2016-06-15(Wed)

三菱自燃費データ不正 新たに10車種以上で改ざん

3車種で架空の数字提出 販売終了車でも 机上計算20車種…国交省報告へ
 
----三菱自動車が販売を終了した複数の車種でも燃費試験データを改ざんしていたことが15日、分かった。試験データの改ざんは、販売を停止した「eKワゴン」(日産自動車名「デイズ」)など軽自動車4車種で判明しているが、販売終了車にも拡大する見通しとなった。近く国土交通省に報告する。
 
三菱自は5月18日に、販売を停止した軽4車種のほか、自社ブランドで販売を継続している9車種のうち8車種で国の規定に違反する方法でデータを測定したり、机上で計算したりする不正があったと発表した。販売終了車でも測定方法の不正を認めていたが、詳細は「調査中」としていた。主な販売終了車には「コルト」「ギャランフォルティス」などがある。
(時事通信2016/06/15-12:03)




以下引用

読売新聞 2016年06月15日 07時02分
三菱自燃費机上計算20車種…国交省報告へ
 三菱自動車の燃費偽装問題で、同社が過去に販売した10車種以上で燃費データを机上計算していたことが、関係者への取材でわかった。
 これまでに「eKワゴン」など9車種で机上計算していたことが判明しており、不正が行われた車種は計約20車種に及ぶ見通し。不正は少なくとも10年前から行われていたとみられ、同社は近く国土交通省に社内調査の結果を報告する。
 問題発覚後、国交省は同社に対し、記録が残る約10年前までさかのぼっての調査を指示するとともに、継続的に立ち入り検査を行い、不正の有無を調べていた。
 三菱自や同省関係者によると、過去に販売された車種について、同省に提出されたデータを同社の資料と比較して調べたところ、「コルト」や「ギャランフォルティス」など、机上計算された車種が次々に見つかった。これらは既に販売を終了しているため、実際の燃費値との差は調査できないという。


日本経済新聞 2016/6/15 11:09
三菱自、新たに10車種以上でデータ不正 架空の値提出
 三菱自動車の燃費データ不正問題で、新たに同社が過去に販売した10車種以上でデータの机上計算などの不正が見つかったことが15日、関係者への取材で分かった。うち複数の車種で燃費を実際より良くみせるため架空の数字を国に提出していた。不正は少なくとも10年前から行われていたとみられ、同社は近く社内調査結果を国土交通省に報告する。
 同社を巡っては計9車種で燃費計測に必要な「走行抵抗値」の測定で、別の車や過去の車の抵抗値を流用したり、測定せずに机上計算で算出したりしていたことが判明。国交省は同社に対し、記録が残っている約10年前までさかのぼって他の車種でも不正の有無を調べるように指示していた。
 関係者によると、社内調査の結果、過去10年間で乗用車10車種以上で机上計算をしていたことが判明した。このうち「ギャランフォルティス」など少なくとも2車種以上では、燃費の社内目標値を達成させるため架空の数字を国に提出していた。これらの車種は現在生産されておらず、実際の燃費との乖離(かいり)がどの程度かを測り直すのは難しいという。
 三菱自は1991年以降に販売した大半の車種で国が定める方法とは異なる方法で走行抵抗値を測定していた。「eKワゴン」など軽自動車4車種では燃費を実際より良く見せるため抵抗値を改ざんしており、国が現在燃費を独自に再測定している。国は6月中にも再測定の結果を公表する予定で、同社は実際の燃費値と燃料代の差額などを補償する方針だ。


