2016-05-21(Sat)

東亜建設工業 八代港岸壁工事でも不正 

熊本地震の影響も含めて現時点で岸壁に問題はない」本当か?

東亜建設工業空港滑走路だけではなかった。港湾岸壁工事でも不正があった。
ここでも「バルーングラウト工法」が使われていた。


----東亜建設工業(東京)が羽田空港の滑走路工事などでデータを改ざんしていた問題で、同社は20日、八代港(八代市)の岸壁工事でも強度試験に不正があったと発表した。同社は「熊本地震の影響も含めて現時点で岸壁に問題はない」としている。
 
同社によると、不正があったのは、八代港のガントリークレーン整備に伴い、薬液を流し込んで地盤を改良する工事。国土交通省の検査を受ける際、強度を満たした土が採取できなかったため、偽のサンプルを提出した。
 
羽田空港などでは必要な薬液の量を注入していなかったが、同社は「八代港での注入量は計画通りで、強度に問題はない」と主張。サンプルを偽造した理由については「採取をやり直せばよかったが、工期が迫っていたこともあった」としている。
 
工事は国交省九州地方整備局が発注し、2015年7月に完了。工事費は5億9600万円。羽田空港でのデータ改ざん問題発覚後の社内調査で不正が見つかった。今後、同社は現地調査を行い、同省に報告する。
 
国交省は建設業法に基づき、同社を営業停止処分にする方向で検討している。
(熊本日日新聞)

----この問題で、東亜建設工業は20日午後、国や自治体から請け負った25件の地盤改良工事に関する社内調査の結果について国土交通省に報告したあと記者会見し、おととしから去年にかけて熊本県の八代港で行った岸壁の土砂の流出防止工事でも、ボーリング調査の結果をねつ造し、国にうその報告をしていたと発表しました。
 
会社によりますと、ボーリング調査では砂が多い層が出るはずでしたが、実際には調査を行った3か所すべてで粘土の層が出たため、現場の所長や本社の開発担当者が強度が足りないと考え、砂を固めた層をねつ造して提出していたということです。
(NHK)





以下引用

読売新聞 2016年05月21日
八代港工事でも不正 東亜建設工業
 羽田など3空港で施工不良を隠蔽していた中堅ゼネコン「東亜建設工業」(東京都新宿区)は20日、八代港(熊本県八代市)の岸壁改良工事でもボーリング調査の土砂サンプルを偽造し、国土交通省に虚偽報告を行っていたと発表した。施工不良はないとしている。
 発表によると、同社は2014年10月~15年7月、幅約70メートルにわたって土砂流出を防ぐための薬液を注入。しかし、3か所で採取した計八つのサンプルは薬液が浸透していなかったため、工事担当者が偽造した。本来は新たなボーリング調査を行うべきだったが、工期が迫っていたため、不正をしたという。

熊本日日新聞2016年05月21日
八代港岸壁工事で強度試験に不正 
 東亜建設工業(東京)が羽田空港の滑走路工事などでデータを改ざんしていた問題で、同社は20日、八代港(八代市)の岸壁工事でも強度試験に不正があったと発表した。同社は「熊本地震の影響も含めて現時点で岸壁に問題はない」としている。
 同社によると、不正があったのは、八代港のガントリークレーン整備に伴い、薬液を流し込んで地盤を改良する工事。国土交通省の検査を受ける際、強度を満たした土が採取できなかったため、偽のサンプルを提出した。
 羽田空港などでは必要な薬液の量を注入していなかったが、同社は「八代港での注入量は計画通りで、強度に問題はない」と主張。サンプルを偽造した理由については「採取をやり直せばよかったが、工期が迫っていたこともあった」としている。
 工事は国交省九州地方整備局が発注し、2015年7月に完了。工事費は5億9600万円。羽田空港でのデータ改ざん問題発覚後の社内調査で不正が見つかった。今後、同社は現地調査を行い、同省に報告する。
 国交省は建設業法に基づき、同社を営業停止処分にする方向で検討している。(内田裕之)

