2016-04-09(Sat)

東京メトロ・ベビーカー事故 鉄道事業者ら緊急会議

出発時の安全確認徹底を 車掌の訓練に工夫を 
「大きな事故につながりかねない事案だった(大臣)」 


----東京メトロ九段下駅で列車がベビーカーをドアに挟んだまま発車した事故を受け、国土交通省は8日、全国の鉄道の担当者を集めて緊急会議を開き、列車出発時の安全確認を徹底することを確認した。
 
会議には、JRや私鉄など30余りの事業者の担当者約60人が出席。
乗務員の教育に当たっては、シミュレーションだけでなく、実際の車両を使って非常停止させるなどの訓練を行う方がよいといった意見が出た。
また、止まることが望ましくない区間でも、非常ボタンが押されたら停車を最優先するよう安全規定を見直した事例などの紹介があった。
(時事通信)




以下引用

半蔵門線ベビーカー事故鉄道事業者ら緊急会議
読売新聞4月9日(土)8時22分
 東京メトロ半蔵門線九段下駅(東京都千代田区)で、ドアにベビーカーを挟んだまま電車が発車したトラブルを受け、国土交通省は8日、鉄道各社の安全担当者を集めた緊急会議を開いた。
 安全装置の整備とともに、乗務員の安全教育を徹底すべきだとの意見が出た。

毎日新聞2016年4月9日 東京朝刊
東京メトロベビーカー事故 国交省が緊急会議
 東京メトロ半蔵門線九段下駅で電車がベビーカーを挟んだまま走行した事故で、国土交通省は8日、全国31の大手鉄道事業者を集めた緊急会議を開いた。発車時の安全確認や車掌の訓練を強化すべきだとの意見が出た。会議は非公開で、JR6社、全国の大手私鉄や交通局など25事業者が参加した。国交省によると、非常ボタンが押された場合に車掌が確実に非常停止させるには、シミュレーターと実車での訓練を組み合わせて技能向上を図るべきだとの指摘があった。


日本経済新聞 2016/4/8 19:19
ベビーカー挟み地下鉄発車 国交省、鉄道各社集め会議
 東京メトロ半蔵門線九段下駅(東京・千代田)で電車がベビーカーをドアに挟んだまま発車したトラブルを受け、国土交通省は8日、鉄道各社の安全担当者らを集めた会議を開いた。同省の藤田耕三鉄道局長は冒頭、「今回の事例を業界全体の課題として受け止め、乗務員教育で改善すべき点を議論してほしい」と求めた。
 同省によると、JRと私鉄計31社と、日本地下鉄協会(東京)など5団体の約60人が出席。東京メトロは走行中の車両の非常停止訓練をしていなかったが、今後取り入れていくと説明した。出席者からは「業界全体でシミュレーターと車両の双方を用いた訓練をしていくべきでは」などの意見が出た。
 今回のトラブルを受け、非常ベルが鳴った際には停止を最優先させることを内規に明記した例も報告された。会議で出た意見を踏まえ、同省は乗務員教育の見直しを各社に要請することも検討する。

レスポンス 2016年4月8日(金) 18時27分
「大きな事故につながりかねない事案だった」国交省、鉄道保安連絡会議開催
東京メトロで起きた列車のベビーカー引きずり事故を重く見た国土交通省は、緊急鉄道保安連絡会議を開催。当事者の東京メトロに加えて、JR、大手民鉄、地方自治体交通局など約36団体の担当者を集め、各社の取組みなどの意見交換を行った。
 冒頭であいさつに立った藤田耕三鉄道局長は「鉄道事業全体の共通の課題として、必要な情報共有と意見交換することが、鉄道全体の安全性の向上、同種事案の再発防止の観点から有効だと考えている」と、会議の狙いを語った。
 4日に半蔵門線九段下駅で起きたベビーカー引きずり事故は、単独乗務19日目の車掌が、6両目のドアにベビーカーを挟んだことを見落として出発合図を送ったこと。さらに非常通報ブザーで乗客から異常の知らせを受け、その後のホーム上の非常停止合図器の鳴動も知っていたが、列車を止めずに次の神保町駅まで走らせてしまった。これが「負傷者はなかったが、一歩間違えれば大きな事故につながりかねない事案だった」(藤田鉄道局長)とされた。
 地下鉄など列車のドアには、何かをドアにはさみ込んでも検知されない「すき間」がある。列車の運行を円滑に運ぶための遊びの部分だが、運行に影響を与えない状態で検知できる技術開発を、東京メトロは目指している。
 連絡会議では、車掌が異常信号に気づきながら停止させることを躊躇しているヒューマン・エラーの防止に関心が集まった。車掌は非常停止の経験がなく、警報装置が作動したときの措置について研修は受けているが、実際に列車を止めるという研修は、同社にはなかった。今後、同社は実車を使った研修も行うとした。
 開催した鉄道局では「(鉄道事業者が)新たな研修方法の着眼点を見つけたいという意識は高かった」と、開催の意義を語っている。《中島みなみ》

