2016-10-23(Sun)

リニア新幹線 財投3兆円投入 精査もない優遇 無責任過ぎる

相当な環境負荷生じる 災害発生地域残土置き場 「憂慮すべきこと」

◇リニア財投3兆円 精査もない優遇 無責任過ぎる
 リニア中央新幹線の建設加速のために公的資金を投入する方針を決めた安倍晋三政権の異常な前のめり姿勢が、国会審議のなかで浮き彫りになっています。財政投融資の仕組みを通じ政府が建設主体のJR東海に3兆円もの公費を低利で貸し付けるというのに、リニアの採算性や貸し付けの償還確実性がまともに検証されていない実態も明らかになり、安倍政権の無責任ぶりに批判が上がっています。首相は「巨大な経済圏をつくり、日本経済を成長させる」などとバラ色の幻想をふりまきますが、このままでは日本の未来に“悪夢”をもたらしかねません。----
(しんぶん赤旗 主張)

◇災害発生地域に残土置き場 「一般論で言えば憂慮すべきことだ」山本環境相
参院環境委員会 武田良介議員の質問
リニア新幹線 相当な環境負荷生じる
2016年10月20日
https://youtu.be/UFHppDUBE1s



以下引用

しんぶん赤旗 2016年10月21日(金)
主張:リニア財投3兆円 精査もない優遇 無責任過ぎる
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-21/2016102101_05_1.html
 リニア中央新幹線の建設加速のために公的資金を投入する方針を決めた安倍晋三政権の異常な前のめり姿勢が、国会審議のなかで浮き彫りになっています。財政投融資の仕組みを通じ政府が建設主体のJR東海に3兆円もの公費を低利で貸し付けるというのに、リニアの採算性や貸し付けの償還確実性がまともに検証されていない実態も明らかになり、安倍政権の無責任ぶりに批判が上がっています。首相は「巨大な経済圏をつくり、日本経済を成長させる」などとバラ色の幻想をふりまきますが、このままでは日本の未来に“悪夢”をもたらしかねません。
財務相“生きてないから”
 リニア中央新幹線についてJR東海の当初計画は、2027年に東京(品川)―名古屋で開業させ、45年に大阪まで延伸させるというものでした。これに対し大阪延伸早期実現を求める声が財界などから上がり、安倍政権は8月に閣議決定した経済対策でJR東海に3兆円の公的資金を融資するテコ入れを通じて、大阪延伸を当初より8年前倒しさせることを決め、関連法案を国会に提出しています。
 東京―大阪で見込まれる総工費約9兆円は全てJR東海が自力で資金を賄う予定でした。ただ同社の財務だけに任せると、名古屋までの工費約5兆5千億円の債務返済などにあてる8年間の「経営体力回復期間」を設ける必要があるため延伸の早期着工はできません。そこで、財政投融資によって民間銀行よりはるかに低い金利の資金を融資することで、「体力回復期間」をなくし直ちに大阪延伸工事に入れるようにしようというのです。政府が借り集めた資金を長期に低金利で固定して貸し付けるという、極めて破格の優遇策です。
 重大なのは総工費9兆円の3分の1にあたる3兆円の巨額融資を行うのに、安倍政権がリニア計画の採算性や融資の償還可能性などを精査していないことです。そのことは日本共産党議員の衆参両院での質問で次々と明らかになりました。財務省の審議会は、普段は行う意見聴取もせず持ち回り会議で融資方針を決めました。需要予測も生産年齢人口の減少を加味していないことを政府は認めました。過去の新幹線建設では事業費が当初見込みより膨れ上がったケースが続出したのに、リニアは積算根拠すら不明瞭のままです。
 JR東海社長も「ペイしない」といったように、リニア単独では赤字必至の事業です。想定外の難工事や事故で経営難に陥れば融資返済ができず、ツケは国民に回されます。麻生太郎財務相は返済の見込みを追及され「それまで生きている保証はないから、分かりません」と開き直りました。こんな無責任な姿勢は許されません。
徹底検証し計画中止こそ
 南アルプスに大穴を開ける自然破壊、長大トンネル工事で排出される膨大な残土問題、活断層を横切ることの危険性などリニア計画自体に沿線住民の不安と批判が広がっています。認可取り消しを求める訴訟も始まっています。
 自然と生活環境、国土を荒廃させる危険だけでなく、国民の将来に巨額の借金を負わせかねない危険まで強まってきたリニア計画をこのまま推進させることは未来に重大な禍根を残します。国会で徹底検証し、安倍政権に支援と計画を中止させることが必要です。

