2016-11-08(Tue)

博多駅前の道路20m陥没 地下鉄の工事中 

周辺は停電 避難勧告  地下水流れる地層にぶつかったか  
 
----8日午前5時15分ごろ、福岡市博多区のJR博多駅前の市道で、路面の2カ所が縦約10メートル、横約15メートルにわたって陥没した。

同時に周辺で停電が発生した。
穴は徐々に広がって道路5車線分の縦約20メートル、横約15メートルに広がり、県警博多署は近くのビル利用者に避難を呼びかけている。
けが人はなかった。
 
福岡市交通局によると、現場では市営地下鉄のトンネル掘削工事中で、午前5時ごろ、現場に水が流れ込んできたため作業を中断したところ、路面の崩落が始まったという。
(朝日新聞)


◇専門家 地下水流れる地層にぶつかったか
今回の陥没について、地盤工学が専門で、この地下鉄工事の建設技術の専門委員会の委員も務めた九州大学の安福規之教授は
「現場の映像からは、陥没した穴に大量の水がたまっている。
上下水道は図面があり、トンネルの掘削の際には試し掘りをしながらかなり注意深く作業を進めているはずなので、上下水道にあたったというよりは地下水が流れる地層にぶつかったことが考えられる。

この地域はかなり昔には川が流れていて水を含んだ堆積物が複雑に積もっていて、大量の水で道路の下の土砂が流出したことが道路陥没につながった可能性がある」
と指摘しています。
(NHK)



以下引用

NHK 11月8日 11時27分
博多駅前で道路陥没 影響広がる
 8日朝、福岡市のJR博多駅前の市道で起きた大規模な陥没で、停電やガスの供給が停止されるなどしていて影響が広がっています。
停電 福岡空港でも
 JRによりますと、JR博多駅に直結する商業施設の一部で停電が起きていて、開店の時間を遅らせるなど影響が出ているということです。
 福岡空港事務所によりますと、JR博多駅からおよそ2キロ離れた福岡空港の国際線ターミナルでも8日午前5時すぎから店舗など一部で停電が起きています。
 九州電力によりますと、国際線ターミナルにつながる送電線が博多駅の近くの地下を通っているということで、九州電力は道路陥没と関係があるとみて調べるとともに、復旧作業を進めています。
 航空各社によりますと発券の業務などは通常通り行われ、運航に影響はないということですが、生鮮食品など一部の貨物が積めなくなっているということです。
断水のビルも
福岡市水道局によりますと、道路陥没の影響で、現場周辺のビル6棟が断水しているということです。いずれのビルも貯水タンクがあるため、上水道は当面、使えるということですが、下水道が使えない可能性があるということです。
NTT回線に障害
NTT西日本によりますと、JR博多駅前の陥没事故の影響で、現場周辺で固定電話などがつながらないという連絡が午前9時の時点でおよそ80件寄せられているということです。NTTが詳しい原因を調べていますが、今のところ復旧の見通しは立っていないということです。
交通への影響
道路陥没の影響で、西鉄の路線バスに運休は出ていませんが、博多駅を通る2つの路線で現場をう回して運行しているということです。JR九州によりますと、JR博多駅は、8日朝から駅ビルの一部で停電していますが、列車は、新幹線、在来線ともに平常どおり運転しているということです。JR九州は、停電と8日朝の陥没との関連を調べています。