NHK 4月8日 17時55分
ベビーカー挟み発車 鉄道各社が訓練強化などの意見
 東京メトロ半蔵門線の九段下駅で列車がベビーカーをドアに挟んだまま発車したトラブルを受け、JRや私鉄の担当者を集めた会議が国土交通省で開かれ、各社から乗務員の訓練を強化すべきだといった意見が出されました。
 今月4日、東京メトロ半蔵門線の九段下駅で列車がベビーカーの車輪の部分をドアに挟んだまま発車し、およそ100メートル先までホームの上を引きずったものの、けが人はいませんでした。
 このトラブルを受け、国土交通省ではJR各社や私鉄各社など全国の30社余りの担当者が出席する会議が開かれました。
 このなかで、国土交通省の藤田耕三鉄道局長が「一歩間違えれば大きな事故につながる。係員の教育訓練の改善点について改めて議論し、検証してほしい」と述べました。
 続いて今後の対策について意見交換が行われ、各社からは、実際に列車を動かして訓練するなど乗務員への訓練を強化するべきだといった意見が出されました。
 国土交通省は、意見を参考に今後の対策などを検討することにしています。


朝日新聞 2016年4月9日01時32分
車掌の訓練に工夫を ベビーカー事故で鉄道各社意見交換
 東京メトロ九段下駅(東京都千代田区)で、電車がドアにベビーカーを挟んだまま出発した事故を受け、国土交通省は8日、全国の鉄道事業者らと意見交換した。事業者からは、車掌の訓練方法を工夫すべきだといった意見が出た。
 事故では、ホームの非常停止ボタンが押されたのに新人車掌が非常ブレーキをかけず、引きずられたベビーカーがホーム端の柵にぶつかり、線路に転落した。
 車掌の訓練方法については、冒頭で国交省の藤田耕三鉄道局長が「係員の教育訓練の改善について改めて議論を」と要請。鉄道事業者側から「走行中の電車を実際に非常停止させる訓練をしておらず、車掌が非常ブレーキを躊躇(ちゅうちょ)したのではないか」と指摘が出た。
 JR東日本など複数の事業者では、走行中の電車で非常停止させる訓練を採り入れており、「シミュレーターの訓練に加えて実際の車両でも行うべきだ」との声が上がった。JR西日本は今回の事故を受け、駅を発着する際に車内やホームの非常停止ボタンが押された場合は、直ちに非常ブレーキをかけるよう手順を変えると報告した。
 ドアがベビーカーを検知できなかった問題については、JR東が2002年に東京駅で起きたベビーカー引きずり事故を受けた対策を紹介した。それまでドアのセンサーは厚さ約30ミリ以上の異物しか検知できなかったが、山手線や京浜東北線などではベビーカーが挟まりやすい高さ3~30センチの範囲では約20ミリも検知できるよう精度を高めたという。
 東京メトロは厚さ約15ミリまで検知できるよう設定していたが、今回挟まった部分はさらに細かったとみられ、検知幅の見直しを検討する。(中田絢子)

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朝日新聞 2016年4月5日13時01分
ベビーカー挟み走行、国交相「1歩間違えれば大事故」
 東京メトロ半蔵門線で、ドアにベビーカーを挟んだまま電車が発車したトラブルを受け、石井啓一国土交通相は5日の会見で「一歩間違えれば大事故につながりかねない。大変遺憾だ」と述べ、同社に再発防止を指示したと明らかにした。
 午後0時半ごろ、同社の奥義光社長が石井国交相を訪れ、「列車の監視業務の重要性を再認識させるため、教育を徹底したい」などと報告した。面会後、奥社長は記者団に、「お客さまに不安を与え、おわび申し上げる。社長の私の責任で再発防止にあたっていく」と述べた。
 今回のトラブルは4日午後3時ごろ、九段下駅(東京都千代田区)で発生。ベビーカーを押した男性が乗り込もうとしたところ車両のドアが閉まり、電車はベビーカーの前輪付近を挟んだまま発車した。ベビーカーに子どもは乗っておらず、けが人はなかった。