しんぶん赤旗 2016年10月15日(土)
共産党 暴走政治と対決 対案示し政府追い詰める
衆参予算委 論戦
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-15/2016101503_01_0.html
リニア問題 公的資金3兆円投入 償還確実性検証なし
 今国会に3兆円の公的資金投入計画(財政投融資)が提案され、焦点になったリニア中央新幹線の建設計画。日本共産党は、JR東海が全額自己資金で建設するという事業認可の前提が崩れたと追及し、公金投入に道理がないことを浮き彫りにしました。
 リニアへの財政投融資財投)は、2カ年で3兆円を融資するもの。30年後から10年かけて返済させる破格の優遇措置です。
 本村伸子衆院議員は、財投の償還確実性を審査する財政制度等審議会を開いたのかと質問(4日)。麻生太郎財務相は「持ち回りで説明した」として、開いていなかったことを認めました。
 辰巳孝太郎参院議員が13日、財務省として検討したのかと迫ると、麻生氏は「国交省が工事費の内容など判断した」と答弁。償還確実性の検証なしに公金投入を認めたことが明らかになりました。
 国交省認可について本村氏に質問された、石井啓一国交相は、将来の人口減を加味した需要予測を「特段行っていない」(4日)と述べ、リニア計画の見通しのデタラメさが露呈。JR東海とゼネコンとの工事契約内容は「公共工事に該当していない」(13日、石井氏)として非公表にするなど、国がJR東海いいなりの姿勢も明らかとなりました。
 財投は超低金利で固定されるため、市場金利が上昇した場合は市場より低い金利で多額の資金を借り続けられることになり、「JR東海への利益供与になる」と辰巳氏が追及。安倍首相は「調達金利と返してもらう金利は同じ」(13日)とすりかえて正当化し、利益供与との指摘に答えられませんでした。
 質問を見た人からは「政府の無責任ぶり、JR東海への丸投げと公金支出のいい加減な決め方が明らかになった」「公的資金投入に際して、財政制度等審議会が持ち回りで説明したと。実にけしからぬ許しがたいこと」と反響を呼んでいます。

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しんぶん赤旗 2016年10月21日(金)
リニア 相当な環境負荷生じる 武田良介議員 大臣の認識問う
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-21/2016102103_02_1.html
 日本共産党の武田良介議員は参院環境委員会で初質問に立ち、リニア新幹線建設の環境への影響についてただし「問題山積のリニア建設はきっぱりやめるべきだ」と求めました。
 武田氏は、リニア建設の環境影響評価(アセス)に付された「(環境影響を最大限回避・低減しても)なお、相当な環境負荷が生じる」との「環境大臣意見」の認識に変わりがないか確認。山本公一環境相は「当然のごとく踏襲していく」と答えました。
 武田氏は、南アルプスを貫通するトンネル工事が着手間近と報じられている長野県大鹿村の実態を取り上げました。残土置き場にもなっている同村では、1961年に40人が亡くなる大規模土砂災害「三六災害」(災害全体では99人が死亡)が発生しています。
 武田氏は、リニア工事では前代未聞の量の残土が発生するとして「過去に大規模災害が起きたと分かっている地域に残土を置き、災害が起きたらどうするのか」と追及。山本環境相は「一般論で言えば憂慮すべきことだ」と述べました。
 武田氏は、JR東海の姿勢も問題視。大鹿村住民の「JR東海は、住民の理解が進んでいるかは自分たちが判断すると言っている」「(住民説明会後に)一層理解と同意が遠くなった」などの不満の声を紹介。「環境大臣意見」にも、関係自治体・住民の「理解なしに(リニア事業を)実施することは不可能」とあることを示し「住民が理解・合意している状況ではない。大臣意見の立場に立って工事はやめるべきだと明言すべきだ」と求めました。
 長野市から傍聴に来た女性(69)は「県民の思いを代弁してくれた。議員を送り出して良かった」と笑顔でした。

参院環境委員会 武田良介議員の質問
リニア新幹線 相当な環境負荷生じる
2016年10月20日
https://youtu.be/UFHppDUBE1s


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