2016-05-06(Fri)

羽田滑走路 液状化対策工事 施工不良 虚偽報告 

施工不良というより虚偽工事 検査で見抜けない不思議  東亜建設工業

----羽田空港滑走路の耐震強化のための地盤改良工事で、東証1部上場の東亜建設工業(東京)は6日、データを改ざんし、仕様書通り施工できたかのように国土交通省に虚偽報告していたと発表した。
 
工事は想定される最大級の地震が起きた場合、同空港C滑走路の液状化を防ぐためだった。
 
国土交通省関東地方整備局は、C滑走路について、「通常の利用は構造上、問題がないことを確認したが、安全性について監視していく」とした。
(時事通信)

施工不良の概要>
工事名:東京国際空港C滑走路地盤改良工事
受注者:東亜・鹿島・大本JV(特定建設工事共同企業体)
工 期 :平成27年5月28日~平成28年3月18日
請負金額:32億9千万円
地盤改良工法:薬液注入工法(バルーングラウト工法)=滑走路下の液状化する地層に薬液を注入することで、地下水をゲル化させ液状化を防止する
改良面積:4,500㎡ ⇒施工不良の箇所(4,500㎡)
削孔方法:削孔機による曲り削孔
削孔本数:275本(計画数量) ⇒ 231本施工したが計画個所にない=達成率0% 
改良体総数:直径2m・10450個(計画数量)⇒5,825個施工したが、すべてが直径2m未満=達成率0%
薬液注入量:約1,250万リットル(計画数量)⇒施工数量約67.7万リット=達成率5.4%

「東京国際空港C滑走路地盤改良工事」における施工不良工事の疑いについて
 ~施工不良工事であること、虚偽の報告があったことが明らかとなりました~
平成28年 05月06日 関東地方整備局港湾空港部
本文資料(PDF) [888 KB]
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000645401.pdf
********************************
東亜建設工業HP 
弊社の施工工事において施工不良の疑いが判明した件について
平成 28 年 4 月 28 日
http://pdf.irpocket.com/C1885/VuON/PNaU/aUmr.pdf








以下引用

関東地方整備局 記者発表資料
平成28年 05月06日
「東京国際空港C滑走路地盤改良工事」における施工不良工事の疑いについて
 ~施工不良工事であること、虚偽の報告があったことが明らかとなりました~
関東地方整備局港湾空港部
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/pa_00000179.html
 関東地方整備局発注の「東京国際空港C滑走路地盤改良工事」(東亜・鹿島・大本特定建設工事共同企業体、平成27年5月28日~平成28年3月18日)において、C滑走路下の地中部を対象にレベル2地震動(発生が想定される地震動のうち、最大規模の強さを有するもの)による液状化を防ぐための地盤改良工事を実施したところですが、さる4月28日、受注者から施工不良の疑いがあるとの申し出があり、直ちに事実関係を確認し、報告するよう指示した旨、記者発表を行ったところです(本文資料(PDF)別添1)。
 5月2日から5日にかけて、関東地方整備局が、該当箇所の施工を実施した東亜建設工業(株)より、事実関係について報告を受けたところ、施工不良であることを確認致しました(本文資料(PDF)別添2)。あわせて同社から発注者である関東地方整備局に対して、データを改ざんした上で、契約図書通りに施工が行われたとの虚偽の報告がなされていたことも判明致しました(本文資料(PDF)別添3)。
 関東地方整備局としては、同社に対して、まずは事実関係の更なる詳細な報告を行うこと、原因究明とともに修補計画を早期に立案すること、国土交通省が実施する調査に必要な協力を行うこと等、所要の措置を直ちに行うように指示したところです(本文資料(PDF)別添4)。
 なお、C滑走路の通常の利用については、構造上の問題がないことを確認しておりますが、念のため、今後、滑走路の安全性について監視していく所存です。
 ※本プレスに関するブリーフィングを次のとおり実施します。
  日時:平成28年5月6日(金) 17時00分~17時30分
        (受付は16時45分から行います。)
  場所:関東地方整備局 132会議室
      (〒231-8436 横浜市中区北仲通5-57 横浜第2合同庁舎 13階)
 ※ブリーフィングの際、カメラ撮影はご遠慮下さい。
別紙・参考資料
本文資料(PDF) [888 KB]
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000645401.pdf

問い合わせ先
関東地方整備局
港湾空港部
 電話045(211)7421
・港湾空港企画官 杉中洋一
・空港整備課 課長 大橋照美

----------------------------------

平成 28 年 4 月 28 日
各 位
会社名 東 亜 建 設 工 業 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 松 尾 正 臣
(コード番号 1885 東証第一部)
問合せ先 経営企画部広報室長 清水 祐治
(TEL 03-6757-3821)
弊社の施工工事において施工不良の疑いが判明した件について
弊社が代表会社を務めた国土交通省関東地方整備局発注の東京国際空港C滑走路他地盤改
良工事において、施工不良の疑いがあることが判明したため、国土交通省関東地方整備局に申
し出たところ、事実関係を確認し報告するよう指示を受けました。
関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけすることを、深くお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、当局のご指示を受けながら、適切に対応してまいる所存であります。
なお、業績への影響につきましては、現時点では不明でありますが、今後開示すべき事項が
発生した場合には、適時適切にご報告させていただきます。
以 上
http://pdf.irpocket.com/C1885/VuON/PNaU/aUmr.pdf