朝日新聞 2016年4月5日20時43分
ベビーカー挟んだ電車、なぜ止まらなかった その時何が
 地下鉄の東京メトロ半蔵門線で4日、ドアにベビーカーを挟んだまま電車が出発し、ベビーカーが壊れた。幸い子どもは乗っていなかったが、大事故につながりかねなかった。なぜ止まらなかったのか。
 4日午後3時ごろ、九段下駅(東京都千代田区)。中央林間発押上行き電車(10両)の6両目に、ベビーカーを押した男性が乗り込もうとしたところでドアが閉まった。電車はベビーカーの左前輪の上の軸を挟んだまま発車。ベビーカーはホーム端の柵にぶつかり、線路に転落した。子どもは同行の女性と先に乗り込んでいて無事だった。男性はいったん乗り込んだ後、ホーム上に置いておいたベビーカーを押して再度乗車しようとしていた。一行はドアが開く前に乗車位置に並んでいたが、他の乗客が先に乗り込んだため、最初に乗った時点で発車ブザーが鳴っていた。
 最後尾の10両目にいた車掌は、乗客の乗り降りを目視で確認したが、べビーカーが挟まれているのを見落とし、発車の合図を送った。約100メートル走ったところで車内の非常通報ブザー、さらに50メートル先でホーム上の非常停止ボタンが押されたが、車掌はいずれも社内マニュアルで定められた非常ブレーキをかける操作をしなかった。
 「次の神保町駅が400メートル先と近かったので、そこで確認しようと思った」。車掌はそう話したという。昨春入社し、今年3月に車掌の研修を終え、単独での乗務は19日目。営業運行中に非常ブレーキを操作した経験はなく、広報担当者は「電車を止めるのをためらってしまったようだ」と話す。
 大手鉄道会社の担当者は「初めて非常停止させる際は緊張するが、危険があれば直ちに止めるとたたき込まれているので、とっさに体が動くはず。非常停止しなかったのは信じられない」と話す。JR東日本では山手線など首都圏の計5路線で、ホーム上の非常ボタンが押されると電車が自動停止するシステムを導入しているが、東京メトロでは「車掌が確認した上で停止させたほうが安全」との考えから連動させていないという。
 電車はドアに異物が挟まっていれば自動検知し、発車できない仕組みだ。検知する異物の幅は各社異なり、東京メトロでは厚さ15ミリ以上、JR東は20~30ミリほどの物が挟まればドアが自動で検知するよう設定。だが、今回挟まった軸は15ミリ以下とみられるという。技術的にはさらに薄い物を検知する設定にもできるが、誤検知で頻繁にドアが開く懸念があるという。
 東京メトロの奥義光社長は5日、石井啓一国土交通相を訪ね、回送中の電車で非常ブレーキをかける訓練をする▽ドアの異物検知の精度を再検討する▽ホームドアの整備を進めるなどの再発防止策を報告した。
 九段下駅で6カ月の息子をベビーカーに乗せていた主婦(25)は「ドアに何かを挟むと発車しないと思っていたので怖い」。ホームと電車の隙間が大きい駅では乗車に時間がかかることも。「迷惑をかけたくないし、慌てて事故が起きるのも怖い。急げば乗れる時も1本待っている」と話す。別の印刷会社の女性(32)は「発車のメロディーが流れてもまだ降車中の時もあり、早く乗らなきゃと焦ることが多い。車掌や駅員がちゃんと見てくれていると安心していたけど、今回の事故は本当に怖い。停車時間を長くしてでも、安全を優先してほしい」と注文する。
 駅や車内での危険な事例は後を絶たない。国交省などの調査では都市部の鉄道会社30社の大半がベビーカーの「ヒヤリ・ハット」を経験し、3割は事故が起きたと回答。「ドアに挟んだまま発車」「子どもがホームと電車の隙間に落ちた」「ホームと車両の間に車輪が挟まった」などの例が目立つという。
 2014年3月に国交省が電車やバスでベビーカーをたたまなくても良いルールを定めて以降、利用者配慮の取り組みも広がる。横浜市営地下鉄は昨年、乗り降りしやすいように駅での停車時間を5~40秒延ばした。国交省や鉄道各社は共同でチラシなどを作成し、「駆け込み乗車はしない」「必ずベビーカーのシートベルトを着用させる」といった安全利用の周知に努めている。
 ベビーカーの利用に詳しい神戸女子大の西本由紀子助手(住居学)は「鉄道会社がベビーカー利用者の安全を確保するのが大前提。ただ、利用者への風当たりはまだ強い。利用者は周囲への配慮を忘れず、周囲の乗客はベビーカーの利用者を先に乗せてあげるなど地道に相互配慮を周知していくしかない」と指摘する。(中田絢子、東郷隆、歌野清一郎)

朝日新聞 2016年4月4日21時08分
半蔵門線、ベビーカー挟んだまま発車 幸い中は空
 東京メトロは4日、半蔵門線九段下駅(東京都千代田区)で、ドアにベビーカーを挟んだまま電車を発車させ、破損させる事故があったと発表した。ベビーカーに子どもは乗っておらず、けが人はいなかった。
 同社によると、4日午後3時ごろ、中央林間発押上行き電車(10両)の6両目に、ベビーカーを押した男性が乗り込もうとしたところドアが閉まり、電車はベビーカーの前輪付近を挟んだまま発車した。ベビーカーはホーム端まで引きずられて線路に転落したが、男性が連れていた子どもは、同行の女性と車内に乗り込んだ後だったため、けがはなかった。
 最後尾の10両目にいた車掌が発車前に十分確認しなかったのが原因という。また、発車後すぐに車内の非常ボタンが押されたが、車掌は電車を緊急停止させずに運行を続けた。挟まった部分が細かったため、ドアは異常を検知できなかった。同社は「安全確認を行うよう乗務員への指導を徹底します」とコメントした。

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