2016-03-24(Thu)

リニア中央新幹線 岐阜県駅 周辺整備35.7億円

リニア工事、大井川に影響は 地下水脈断ち切る懸念  山梨の実験線沿線では水枯れ

-----JR東海が進めるリニア中央新幹線のトンネル工事に絡み、静岡県中部の大井川の流量減少が懸念されている。南アルプスの地下を走る水脈を断ち切り、川に集まる水の流れを変えてしまうのではないか。地下の状態を事前に把握するのは難しく、地元では不安がくすぶっている。

-----地元の懸念を深める一因となったのが、山梨県のリニア実験線の沿線で起きた水枯れ。鉄道建設・運輸施設整備支援機構などによると、2008年にトンネル工事が始まった後、同県の笛吹市や大月市で川の水が減ったり井戸が干上がったりした。「トンネルに地下水が流れ込んで沢や井戸の水位が下がった」(同機構)とみられている。
(日本経済新聞)

-----岐阜県内の自治体の首長や経済団体の代表らでつくる「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会」の基盤整備部会は22日、中津川市に建設されるリニア岐阜県駅周辺整備概略設計をまとめた。駅の南北に設ける駅前広場の面積を計約1万2000平方メートル、周辺整備の概算費用を計35億7000万円とした。今後、県や市、JR東海などが事業主体や費用負担を協議する。
(岐阜新聞)




以下引用

日本経済新聞 2016/3/21 1:41
リニア工事、大井川に影響は 地下水脈断ち切る懸念
山梨の実験線沿線では水枯れ
 JR東海が進めるリニア中央新幹線のトンネル工事に絡み、静岡県中部の大井川の流量減少が懸念されている。南アルプスの地下を走る水脈を断ち切り、川に集まる水の流れを変えてしまうのではないか。地下の状態を事前に把握するのは難しく、地元では不安がくすぶっている。
 昨年12月に始まった「南アルプストンネル」の工事は、山梨、静岡、長野にまたがる南アルプスの地下を長さ約25キロメートルにわたって掘り進む。
 工事の最大の障害とされるのが、地表から染み込んだ雨水や雪解け水を集めて走る地下の水脈。和田秀樹・静岡大名誉教授(地球化学)は「南アルプスの地質構造は複雑で、水がどこでどれだけ出るかは掘らないと分からない」と指摘する。
 南アルプスの間ノ岳を源流とし駿河湾に注ぐ大井川について、JR東海は、地下の水がトンネル内に染み出すなどして流量が最大で毎秒2トン(17%)減ると予測。ただ「あくまでも試算にすぎず確実な数字ではない」(和田名誉教授)という。
 大井川の水系には14の大型水力発電所があるほか、流域の7市約60万人の飲料水の源となっており、下流一帯には酒造場や飲料工場、製薬工場など豊かな水が欠かせない施設が集まる。
 大井川下流に近い焼津市の養鰻(ようまん)業「共水」は、地下から湧き出る川の伏流水をウナギの養殖池に利用。片岡征哉社長(51)は「50年以上、川の恵みで商売してきた。水が減るようなことがあれば立ちゆかない」と眉を寄せる。
 地元の懸念を深める一因となったのが、山梨県のリニア実験線の沿線で起きた水枯れ。鉄道建設・運輸施設整備支援機構などによると、2008年にトンネル工事が始まった後、同県の笛吹市や大月市で川の水が減ったり井戸が干上がったりした。「トンネルに地下水が流れ込んで沢や井戸の水位が下がった」(同機構)とみられている。
 大井川への影響を低減するため、JR東海は河川やトンネル、地盤の専門家を集めた検討委員会を設置。流れ出た地下水を導水路やポンプを使って大井川に戻す対策を示し、「中下流域への影響は避けられる」と説明している。
 だが「温度や成分が異なる地下水を川に戻すと水質が変わらないか」「上流は水が減って動植物に影響が出る」などと不安の声は消えていない。
 水量が豊富で、江戸時代には東海道の難所として「越すに越されぬ」とうたわれた大井川だが、1960年ごろからダムや発電所の取水で流量が減少。自治体が電力会社と交渉を重ねて流量を確保してきた経緯がある。
 静岡県生活環境課の市川加代子課長は「大井川は流域の日常生活や生産活動の基盤」と強調。「影響を最小限にとどめるため、工事はデータを集めながら慎重に進め、速やかに情報を共有してほしい」と求めている。
 ▼リニア中央新幹線 JR東海が整備を進める新幹線で、最高時速500キロメートルの超電導磁気浮上式リニアモーターカーにより東京、名古屋、大阪を結ぶ。2014年12月に着工。品川(東京)―名古屋間は2027年の開業を目指し、45年に大阪まで延伸する計画となっている。所要時間は最速で品川―名古屋間が40分、品川―大阪間が1時間7分と試算されている。

