2016-03-25(Fri)

山陽道トンネル事故 過労運転が常態化

運送会社 運転者の乗務時間基準に複数の違反/居眠り運転認める供述 運転手

運送会社を書類送検へ 厚労省
----広島県の山陽自動車道のトンネル追突事故で、厚生労働省は、逮捕されたトラック運転手が勤める埼玉県の運送会社が長時間労働をさせていたなどとして、書類送検する方針を固めた。
(日テレnews24)

山陽道トンネル事故、運転者の乗務時間基準に複数の違反…石井国交相
----石井啓一国土交通相は3月22日の閣議後会見で、山陽道のトンネル火災事故で追突したトラックを運行していた運送会社について、事故を起こした運転者の乗務時間等基準に複数の違反があったことを明らかにした。
(レスポンス)

過労運転常態化か 山陽道事故、運転手の会社
----広島県の山陽自動車道トンネル多重事故で、国土交通省は23日までに、皆見成導容疑者(33)=自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕=が勤務する運送会社「ゴーイチマルエキスライン」(埼玉県川口市)への特別監査の結果、皆見容疑者を含む14人の運転手が2月と3月に複数回、基準を上回る時間の連続運転をしていたと明らかにした。
 国交省は、同社で長距離の過労運転常態化していた可能性があるとみて調べている。同省の担当者は「早く目的地に着いて休むため、休憩を取らずに連続運転していたようだ」と話している。
(日本経済新聞)

山陽道事故 運送会社を安全管理不十分で処分へ
----広島県の山陽自動車道のトンネルで、車の列にトラックが突っ込み2人が死亡した事故で、逮捕された運転手は、今月までの複数の乗務で過労状態で運転していたことが国土交通省の監査で分かりました。国土交通省は、安全管理が不十分だったため、運転手が過労運転を繰り返していたなどとして、会社を処分する方針です。
(NHK)

3月にも過労運転山陽道事故のトラック運転手—国交省
 広島県東広島市の山陽自動車道トンネルで2人が死亡、多数が負傷した事故で、国土交通省は22日、逮捕されたトラック運転手皆見成導容疑者(33)が勤務する運送会社を監査した結果、同容疑者が3月中にも過労状態で複数回運転していたのを確認したと発表した。
(時事通信)

居眠り運転認める供述 山陽道事故、逮捕の運転手
 山陽自動車道トンネル多重事故で、逮捕された皆見成導容疑者(33)が「事故直前、寝ていた」と供述し、トラックで渋滞の列に突っ込んだ際に居眠り運転をしていたと認めていることが23日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると「仕事がつらかった」とも話しているという。
(日本経済新聞)




以下引用

日本経済新聞 2016/3/23 23:38
国交省、自動車事故調に調査要請 山陽道トンネル事故
 広島県の山陽自動車道トンネル多重事故で国土交通省は23日、事故を「特別重要調査対象事故」に指定し、専門家でつくる事業用自動車事故調査委員会に調査を要請した。今後、委員会が原因を調べ、同省に再発防止策を提言する。

日テレnews24 2016年3月23日 13:39
運送会社を書類送検へ 広島トンネル事故
 広島県の山陽自動車道のトンネル追突事故で、厚生労働省は、逮捕されたトラック運転手が勤める埼玉県の運送会社が長時間労働をさせていたなどとして、書類送検する方針を固めた。
 この事故では、トンネル内で、渋滞で止まっていた車の列にトラックが追突して2人が死亡し、トラックの運転手の男が過失運転致死の疑いで逮捕されている。厚生労働省は、この運転手が勤める埼玉県の運送会社「ゴーイチマルエキスライン」に今月18日、調査に入り、逮捕された運転手を含む従業員の勤務実態などを調べていた。その結果、長時間労働などの疑いが強まったため、刑事処分に向けた捜査に切り替えたという。
 今後、さらに会社側の聞き取りを行い、労働基準法違反などの疑いで会社を書類送検する方針。


