2016-11-03(Thu)

リニア財投は「経営支援」 国交省資料で判明 JR東海の負担軽減

利子負担負担も5千億円減 / 整備計画の決定や工事実施計画が認可の前提崩れる

----リニア新幹線建設はJR東海の全額自己負担を前提に整備計画の決定や工事実施計画が認可されており、「経営支援」ではこの前提が崩れるため、これまで政府は「経営支援ではない」と答弁してきました。
 
同資料は、「財投活用により全線開業の8年前倒しを行った場合のシミュレーション」によるJR東海の「長期債務残高の推移」。
財投金利を0・6%、民間借入金利を3・0%とし、元金3兆円の償還を29~30年間据え置き、その後10年間で均等償還すると仮定したもの。

2010年に国交省の審議会に提出されたJR東海作成の「長期採算見通し」(全額を民間借入金利3%として試算)と比較すると、50年度には債務残高が約1兆円減額することになっています。
 
また、JR東海はこれまで5兆円超の長期債務を抱えるのは困難だとしていたのに、同資料は大阪までの前倒し開業をする37年度をピークに長期債務を5兆5千億円まで可能としています。

財投融資だと民間融資に比べて5000億円も債務増が可能となり、JR東海への「経営支援」となることは明白です。
(しんぶん赤旗)

リニアのJR負担、5千億円減 国交省試算、財投活用で
 リニア中央新幹線の全線開業の前倒しを巡り、国土交通省の奥田哲也鉄道局長は26日、政府の財政投融資(財投)の活用で、建設するJR東海の負担を5千億円ほど減らせるとの試算を明らかにした。

民間金融機関よりも低金利でお金を借りられるためだという。
公的資金による特定の企業への「支援」に対して、批判も出そうだ。
(朝日新聞)




以下引用

しんぶん赤旗 2016年11月1日(火)
リニア財投は「経営支援」 国交省資料で判明 JR東海負担軽減
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-01/2016110101_02_1.html
 リニア新幹線建設事業に投入する3兆円の長期固定低利の財政投融資はJR東海の利益となる「経営支援」であることが、国土交通省が国会に提出した資料で明らかになりました。
 リニア新幹線建設はJR東海の全額自己負担を前提に整備計画の決定や工事実施計画が認可されており、「経営支援」ではこの前提が崩れるため、これまで政府は「経営支援ではない」と答弁してきました。
 同資料は、「財投活用により全線開業の8年前倒しを行った場合のシミュレーション」によるJR東海の「長期債務残高の推移」。財投金利を0・6%、民間借入金利を3・0%とし、元金3兆円の償還を29~30年間据え置き、その後10年間で均等償還すると仮定したもの。2010年に国交省の審議会に提出されたJR東海作成の「長期採算見通し」(全額を民間借入金利3%として試算)と比較すると、50年度には債務残高が約1兆円減額することになっています。
 また、JR東海はこれまで5兆円超の長期債務を抱えるのは困難だとしていたのに、同資料は大阪までの前倒し開業をする37年度をピークに長期債務を5兆5千億円まで可能としています。財投融資だと民間融資に比べて5000億円も債務増が可能となり、JR東海への「経営支援」となることは明白です。
 さらに国交省は10月26日の衆院国交委員会で、利子負担も財投投入によって約5000億円の軽減になると答弁しています。
 同省は当初、試算は前提によって変わるため提出は困難だとしていましたが、日本共産党の本村伸子衆院議員や民進党議員などの要求で提出されました。
国交省資料)財投投入 JR東海の長期債務残高のシミュレーション
リニア新幹線全線開通の8年前倒しを行った場合のJR東海の長期債務残高のシミュレーション(平成62年度=2050年まで。国交省提出の資料から)

JR東海資料)長期債務残高 試算見通し 100428公表
*2010年に国交省の審議会に提出されたJR東海作成の「長期採算見通し」長期債務残高(全額を民間借入金利3%として試算)

---------------------
朝日新聞 2016年10月27日00時48分
リニアのJR負担、5千億円減 国交省試算、財投活用で
http://digital.asahi.com/articles/ASJBV4S2FJBVULFA014.html
 リニア中央新幹線の全線開業の前倒しを巡り、国土交通省の奥田哲也鉄道局長は26日、政府の財政投融資(財投)の活用で、建設するJR東海の負担を5千億円ほど減らせるとの試算を明らかにした。民間金融機関よりも低金利でお金を借りられるためだという。公的資金による特定の企業への「支援」に対して、批判も出そうだ。
 この日の衆院国土交通委員会で、野党議員らの質問に答えた。JR東海は、リニア中央新幹線の事業費のうち3兆円を財投から借り、2045年の全線開業の予定を最大8年前倒しする方針。財投から国交省の外郭団体を通してJR東海に貸せるようにする法改正案が、今臨時国会に提出されている。
 石井啓一国交相は、リニア全線開業で「国土構造が大きく変革され、日本経済全体を発展させる」と述べ、財投の活用はJR東海の経営支援が目的、との見方を否定した。

//////////////////////////////////////////////////

関連記事

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

tag : リニア 新幹線 財投 経営支援 国交省 JR東海 負担軽減

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

ajimu-ra

Author:ajimu-ra

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ(タブ)
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブログランキング
↓↓クリックお願いします↓↓

FC2Blog Ranking

ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア
blogram投票ボタン