---------------------------------

岐阜新聞 2016年03月23日09:19
周辺整備35億7000万円 リニア岐阜県駅

中央駅前広場のイメージ図
 岐阜県内の自治体の首長や経済団体の代表らでつくる「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会」の基盤整備部会は22日、中津川市に建設されるリニア岐阜県駅周辺整備概略設計をまとめた。駅の南北に設ける駅前広場の面積を計約1万2000平方メートル、周辺整備の概算費用を計35億7000万円とした。今後、県や市、JR東海などが事業主体や費用負担を協議する。
 駅南側の「中央駅前広場」は、路線バスや観光バス、タクシーの乗降場などを整備。乗り換えの利便性を重視し、面積は約8500平方メートルとした。東側に親水公園も整備する。駅北側の「北口駅前広場」は約3500平方メートルで、一般車やタクシーの乗降場を設ける。
 近くにあるJR美乃坂本駅は橋上駅舎にして、リニア駅の2階部分と全長約110メートルの連絡通路で結ぶ。
 概算費用は、中央駅前広場が5億5000万円、北口駅前広場が3億2000万円、連絡通路が6億円、親水公園が3000万円、高架下のレンタカー乗降場が3000万円、美乃坂本駅橋上駅舎・南北通路が20億円など。
 このほか、観光案内や物産販売を行う「にぎわい創出施設」を、中央駅前広場の西側に整備することを検討している。
 同部会は、昨年3月に駅周辺整備基本計画を作成。計画に沿って下部組織のリニア県駅周辺整備協議会で概略設計を協議し、この日の会合で承認した。

中日新聞 2016年3月23日
岐阜:リニア駅周辺の概略を承認 県部会、設計や費用公表
リニア県駅の中央駅前広場のイメージ図。右側が県駅。左側の渡線橋になったのがJR美乃坂本駅

 県リニア中央新幹線活用戦略研究会の基盤整備部会が二十二日、中津川市栄町のにぎわいプラザで開かれた。同市千旦林に建設される県駅の中央駅前広場など、周辺施設の機能や役割を具体化した概略設計と、計三十五億五千万円の概算費用が承認された。今後、関係機関で事業主体や費用負担を協議していく。
 部会には県内のリニア沿線市町村や県の関係者、有識者らが出席。概略設計は部会の下部組織で、有識者や中津川、恵那両市の関係者で組織する協議会が本年度に三回話し合った内容が反映された。
 県駅南側の中央駅前広場は約八千五百平方メートル。公共交通を優先してバスやタクシーの乗降場や駐車場を配置する。費用は五億五千万円。北口駅前広場は三千五百平方メートルで一般車など私的交通を重視したコンパクトな設計。費用は三億二千万円。
 JR美乃坂本駅舎は県駅との接続やバリアフリーに配慮して駅舎を橋上化。両駅間を結ぶ百十メートルの連絡通路は恵那山の眺望を楽しめる配置になる。費用は二十六億円。
 また、県駅周辺のにぎわい創出のため、今後、千四百平方メートルの敷地に四階建ての施設を検討する。約三十五億の費用とは別に二十五億円を見込む。
 県駅周辺整備の概略を示す設計平面図や中央駅前広場のイメージ図も公開されたが、JRなどとの協議により変更の可能性もあるという。
 部会では、県都市公園整備局の足達正明局長が「リニアはいよいよ各論に入る。沿線住民、JR東海、県、市町が足並みをそろえて整備を進めていきたい」とあいさつした。
(星野恵一)