*******************************

NHK 5月6日 18時23分
羽田空港の滑走路 液状化防ぐ工事で虚偽の報告
東京に本社がある東亜建設工業が、去年からことしにかけて羽田空港の滑走路で、地震の際に液状化することを防ぐため地下水をゲル状にする薬剤を注入する工事を行った際、実際には必要な量に足りていなかったのに、適切に工事を完了したなどと国土交通省に報告していたことが分かりました。
データの改ざんが行われていたのは、東亜建設工業が去年5月からことし3月にかけて行った羽田空港の「C滑走路」の工事です。
6日、横浜市で会見した東亜建設工業によりますと、地震の際の液状化を防ぐため地盤に薬剤を注入して地下水をゲル状にする工事で、実際は必要な薬剤の5%しか注入していなかったほか、注入した場所が指定と違っていたのに適切に工事が完了したと国土交通省に報告していたということです。
 東亜建設工業の担当者は施工不良を事前に認識していましたが、虚偽の報告をしていたということです。
 国土交通省によりますと、滑走路の強度に直接の影響はなく、通常に使ううえで安全性に問題はないということです。
 この会社では、このほかにも国内の複数の空港で同じ工事を行っているということで、今後、施工不良などががないか調査することにしています。
東亜建設工業の松尾正臣社長は会見の中で、近く辞任する意向を示したうえで「多くの人が利用する空港の工事でこのような問題が起こしてしまい、利用者や関係者におわびしたい」と陳謝しました。


日本経済新聞 2016/5/6 16:13
東亜建設、社長辞任へ 羽田関連の施工不良問題で
 東亜建設工業は6日、受注した羽田空港C滑走路の地盤改良工事で施工不良の疑いがあった問題について横浜市内で記者会見を開いた。松尾正臣社長は「時期をみて辞任する意向だ」と話した。
 同社は今年2月、松尾社長が6月下旬に代表権のある会長に就く人事を発表していた。しかし今回の施工不良問題を重く見て、松尾社長は6月下旬の交代予定時期を待たずに、代表権のある会長職ではなくて相談役に退く方針を明らかにした。
 新社長は予定通り、秋山優樹副社長が就任する。


西日本新聞 2016年05月06日16時55分 (更新 05月06日 17時36分)
羽田滑走路の地盤工事で虚偽報告 東亜建設工業、データ改ざん
 東亜建設工業(東京)は6日、横浜市内で記者会見し、同社が担当した羽田空港C滑走路の地盤改良工事でデータを改ざんし、国土交通省に虚偽の報告をしたと明らかにした。
 松尾正臣社長は記者会見で「羽田空港利用者や関係者にご迷惑とご心配を掛け、心よりおわびします」と謝罪した。
 問題があったのは、大地震発生時に滑走路の液状化を防ぐため、地中に管を通して薬液を注入する工事。昨年5月~今年3月に実施した。
 同社によると、薬液の総注入量は設計の5・4%だったが、データを改ざん。仕様書通りに施工できたように虚偽の報告をして完成検査を受け、引き渡していた。


時事通信 5月6日(金)16時34分配信
羽田滑走路耐震工事で虚偽=液状化防止でデータ改ざん―東亜建設
 羽田空港滑走路の耐震強化のための地盤改良工事で、東証1部上場の東亜建設工業(東京)は6日、データを改ざんし、仕様書通り施工できたかのように国土交通省に虚偽報告していたと発表した。
 工事は想定される最大級の地震が起きた場合、同空港C滑走路の液状化を防ぐためだった。
 横浜市内で記者会見した同社の松尾正臣社長は「空港利用者や関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をお掛けし、心より深くおわび申し上げる」と謝罪した。
 国土交通省関東地方整備局は、C滑走路について、「通常の利用は構造上、問題がないことを確認したが、安全性について監視していく」とした。
 地盤改良工事は同整備局が発注。昨年5月~今年3月まで東亜を代表とする共同企業体(JV)が実施。東亜は担当した液状化防止のために薬液を注入する工事で、本来注入すべき量の5.4%しか注入していなかった。
 社内調査に対し、工事を担当した同社幹部は「自社が開発した新しい工法で失敗は許されない。(失敗すれば)次の工事が取れないというプレッシャーがあった」などと虚偽報告した経緯を説明しているという。 


クリスチャントゥデイ 2016年5月6日17時25分
東亜建設工業、羽田空港C滑走路の地盤改良工事でデータ改ざん・虚偽報告
東亜建設工業(東京都新宿区)は6日、同社が担当した羽田空港C滑走路の地盤改良工事でデータの改ざんがあり、国土交通省に虚偽の報告をしていたことを明らかにした。共同通信などが伝えた。
同通信によると、データの改ざんがあったのは、大地震が発生した際に滑走路の液状化を防ぐため、地中に管を通して薬液を注入する工事。薬液の総合注入量は設計の5・4パーセントに過ぎなかったが、仕様書通りに施工したように虚偽の報告をしていたという。
東亜建設工業は同日、横浜市内で記者会見を開き、松尾正臣社長が謝罪。日本経済新聞によると、同社は今年2月、松尾社長が6月下旬に代表権のある会長職に就くことを発表していたが、6月下旬を待たずに、代表権のある会長職ではなく、相談役に退く方針。新社長には予定通り、秋山優樹副社長が就任するという。
東亜建設工業は4月28日、羽田空港C滑走路の地盤改良工事について施工不良の疑いがあることが判明したとして、国土交通省に申し出たことを発表していた。国土交通省からは、事実関係を確認した上で報告するよう指示を受けたとしており、「関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけすることを、深くお詫び申し上げます」と謝罪していた。

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