NHK 11月8日 10時04分
博多駅前で道路大きく陥没 周辺では停電も
8日朝、福岡市のJR博多駅前で、道路が5つの車線のおよそ15メートルにわたって大規模に陥没しました。これまでにけが人の情報はありませんが、周辺ではおよそ170戸が停電し、ガスの供給が停止されています。警察は、周辺のビルの入居者などに避難を呼びかけるとともに、被害の状況や陥没の原因を調べています。
8日午前5時ごろ、福岡市博多区のJR博多駅前で、市道が、幅およそ15メートル、長さおよそ20メールにわたって大規模に陥没しました。
現場は日中の交通量が多いJR博多駅前の交差点で、上空からの映像では、5つの車線と歩道がすべて陥没し、破裂した水道管から大量の水が流れ込んでいます。
 警察によりますと、これまでにけが人の情報はないということです。
 九州電力によりますと、午前10時現在、福岡空港の国際線ターミナルや現場周辺の合わせて15戸で停電が続いているということです。
また、都市ガスを供給している西部ガスは、現場周辺でガスの供給を停止して、ガス漏れがないか確認を進めています。
 一方、福岡市交通局によりますと、現場近くでは地下鉄を延伸する工事が行われていて、8日朝、トンネルを掘る作業をしていたところ、午前5時ごろ、水が流れ込んだため、工事を中断したということです。
 警察は、周辺のビルの入居者などに避難を呼びかけるとともに、被害の状況や陥没の原因を調べています。
地下鉄七隈線の延伸事業とは
陥没した現場付近では、福岡市の市営地下鉄の路線を延伸する工事が行われていました。福岡市は、おととしから市営地下鉄七隈線を延伸する工事を行っています。
 工事は、現在、終点となっている中央区の天神南駅から延伸して博多区のJR博多駅につなげるためのものです。1.4キロの区間をおよそ450億円かけて工事し、平成32年度の開業を予定しています。
 福岡市交通局によりますと、道路が陥没した福岡市博多区の現場付近の地下20メートル余りのところでこの延伸工事に伴ってトンネルを掘る作業をしていたところ、午前5時ごろ、水が流れ込んだため工事を中断していたということです。
 この延伸工事をめぐっては、おととし10月にも、今回の陥没の現場から500メートルほど離れた福岡市博多区祇園町の市道が数メートルにわたって陥没し、福岡市交通局によりますと、現場付近の地下で行っていた延伸工事に伴って下水管を移設するための掘削工事が原因だったということです。
福岡市交通局HPにおわび
今回の事故について、福岡市交通局はホームページに「七隈線延伸工事に伴う道路陥没事故について」というおわびを掲載しました。
この中で「博多駅前2丁目交差点付近において道路陥没事故が発生したため全面通行止めといたしております」「本件に関し、お怪我をされた方はおられません」と説明しています。
 そのうえで「原因については調査中であり、通行止めの期間は未定です。市民の皆様にご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」としています。
専門家 地下水流れる地層にぶつかったか
今回の陥没について、地盤工学が専門で、この地下鉄工事の建設技術の専門委員会の委員も務めた九州大学の安福規之教授は「現場の映像からは、陥没した穴に大量の水がたまっている。上下水道は図面があり、トンネルの掘削の際には試し掘りをしながらかなり注意深く作業を進めているはずなので、上下水道にあたったというよりは地下水が流れる地層にぶつかったことが考えられる。この地域はかなり昔には川が流れていて水を含んだ堆積物が複雑に積もっていて、大量の水で道路の下の土砂が流出したことが道路の陥没につながった可能性がある」と指摘しています。