毎日新聞2016年3月23日 地方版
リニア中央新幹線
中津川整備 在来駅橋上化で乗り換え便利に /岐阜
 中津川市に建設予定のリニア中央新幹線中間駅周辺の整備について、県や市町村などでつくる研究会は22日、JR中央線との乗り換えを便利にするため、近くにあるJR美乃坂本駅を橋上駅舎にし、リニア駅の2階部分と連絡通路でつなげる案をまとめた。
 案によると、連絡通路は全長約110メートル。二つの駅の間にはバスとタクシーの乗降場を設け、鉄道以外の公共交通との接続も便利にする。観光案内や物産を販売する「にぎわい創出施設」も検討している。にぎわい創出施設を除く概算費用は35億7000万円で、今後、中津川市やJR東海などが事業主体や費用負担の詳細を協議する。

読売新聞 2016年03月23日
リニア駅前広場に親水公園

リニア県駅周辺のイメージ図(県提供)
 県や沿線市町などで作る県リニア中央新幹線活用戦略研究会の基盤整備部会(部会長・竹内伝史岐阜大名誉教授)は22日、中津川市のJR美乃坂本駅付近に建設されるリニア岐阜県駅周辺の整備概略設計をまとめ、イメージ図を公表した。
 それによると、リニア県駅と美乃坂本駅の間に設ける中央駅前広場は、約8500平方メートル。公共交通の利便性を優先し、バス12台を止められる駐車場やロータリーなどを整備する。また、「清流の国ぎふ」を体感できるよう、親水公園(約1500平方メートル)も設ける。
 リニア県駅北側の北口駅前広場は約3500平方メートルで、タクシー乗降場や一般車12台の乗降場を作る。さらに、平屋の美乃坂本駅を橋上駅に改修し、両駅舎を結ぶ連絡通路を作るなど、周辺の計約1万8500平方メートルを、約35億7000万円かけて整備する。
 このほか、来訪者や地域住民が利用できる4階建てのにぎわい創出施設を整備するスペース(約1400平方メートル)も確保。具体的な整備内容は今後、検討するとしている。
 中津川市の青山節児市長は「広域交通機関としての機能が備えられている」と感想を述べた。


産経ニュース 2016.3.23 10:40
36億円かけ…これが岐阜リニア駅 在来駅を橋上化で直結
岐阜県中津川市に建設予定のリニア中央新幹線中間駅(右)周辺のイメージ図(同県提供)
 岐阜県中津川市に建設予定のリニア中央新幹線中間駅周辺の整備について、県や市町村などでつくる研究会は22日、JR中央線との乗り換えを便利にするため、近くにあるJR美乃坂本駅を橋上駅舎にし、リニア駅の2階部分と連絡通路でつなげる案をまとめた。
 案によると、連絡通路は全長約110メートル。改札が2階になるため、エレベーターを設置するなどしてバリアフリー化も進める。
 二つの駅の間にはバスとタクシーの乗降場を設け、鉄道以外の公共交通との接続も便利にする。観光案内や物産を販売する「にぎわい創出施設」も検討している。
 にぎわい創出施設を除く概算費用は35億7千万円で、今後、中津川市やJR東海などが事業主体や費用負担の詳細を協議する。

//////////////////////////////////////////////////////////////

関連記事

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

tag : リニア中央新幹線 岐阜県駅 周辺整備

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

ajimu-ra

Author:ajimu-ra

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ(タブ)
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブログランキング
↓↓クリックお願いします↓↓

FC2Blog Ranking

ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア
blogram投票ボタン