日本経済新聞 2016/3/23 13:19
過労運転常態化か 山陽道事故、運転手の会社
 広島県の山陽自動車道トンネル多重事故で、国土交通省は23日までに、皆見成導容疑者(33)=自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕=が勤務する運送会社「ゴーイチマルエキスライン」(埼玉県川口市)への特別監査の結果、皆見容疑者を含む14人の運転手が2月と3月に複数回、基準を上回る時間の連続運転をしていたと明らかにした。
 国交省は、同社で長距離の過労運転常態化していた可能性があるとみて調べている。同省の担当者は「早く目的地に着いて休むため、休憩を取らずに連続運転していたようだ」と話している。
 また同省は、皆見容疑者が遠隔地で乗務を始める際、本来は電話で会社の運行管理者に点呼連絡をしなければいけないのに、連絡しないまま乗務を始めていたことが過去に複数回あったとも明らかにした。
 同社の運転手42人全員が、乗務後のアルコールチェックをしていなかったほか、健康診断を受けていない運転手がいることも分かったという。
 特別監査は22日で終了、今後は必要に応じて立ち入り監査などを検討するという。
 また、広島県警は23日までに、トラックなどの事故車両と同じ車種を用意し、今後、トンネル内の現場に配置して事故の再現実験をすることを明らかにした。〔共同〕


レスポンス 2016年3月23日(水) 09時00分
山陽道トンネル事故、運転者の乗務時間基準に複数の違反…石井国交相
石井啓一国土交通相は3月22日の閣議後会見で、山陽道のトンネル火災事故で追突したトラックを運行していた運送会社について、事故を起こした運転者の乗務時間等基準に複数の違反があったことを明らかにした。
 運送会社は、埼玉県川口市に本社を置くゴーイチマルエキスライン。国土交通省は事故翌日の18日に同社に対し特別監査を行っていた。
 監査結果について石井国交相は「事故を起こした運転者に関し、乗務時間等に関する基準に複数の違反があったほか、雇い入れ時の健康診断を受診させておらず、初任時の適性診断も受診させていなかった」ことを明らかにした。
 国交相は「本日にも追加の特別監査を行い、事実確認を進めるとともに、判明した法令違反について厳正に処分を行うなど、再発防止を徹底していく」と述べるとともに、「事故の重大性を踏まえ、全日本トラック協会を通じて、全国のトラック事業者に対し、安全運行の徹底を指示した」と述べた。《レスポンス編集部》


NHK 3月23日 4時51分
山陽道事故 運送会社を安全管理不十分で処分へ
 広島県の山陽自動車道のトンネルで、車の列にトラックが突っ込み2人が死亡した事故で、逮捕された運転手は、今月までの複数の乗務で過労状態で運転していたことが国土交通省の監査で分かりました。国土交通省は、安全管理が不十分だったため、運転手が過労運転を繰り返していたなどとして、会社を処分する方針です。
 今回の事故を受けて、国土交通省は、事故を起こした運転手が勤務する埼玉県川口市の運送会社「ゴーイチマルエキスライン」に22日、2回目の監査を行いました。
 その結果、運転手は先月から今月にかけても、九州方面に向かう複数の乗務で、法令で定められた時間よりも運転時間が長いなど、過労状態で運転していたことが分かりました。また、本社の42人の運転手を調べたところ、先月だけで合わせて14人に過労運転が確認されたということです。
  2泊以上の宿泊を伴う乗務では、過労運転を防ぐため、休憩の場所や時間を示した運行指示書を作成するよう定められていますが、この会社では作成していなかったということです。また、会社は、逮捕された運転手を含む複数の運転手に、健康診断を受診させていなかったほか、出発前の点呼や到着後のアルコール検査も不適切だったことも分かりました。
 国土交通省は、安全管理が不十分だったため、運転手が過労運転を繰り返していたなどとして、会社を処分する方針です。