日本経済新聞 2016/11/8 11:23
博多駅前で道路陥没、地下鉄工事原因か
周辺に避難勧告
 8日午前5時15分ごろ、福岡市博多区のJR博多駅前で大規模な道路の陥没が発生した。現場付近では地下鉄の延伸工事中だった。福岡県警によると、これまでのところけが人の情報はない。付近では停電が発生したほか、ガスの臭いもしており、福岡市は周辺に避難勧告を出した。県警や市、九州電力などが詳しい状況を調べている。
周辺が封鎖され、多くの朝の通勤客に影響が出た。
 陥没が起きたのは、博多駅から西方向にのびる「はかた駅前通り」で、駅から300メートルほどの交差点付近。オフィスや飲食店、商業ビルなどが並ぶ福岡市の中心地域。
 県警によると、8日午前5時20分ごろから「道路が陥没している」との通報が相次いだ。警察や消防が確認したところ、大きくえぐられたように道路に穴が開いていた。
 周囲にはガスの臭いが漂っているほか、穴の中には水がたまっている。当初は2つの小規模な穴が開き、その後崩落が広がって大きな1つの穴になったとみられる。一部は近隣ビルの土台部分に達しているもよう。市などによると陥没範囲は幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートルに及ぶという。
 市交通局によると、現場周辺では当時、繁華街の「天神」方面から博多駅へ市営地下鉄七隈線を延伸する工事が行われていた。作業中の午前5時ごろ、トンネル内で水の噴出を確認し、約15分後に陥没が発生したという。工事の作業員などに被害はない。市は工事と陥没の関連などについて調べている。
 県警は周辺の広範囲に規制をかけて通行止めにするとともに、周囲のビルの関係者らに避難を呼びかけている。市は午前、一部地域に避難勧告を出し、近隣の公民館に避難所を開設した。
 九電によると、博多駅を含む同市博多区で一時約800戸で停電が発生した。JR九州やJR西日本によると、九州新幹線や山陽新幹線、在来線の運行に影響はないが、停電の影響で博多駅構内で一部の営業用設備が稼働せず、エレベーターやエスカレーターなどが使えない場所が出ているという。
 ふくおかフィナンシャルグループによると、8日午前にオンラインシステム障害が発生し、傘下の福岡銀行、親和銀行(長崎県)、熊本銀行(熊本県)で窓口での入出金や振り込みができなくなった。一部のATMも使えなくなっている。JR博多駅前の陥没事故の影響だという。


朝日新聞デジタル2016年11月8日09時14分
博多駅前の道路20m陥没、周辺は停電 地下鉄の工事中
http://digital.asahi.com/articles/ASJC82Q11JC8TIPE002.html?ref=flashmail
 8日午前5時15分ごろ、福岡市博多区のJR博多駅前の市道で、路面の2カ所が縦約10メートル、横約15メートルにわたって陥没した。同時に周辺で停電が発生した。穴は徐々に広がって道路5車線分の縦約20メートル、横約15メートルに広がり、県警博多署は近くのビル利用者に避難を呼びかけている。けが人はなかった。
 福岡市交通局によると、現場では市営地下鉄のトンネル掘削工事中で、午前5時ごろ、現場に水が流れ込んできたため作業を中断したところ、路面の崩落が始まったという。


朝日新聞デジタル2016年11月8日09時14分
博多駅前の道路20m陥没、周辺は停電 地下鉄の工事中
http://digital.asahi.com/articles/ASJC82Q11JC8TIPE002.html?ref=flashmail
【動画】博多駅前で路面が陥没=読者提供
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20161108000591_comm.jpg
陥没したJR博多駅前の道路=8日午前7時45分、福岡市博多区
 8日午前5時15分ごろ、福岡市博多区のJR博多駅前の市道で、路面の2カ所が縦約10メートル、横約15メートルにわたって陥没した。同時に周辺で停電が発生した。穴は徐々に広がって道路5車線分の縦約20メートル、横約15メートルに広がり、県警博多署は近くのビル利用者に避難を呼びかけている。けが人はなかった。
 福岡市交通局によると、現場では市営地下鉄のトンネル掘削工事中で、午前5時ごろ、現場に水が流れ込んできたため作業を中断したところ、路面の崩落が始まったという。
     ◇
 JR博多駅の駅ビルを運営するJR博多シティによると、停電に伴い、「アミュエスト」「博多デイトス」「JRJP博多ビル」の開店時間が未定になっている。「アミュプラザ博多」「博多阪急」は通常営業の予定。