朝日新聞デジタル2016年5月21日12時20分
熊本・八代港の岸壁工事でもデータ改ざん 東亜建設工業
 羽田空港や福岡空港の液状化防止工事で東亜建設工業(東京都)が施工データを改ざんした問題をめぐり、同社は20日、八代港(熊本県)の岸壁強化工事で強度試験データを改ざんしていたと発表した。国土交通省は施工不良の有無を確認するため、同社にボーリング調査を指示した。
 新たな不正が発覚したのは、地中に薬液を注入し、岸壁の地盤を強くする2014年度の工事。注入後、地盤の強度を確認するため、同社は3カ所でボーリングをして八つの土壌サンプルを取った。しかし、いずれも粘土分が多く強度が不足したため、別の場所の土砂を使ってサンプルを偽造し、国交省に「強度はある」とうその報告をした。
 現場の所長は「改めて試験を行えば工期に間に合わないため、不正行為をした」と話しているという。熊本県を中心とする一連の地震で岸壁に被害はない。同社の高橋和彦土木部長は会見で「設計通りの薬液を注入した」と述べた。
 同社によると、過去10年間に薬液を地盤に注入する工事を国交省から28件受注している。羽田や福岡、松山空港の滑走路や誘導路の液状化防止工事5件でデータ改ざんが見つかった。(峯俊一平)


TBS5月21日(土)4時49分
東亜建設工業、熊本県の港湾工事でも不正
 羽田空港の滑走路工事でデータを改ざんしていた東亜建設工業が、熊本県の港湾工事でも不正があったことを明らかにしました。
 不正があったのは2014年10月から去年7月までに行われた熊本県・八代港の地盤改良工事です。工事はデータ改ざんが明らかになった羽田空港と同じ、地中に薬液を注入する方法で行われました。しかし、ボーリング調査の結果、現場の所長らは目標とした強度が確保出来なかったと考え、別の土砂と薬液を混ぜたものを偽造し、施工結果として提出したということです。
 偽造に関与した現場の所長は、「工期が迫っていた」「新しい工事手法で失敗できないと考えていた」などと話しているということです。工事を発注した国土交通省は、ボーリング調査を再度行い、施工不良がないか調べるとしています。(20日22:39)


NHK 5月20日 20時28分
東亜建設工業 港の工事でも国にうその報告
 東京の建設会社、東亜建設工業が、空港の液状化対策の工事で国にうその報告をしていた問題で、熊本県の港の岸壁の工事でも、工事が適切に行われたかを確認するための調査結果をねつ造し、国にうその報告をしていたことが分かりました。
東亜建設工業を巡っては、羽田空港など3つの空港の滑走路や誘導路の液状化対策工事で、液状化を防ぐための特殊な薬剤の注入が不十分だったのに、書類のデータを改ざんして計画どおり完了したと国にうその報告をしていたことが明らかになっています。
 この問題で、東亜建設工業は20日午後、国や自治体から請け負った25件の地盤改良工事に関する社内調査の結果について国土交通省に報告したあと記者会見し、おととしから去年にかけて熊本県の八代港で行った岸壁の土砂の流出防止工事でも、ボーリング調査の結果をねつ造し、国にうその報告をしていたと発表しました。
 会社によりますと、ボーリング調査では砂が多い層が出るはずでしたが、実際には調査を行った3か所すべてで粘土の層が出たため、現場の所長や本社の開発担当者が強度が足りないと考え、砂を固めた層をねつ造して提出していたということです。
 今月での退任が決まっている東亜建設工業の松尾正臣社長は「関係者の皆さんに多大な迷惑と心配をかけ、誠に申し訳ございません」と改めて謝罪したうえで、「背景には新しい工法で失敗できず、工期を守らなければならないなどのプレッシャーがあったと聞いている。今後は会社の風土を改め、信頼回復に努めたい」と述べました。
 東亜建設工業は、工事を行ったほかの港湾施設についても、改めてボーリング調査を行うことを国土交通省に申し入れたということで、国土交通省は引き続き、実際にどのような工事が行われたかや、原因の究明を行うよう求めています。