朝日新聞 2016年6月15日03時02分
三菱自、燃費データ捏造 3車種で架空の数字提出
 三菱自動車の燃費不正問題で、同社が販売を終了した3車種について、燃費データを捏造(ねつぞう)していたことが分かった。販売していた計9車種の偽装が判明しているが、新たに社内調査で不正が確認された。近く国土交通省に報告する。
 3車種は「コルト」「ギャランフォルティス」「アウトランダー」。いずれも2009年以降に生産し、販売を終了したり、新型車に切りかわったりしている。
 国の燃費試験では、燃費算出の元データとなり、空気抵抗や路面との摩擦を示す「走行抵抗値」は、メーカーが測定して提出する。関係者によると、同社は「走行抵抗値」を測定する際にデータを捏造した。いったん車を走らせて走行抵抗値を測ったが、社内で設定された目標に届かなかったため、架空の数字を国に提出したという。
 3車種は生産を終えており、実際に燃費がどれくらい水増しされたかは測り直すのが難しく、分からないという。
 同社をめぐっては「eKワゴン」など軽自動車4車種で都合のいい測定データだけを使い燃費を良く見せかける偽装をしたことが判明し、生産・販売を停止。ほかにも「パジェロ」など5車種でデータを机上計算するなどの偽装が判明し、1991年以降に販売した大半の車種で国が定める方法と違う方法で走行抵抗値を測っていた。
 国交省は同社に対し、販売が終了した車種についても不正の有無を調べるよう指示。同社の本社への立ち入り検査を実施し、調査を進めている。
 三菱自は、偽装が判明した軽4車種について、実際の燃費値と燃料代の差額などを補償する方針で、その他5車種は実燃費との間に大きな差はないとしている。新たに捏造が分かった3車種は、購入者への定額補償で対応する可能性があるという。(伊藤嘉孝、奥田貫)

東京新聞 2016年6月15日 夕刊
三菱自、販売終了車種でも不正 燃費データ机上で計算
 三菱自動車の燃費不正問題で、同社が過去十年に販売を終了した十車種以上でも、燃費データの机上計算などの不正を行っていたことが十五日、分かった。これまでは販売中の計九車種で不正が明らかになっていたが、社内調査で新たに判明した。関係者によると、燃費が当初の目標に届かず、エコカー減税の対象にするため不正を行った車種もあったという。
 三菱自動車は再発防止策とともに国土交通省に報告する方針だ。
 関係者によると、机上計算をした車種は必要な走行試験をせず、計算だけで燃費データを取得していたという。うち「コルト」や「ギャランフォルティス」など数車種では、走行試験で燃費データが目標に届かなかったため、不正に手を加えていた疑いがある。
 販売を終了した車種は、実際の燃費との差を調査することが難しくなる可能性がある。また、不正への関与が明らかになっていた本社の性能実験部以外の別の部署も不正に関与していた疑いも出てきた。
 三菱自動車はこれまで、日産自動車向けを含む軽自動車四車種、計六十二万五千台でデータを改ざんし燃費を水増ししていたことや、軽以外の五車種でもデータを机上計算していたと発表していた。国交省は三菱自動車に対し、資料が残っている過去十年の販売終了分の車種について、不正の有無や詳細を調査するよう指示していた。
<燃費不正問題> 燃費を実際より良く見せることなどを目的に、自動車メーカーが不正に取得した燃費データを国に提出していた問題。三菱自動車は「eKワゴン」「デイズ」など日産自動車向けを含めた軽自動車計4車種で燃費データを改ざんしていたほか、スポーツタイプ多目的車(SUV)など5車種でも机上計算していた。スズキは2010年ごろから、燃費データを効率的に取得するため、法令と異なる不正な測定方法を繰り返していた。

日本経済新聞 2016/6/15付
三菱自燃費測定、国の試験を視察 国交相
 三菱自動車の燃費データ不正問題で、石井啓一国土交通相は14日、国が埼玉県熊谷市内で独自に実施している燃費測定試験の様子を視察した。
 国の試験は5月2日から独立行政法人「自動車技術総合機構」(東京・新宿)が保有するテストコースで行われている。実車を走らせ燃費データの算出に必要な「走行抵抗値」などを計測する。
 対象は改ざんがあった三菱自の軽自動車4車種で、国交省は6月中に測定試験を踏まえた燃費データを公表する予定。スズキの一部車種についても7月以降、試験を行う。
 石井氏は視察後、「二度と不正を起こさないという覚悟で、厳正かつ公正な試験を実施していきたい」と話した。

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