朝日新聞デジタル2016年11月8日10時08分
ゴゴゴとすごい音、信号も倒れ… 博多駅前陥没の目撃者
 福岡市のJR博多駅前で起きた陥没事故を目撃した同市博多区の会社員古賀朗(あきら)さん(25)は「朝6時過ぎ、犬の散歩をしながら辺りを歩いていたら、ものすごい音がした。博多駅の方に来てみたら、道路に大きな穴が開いていた」と振り返った。
 「『ゴゴゴゴゴ』というすごい音がしていた。『ガシャーン』という音とともに信号機が倒れて、ゴーっと水も流れていて、一気に穴が広がっていった」という。「ガスのにおいが充満していて不安になった。陥没の穴の中の砂が崩れ続けて、アスファルトが落ちていった」と話した。
 博多駅前のホテルでは、館内の電化製品がすべて使えなくなった。ロビーは真っ暗になり、非常用のランタンがつけられていた。エリアマネジャー(48)は「朝食はスープなど暖かいものが出せない。いまできるものをお出ししている。いつ復旧するのか……」と話す。宿泊客は暗い中で朝食をとり、テーブルを携帯電話のライトで照らしながら食べる人もいた。
 一方、香港から観光に来ていた男性(25)は規制線が張られ、上空をヘリコプターが飛び交う状況に「何が起きているんですか。何も分からなくて」と不安そうな表情を浮かべた。博多駅などで買い物をする予定だったが「店が開くかどうか。予定を変更しないといけないかもしれない」と話した。(角田要、宮谷由枝、岩波精)


朝日新聞デジタル2016年11月8日10時40分
博多駅前陥没、周辺ビル7棟に避難勧告 福岡市
 陥没事故を受けて福岡市は8日午前9時45分、博多区の博多駅前2、3丁目の現場周辺の建物7棟に、二次災害防止のため避難勧告を出した。市は堅粕(かたかす)公民館(博多区博多駅東1丁目)と東住吉公民館(博多区博多駅前4丁目)に避難所を設けた。


朝日新聞デジタル 2016年11月8日09時37分
停電復旧めど立たず「崩落現場に近づけない」 博多駅前
 道路の陥没が発生したJR博多駅前周辺では、8日午前9時現在、約170戸の停電が続いている。九州電力は「道路の崩落で現場に近づけず、復旧のめどは立っていない」としている。

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[ケンプラッツ 2014年11月12日掲載]
福岡市で道路陥没、原因は地下鉄工事坑内への土砂流出
 福岡市博多区で2014年10月27日、市道が近隣のたて坑内への土砂流出によって陥没した事故で、福岡市交通局建設課は、たて坑施工時の地盤改良が不十分だった可能性もあると見て調査を進めている。陥没が発生したのは市営地下鉄七隈線延伸工事の現場付近。陥没箇所から6mほど離れた延伸関連工事のたて坑に、道路の下の土砂が流出したことで発生した。
 現場付近では、市の南西部と中心部を結ぶ地下鉄七隈線を1.4km延伸して博多駅に到達させる工事の一環として、延伸経路上の雨水幹線を移設する工事を進めていた。施工者は松鶴建設・環境開発JV(共同企業体)。工期は2013年8月から2015年1月までだ。
 2014年10月27日の午後4時過ぎ、同JVは、移設工事のために掘った長さ約20m、幅約10m、深さ約15mのたて坑の中に土砂が流入していることを知り、市と福岡県警博多警察署に通報。付近の市道に交通規制が掛けられてから約6分後の16時58分ごろ、車道部の舗装が長さ約5m、幅約4m、深さ約4mにわたって陥没した。人的被害はなかった。
 市は松鶴建設・環境開発JVに陥没箇所の埋め戻しと地盤改良を指示する一方で、事故の原因の調査に着手した。たて坑の側壁や底盤の付近では、硬化剤を円柱状に充てんして地盤改良している。この改良工事に不十分な箇所がなかったかどうかに重点を置いて、調査を進めている。
 七隈線延伸部分の開業予定時期は2020年度末。市は、今回の事故の影響で開業時期が変わる可能性については「今のところ無い」(交通局建設課)としている。
(日経コンストラクション 安藤剛)


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