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毎日新聞2016年3月23日 地方版
山陽道トンネル事故
追突後もノーブレーキか 後部ランプに変化なし /広島
 東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」(844メートル)で2人が死亡した多重衝突事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕、送検されたトラック運転手、皆見成導(みなみなりみち)容疑者(33)について、追突後もブレーキをかけていない可能性があることが22日、捜査関係者への取材でわかった。県警は「(事故原因は)居眠り運転の可能性が高い」とみており、皆見容疑者が働く運送会社から押収した運転計画表などを調べ、無理な長距離運転などがなかったかを捜査している。【山田尚弘、石川将来】
 捜査関係者によると、最初にトラックが接触した乗用車に搭載されていたドライブレコーダーの映像から、トラックが渋滞中の車に次々と追突する際、トラックの赤い後部ランプに色の変化がなかったという。通常、ブレーキを踏めば赤い後部ランプが濃く点灯する。現場周辺には前方の乗用車を引きずった跡が数十メートルにわたり残されていたが、トラックのブレーキ痕は確認されておらず、映像からブレーキを踏んでいる形跡も見当たらないことから、捜査幹部は「衝突時に意識がはっきりしていれば本能的にブレーキをかけるはず。そうした形跡がみられないことから、居眠り運転の可能性が高い」とみている。
 国土交通省は事故発生後の18日、運送会社「ゴーイチマルエキスライン」を特別監査し、皆見容疑者に関する法令違反が4件判明した。うち1件は過労運転で、今年2月だけで複数回確認したという。
 また、皆見容疑者のものとみられるフェイスブックには、「もうクタクタっす」「休みがねえ……。休みが欲しい」などと長距離運転の疲労を訴える書き込みが相次いでいた。県警は過酷な勤務実態が事故に影響した可能性もあるとみて捜査している。
 一方、皆見容疑者は当初、「時間が欲しい」などと事故の詳細を語ろうとはしなかったが、ここ数日は県警の調べにも素直に応じているという。捜査関係者によると、皆見容疑者は「事故前日(16日)の午後6時前に会社を出発し、17日午前11〜午後1時ごろに博多に着く予定だった」と説明し、「本社を出発後、高速のサービスエリアで数時間仮眠をとった」などと供述しているという。
関連団体に事故防止要望 県警
 また県警は22日、事故を受けて県トラック協会や西日本高速道路中国支社など県内32団体に、高速道路の事故防止に取り組むよう依頼文を出した。大事故に直結しやすい高速道路での渋滞時の追突などを避けるため、安全な速度と車間距離の保持▽適度な休憩をとったゆとりある運転▽全席シートベルト着用−−などを呼びかけている。25日には県や中国管区警察局などと重大事故対策会議を開き、再発防止策などを話し合うという。


日本経済新聞 2016/3/23 13:22
居眠り運転認める供述 山陽道事故、逮捕の運転手
 山陽自動車道トンネル多重事故で、逮捕された皆見成導容疑者(33)が「事故直前、寝ていた」と供述し、トラックで渋滞の列に突っ込んだ際に居眠り運転をしていたと認めていることが23日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると「仕事がつらかった」とも話しているという。
 県警によると、皆見容疑者は事故前日の16日夕に勤務先の運送会社を出発し「途中のサービスエリア(SA)で休憩し、車内で数時間寝た」と話していることも判明。
 トラックは事故で全焼し、車内に置いていた皆見容疑者の運転日報も焼失したとみられる。
 県警はSAの場所や仮眠時間などの行程の裏付けを進め、居眠り運転による前方不注意とみて詳しい事故原因を調べる。〔共同〕


産経ニュース WEST 2016.3.23 11:54
【山陽道トンネル事故
追突の逮捕運転手、居眠り認める供述…時速70~80キロで乗用車に追突か
トンネル内での多重事故で、炎を上げて燃えるトラック=17日午前7時半ごろ(提供写真)
 広島県東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」で2人が死亡した多重事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで広島県警に逮捕された運送会社社員、皆見成(なり)導(みち)容疑者(33)が、県警の調べに対し、居眠りして追突したという趣旨の供述をしていることが23日、捜査関係者への取材でわかった。
 皆見容疑者は急ブレーキをかけることなく、時速70~80キロ程度で、焼死した男性が運転していた乗用車に追突。この乗用車を押し出して軽乗用車などを次々とはじき飛ばしながら、50メートル以上先で別のトラックとこの乗用車を挟む形で停車、炎上したとみられる。
 捜査関係者によると、皆見容疑者はこれまで、「ハザードランプの点灯に気付いていた」とも供述していた。県警は、皆見容疑者が追突前に感じていた眠気の程度や、トラックが蛇行していなかったかどうかの目撃情報などを集め、詳しい経緯を調べている。
 捜査関係者や国土交通省の特別監査によると、皆見容疑者は16日午後5時45分に埼玉県川口市の勤務先を出発。17日午後1時までに福岡県に荷物を届ける予定だった。同容疑者は「途中のサービスエリアで数時間寝た」とも話しているといい、県警は勤務状況に無理がなかったかどうかについても調べている。