日本経済新聞 2016/5/20 20:41
港湾工事で虚偽報告 東亜建設工業、強度を再試験へ
 東亜建設工業が空港の地盤改良工事でデータを改ざんしていた問題に関連し、同社は20日、熊本県八代市の八代港の工事を手がけた際、完了後の強度確認試験で虚偽報告があったと発表した。国土交通省にも報告した。同社は「計画通りの工事をしており、強度に問題はない」と説明しているが、再試験を行い改めて確認する。
 同社によると、2014年10月~15年7月、八代港の地中の砂が海中に漏れ出ないようにするため、地中に薬液を注入して地盤を固める工事を実施した。完了後は土砂を採取して強度を確認し、試料を国に提出する必要があった。
 ところが、ボーリングで期待した試料が採取できず、別の土砂と薬液を混ぜて試料を偽造した。関与した現場担当者は社内調査に「(強度の評価に必要な)砂成分が入った土砂が取れなかった。工期が迫り、時間がないと思って不正をした」と話しているという。
 同社は、計画通りの量の薬液が注入されており、強度に問題はないとしているが、八代港を含む国・自治体から受注した工事28件でボーリングを再実施し、確認する。
 既に明らかになっている羽田、松山、福岡の3空港の工事5件と八代港の工事1件以外では不正は確認できなかったという。
 国交省は23日までに同社に対し3空港の是正工事の計画提出を求めている。また有識者会議を設け、一連の不正の原因を調べ再発防止策をとりまとめる。


日本経済新聞 電子版2016/5/20 2:05
東亜建設工業 港湾工事でも改ざん 空港と同じ手法
 東亜建設工業が空港の地盤改良工事で国への報告データを改ざんしていた問題で、同社が港湾の地盤を改良する公共工事でもデータを改ざんし、計画通りに工事が完了したとの虚偽報告をしていたことが19日、関係者への取材で分かった。同社は20日、改ざんの詳細や是正工事の計画などを国土交通省に報告する。
 不正があったのは東亜建設が独自開発した「バルーングラウト工法」。地中に薬液を注入し、直径約2メートルの薬液の塊を作ることで地中の水分をはじき出し、大地震の際に地盤の液状化を防ぐ。
 これまで、羽田、福岡、松山の3空港で同社が手掛けた同工法の工事5件でデータを改ざんしていたことが判明。実際には薬液を5~50%程度しか注入できていなかったのに、計画通りに実施したと虚偽報告していた。
 関係者によると、同社は港湾の岸壁などの工事でも、バルーン工法を用いた地盤改良工事を国や自治体から14件受注。この中には3空港と同様、予定していた薬液量を注入できていないにもかかわらず、データを改ざんして全部注入できたと報告したケースがあった。
 同社は民間工事でも、臨海部のコンビナートなど26件を同じ工法で施工している。これらについても改ざんの有無を調査中で、不正がさらに拡大する可能性もある。
 国交省は有識者会議を設け、原因究明や再発防止策を検討する方針。建設業法に基づく営業停止処分も検討している。


時事通信(2016/05/20-19:08)
熊本・八代港でも虚偽試験=地盤改良工事で-東亜建設
 東亜建設工業(東京都新宿区)が羽田など3空港の地盤改良工事で施工データを改ざんしていた問題で、同社は20日、八代港(熊本県八代市)の岸壁工事でも施工時に虚偽の強度試験を行っていたと発表した。
 同社は「計画通りの薬液を注入しており、施工不良はなかった」としているが、再度ボーリング調査を行って施工状況を確認する。岸壁では貨物用の大型クレーンが稼働しているが、熊本地震による影響はなかったという。
 同社によると、2014年10月~15年7月、クレーンを設置するための鋼管ぐいを岸壁に打ち込んだ。その際、海への土砂流出を防ぐため地盤を固める薬液を注入した。
 その後、強度試験のためボーリングで地中の土を掘削したところ、砂の成分が少なく、そのままでは強度が不足する恐れがあることが判明。このため現場所長らは、掘削した土に薬液を混ぜた上で試験を行っていた。現場所長は「工期が迫っており時間がなく不正をした」と話しているという。


時事通信(2016/05/20-11:01)
港湾工事でも改ざん=14件受注、国交省に報告へ-東亜建設
 東亜建設工業(東京都新宿区)が羽田など3空港の地盤改良工事の施工データを改ざんしていた問題で、同社が受注した港湾工事でもデータが改ざんされていた疑いのあることが20日、分かった。国土交通省が調査を指示しており、同社は同日午後に調査結果を報告する。
 東亜建設は、2008年に開発した工法で、国が発注した港湾の地盤改良工事を14件受注。関係者によると、これらの工事でデータを改ざんした疑いがあるという。
 同社は14年1月~16年5月に羽田、福岡、松山の3空港で行った工事で、施工データを改ざん。地盤を固める薬液を計画通り注入していなかったのに、書類などを偽装して完成したように見せ掛けていた。

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