年12月19日 10時43分
JR北:書類送検へ 検査記録改ざん、事業法違反容疑
 2013年9月に起きた北海道七飯(ななえ)町のJR函館線大沼駅での貨物列車脱線事故を巡り、北海道警は22日にも、改ざんしたレール検査記録を国に提出したとして、法人としてのJR北海道と本社幹部ら20人前後を鉄道事業法違反(虚偽報告、検査妨害)と運輸安全委員会設置法違反(虚偽報告)の疑いで札幌地検に書類送検する。両法の適用は全国で初めて。
 また、脱線につながるレールの異常を放置したとして、当時の保線担当者を業務上過失往来危険容疑で書類送検する。
 捜査関係者によると、大沼保線管理室と上部組織に当たる函館保線所の社員らは脱線事故後、直近の検査で39ミリだったレール幅の広がりを隠そうと25ミリに狭めて改ざん。国土交通省運輸安全委員会に虚偽記録を提出し、検査や調査を妨害したとされる。また、函館保線管理室では国交省の特別保安監査が入ることを知り、検査記録を改ざんしたとされる。
 道警は、保線現場を統括する本社工務部幹部らも検査記録の改ざんを認識していたと判断した模様だ。
 JR北の社内調査などによると、改ざんは全44保線部署中33部署に及んでおり、大沼保線管理室の保線担当社員を解雇するなど計75人を処分している。事故現場付近では少なくとも事故前3年間にわたってレール幅を補修した記録がなく、関与した社員らは「レールの異常放置を隠しておきたかった」などと改ざんを認めているという。【袴田貴行、日下部元美、安達恒太郎】

読売新聞 2015年12月19日(土)8時30分
レールデータ改ざん、JR北海道など書類送検へ
 JR函館線大沼駅(北海道七飯町)で2013年9月に貨物列車が脱線した事故を巡り、レール計測データを改ざんしたなどとして、北海道警は、法人としてのJR北海道と、保線業務を担当する本社工務部幹部を含む社員ら約20人を、鉄道事業法違反(検査妨害など)と運輸安全委員会設置法違反(虚偽報告)の両容疑で書類送検する方針を固めた。
 22日に書類送検する方向で札幌地検と最終調整している。
 捜査関係者によると、社員ら約20人は、貨物列車の脱線事故後、レール幅の広がりを示すデータと、左右のレールのゆがみを示すデータを、実際より少ない数値に改ざん。さらに、国土交通省の特別保安監査の前日にも保線記録を改ざんし、国交省の監査を妨害するなどした疑いが持たれている。


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