毎日新聞2016年3月23日 10時48分
山陽道トンネル事故
トラック運転手「寝てしまった」供述
 東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」(844メートル)で2人が死亡し71人が負傷した多重衝突事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕、送検されたトラック運転手、皆見成導(みなみ・なりみち)容疑者(33)が、事故当時「寝てしまった」と居眠り運転を認める供述をしていることが23日、捜査関係者への取材でわかった。広島県警は居眠り運転が事故の原因とみて、無理な運行日程や勤務実態がなかったかを詳しく調べる。
 事故は17日午前7時半ごろに発生。県警によると、皆見容疑者は引っ越しの荷物を運ぶため、16日午後6時前に埼玉県川口市の運送会社を出発し、17日午前11時〜午後1時ごろに福岡市内に到着する予定だった。調べに対し、皆見容疑者は「会社を出発後、サービスエリアで数時間の仮眠をとった」と話し、事故発生時は「トンネル内でうとうとし、寝てしまった」と居眠り運転を認めているという。
 皆見容疑者が働く運送会社「ゴーイチマルエキスライン」(埼玉県川口市)への国土交通省の特別監査では、過労運転など複数の法令違反が指摘された。県警は同社の家宅捜索で押収した運行記録などを分析し、皆見容疑者の事故当日の運行状況を確認するとともに、運行管理者ら会社関係者から事情を聴き、同社の業務管理にも問題がなかったか追及する。【山田尚弘、石川将来】

NHK 3月23日 11時19分
山陽道トンネル事故 逮捕の運転手「居眠りして追突」
広島県東広島市の山陽自動車道のトンネルでトラックが渋滞中の車の列に突っ込んで2人が死亡した事故で、過失運転致死の疑いで逮捕されたトラックの運転手は、調べに対して「居眠りして追突した」と供述していることが、警察への取材で分かりました。
今月17日、東広島市にある山陽自動車道の八本松トンネルの下り線で、渋滞中の車の列にトラックが突っ込み、乗用車など11台が巻き込まれて2人が死亡した事故で、警察は、トラックの運転手で埼玉県越谷市の会社員、皆見成導容疑者(33)を過失運転致死の疑いで逮捕しました。
見容疑者はこれまでの調べに対し、「事故を起こしたことは間違いありません」と供述していましたが、その後、事故当時の状況について「居眠りして追突した」と供述していることが、警察への取材で分かりました。
警察は、トラックが車の列をよけずにまっすぐ突っ込んでいることや、現場に急ブレーキの痕がなかったことなどから、当時、居眠り運転をしていたとみて詳しい状況を調べるとともに、会社の捜索で押収した資料を基に勤務実態についても捜査しています。


NHK 3月22日 12時57分
山陽道トンネル事故 きょうも運送会社を監査
 広島県の山陽自動車道のトンネルで渋滞中の車の列にトラックが突っ込み、2人が死亡した事故で、国土交通省は、トラックを運行していた運送会社が不適切な安全管理を行っていた疑いがあるとして、22日も監査に入り、詳しく調べています。
 監査が行われているのは埼玉県川口市の運送会社「ゴーイチマルエキスライン」で、22日午前10時ごろに国土交通省関東運輸局の担当者が事務所に入りました。
 この事故は、今月17日に広島県東広島市にある山陽自動車道八本松トンネルの下り線で、渋滞中の車の列にトラックが突っ込み、2人が死亡したものです。
 事故の翌日に行われた監査で、運送会社は、逮捕された運転手に入社時の健康診断や適性検査などを受けさせていなかったことが分かっています。
 また、この運転手が先月、九州に向けて複数回、乗務した際には、法令で定められたよりも運転時間が長く、過労運転の状態になっていたことが確認されるなど、少なくとも4つの法令違反が見つかりました。
 こうしたことから、国土交通省は会社でトラックの運行を巡り不適切な安全管理が行われていた疑いがあるとして、関係者から話を聞くなどしてさらに詳しく調べています。


日本経済新聞 2016/3/22 2:00
居眠り運転で追突か 容疑者のトラック、山陽道事故
 広島県東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」で2人が死亡した多重事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで逮捕された運送会社社員、皆見成導容疑者(33)が、トラックで渋滞の列に突っ込む直前、居眠り運転をしていた疑いが強いことが21日、捜査関係者への取材で分かった。県警が現場の状況などを捜査し、そうした見方が強まった。
 捜査関係者によると、脇見運転の原因の一つに考えられる携帯電話の記録を調べた結果、操作していた様子はないという。最初に追突した現場の路面にブレーキ痕がなく、直前は意識がはっきりしていなかった可能性がある。運転に影響を与えるような持病もないことから、県警は、居眠りをしていた疑いが強いとみている。
 県警は皆見容疑者から当時の運転状況を聴き、勤務先の運送会社から押収した運転日報や運行計画書などを分析。国土交通省の特別監査で2月に過労状態で運転していたことが判明しており、勤務実態も調べる。
 また、追突から停止まで100メートル以上走行したとの見方があったが、実況見分の結果、50~60メートル程度とみられることも判明。県警は今後、正確な走行距離を検証する。
 皆見容疑者のトラックは2車線のうち、走行車線の渋滞の最後尾に追突。2台目の乗用車を押し出す形で、前の車両を次々とはじき飛ばして減速し、隣の追い越し車線に曲がって右側壁にぶつかり、バウンドして停止したとみられる。
 乗用車は大破して炎上、車内から男性が遺体で見つかった。度重なる衝撃で意識を失っていたとみられ、死因はやけどによる火傷死だった。
 トラックも炎上したが、衝突による損傷はほとんどなかった。皆見容疑者は脚に打撲の軽傷を負い、自力で避難した。〔共同〕


[時事通信社]2016 年 3 月 22 日 22:00 JST 更新
3月にも過労運転=山陽道事故のトラック運転手—国交省
 広島県東広島市の山陽自動車道トンネルで2人が死亡、多数が負傷した事故で、国土交通省は22日、逮捕されたトラック運転手皆見成導容疑者(33)が勤務する運送会社を監査した結果、同容疑者が3月中にも過労状態で複数回運転していたのを確認したと発表した。
 皆見容疑者は16日夕、福岡市に向けて勤務先の「ゴーイチマルエキスライン」(埼玉県川口市)本社を出発し、17日午前に事故を起こした。国交省によると、出発前日は必要な休息を取っていたが、3月中に九州などに行った際、過労状態で運転していた。 


毎日新聞2016年3月21日 大阪朝刊
広島・山陽道トンネル事故
トラック衝突1分で炎 運転手を送検 最後尾の車載映像
 東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」で2人が死亡した多重衝突事故で広島県警は20日、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕した皆見成導(みなみなりみち)容疑者(33)を広島地検に送検した。またトンネル内にいた車のドライブレコーダーの記録から、衝突後約1分で皆見容疑者運転のトラック周辺から黒煙と炎が出始めたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。
 ドライブレコーダーは、渋滞最後尾でトラックが最初に接触した車に搭載。約2分間の映像に、トラックが渋滞中の車列に次々と追突し炎上する様子が記録されていた。
 捜査関係者によると、トラックは渋滞最後尾の車に接触した後も減速することなく、前にいた乗用車に追突。この車とトラックが2台で連なって約5秒間、4台の車を右側車線に押しのけながら追突を続け、別のトラックの後部に突っ込む形で止まった。約1分後、皆見容疑者のトラック周辺から黒煙が上がり、続いて赤い炎が見えて炎上し、徐々に黒煙がトンネル内に広がっていったという。
 県警は、皆見容疑者の2台後ろを走っていたトラックからも映像の提供を受けており、今後さらに分析を進める。【石川将来】

毎日新聞2016年3月20日 地方版
山陽道トンネル事故
東広島トンネル火災、現場ルポ 前方確認あれば、防げた事故では /広島
 東広島市の山陽道下り線「八本松トンネル」で渋滞の列にトラックが追突し2人が死亡した多重衝突事故で、トンネルがある同下り線西条IC(インターチェンジ)から志和IC間の通行止めが解除された18日、記者が事故現場付近を乗用車で走行した。トンネル出口の手前約200メートルの事故現場付近は、車5台が炎上したことにより、壁面に張られた白いタイルは黒く焦げ、はがれ落ちたと思われる箇所が幅数メートルにわたって続いていた。
 路上には事故車が爆発、炎上した際にできたと思われる黒いしみが残り、車の窓を開けると焦げ臭いにおいが鼻をついた。
 トンネルの入り口までは長い上り坂が続くため、勾配が少ないトンネルに入っても思わずアクセルを踏み続けてしまいがちだ。一方でトンネル内はわずかな左カーブになっているとはいえ、見通しは良かった。
 844メートルあるトンネルの通過時間は制限速度で走行し約1分ほど。しっかりと前方を確認してさえいれば事故は防げたのではないか−−。そんな素朴な疑問を持たざるを得なかった。【山田尚弘】


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