2016-11-16(Wed)

北陸新幹線延伸3ルート 調査結果公表 

北陸新幹線敦賀・大阪間のルートに係る調査について

◇沿線自治体、働きかけ加速へ 北陸新幹線延伸ルート試算受け
----国土交通省は11日、北陸新幹線延伸ルート案の調査結果を公表した。
西日本旅客鉄道(JR西日本)が提案する「小浜・京都ルート」は時間短縮効果、滋賀県が推す「米原ルート」は費用対効果で評価が高かった。
京都府が推す「小浜・舞鶴・京都ルート」は費用対効果で不利と評価された。
 
----北陸新幹線を含む整備新幹線には5つの着工条件がある。
時間短縮を含めた投資効果、収支採算性などだ。
----調査結果では、小浜・京都ルートの時間短縮効果が最も大きかった。
(日本経済新聞)

◇国交省/北陸新幹線敦賀~新大阪間ルート選定調査結果/「米原」案が費用対効果最適
----現在3本あるルート案について、建設費や工期、沿線地域にもたらす経済波及効果などを総合的に勘案して費用対効果値を算出。
滋賀県長浜市などを通り米原駅で既設の東海道新幹線に合流する「米原ルート」(建設延長約50キロ)が費用対効果で最適との結果をまとめた。
(日刊建設工業新聞)

北陸新幹線敦賀・大阪間のルートに係る調査について
http://www.mlit.go.jp/common/001152043.pdf




以下引用


北陸新幹線敦賀・大阪間のルートに係る調査について
平成28年11月11日
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo03_hh_000076.html
 北陸新幹線敦賀・大阪間のルートに係る調査については、別添 のとおり、本日開催された与党整備新幹線建設推進プロジェクト チームに報告しましたので、お知らせいたします。
添付資料
別紙1(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001152042.pdf
別紙2(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001152043.pdf


国土交通省鉄道局 幹線鉄道課 沖本、河野
TEL:03-5253-8111 (内線40311,40302) 直通 03-5253-8531

***************************

北経連は「小浜・京都」支持 北陸新幹線の敦賀以西ルート
日本経済新聞 2016/11/16 6:01
 北陸経済連合会の久和進会長は15日、記者会見を開き、北陸新幹線の敦賀以西の延伸ルートについて「(福井県小浜市付近から京都駅に向かう)小浜・京都ルートが望ましい」と表明した。同連合会が支持ルートを明確にするのは初めて。
 延伸ルートを巡っては、国土交通省が11日に3ルートの試算を公表した。これを踏まえ、(1)京都や大阪まで乗り換えがなく、所要時間が短い(2)運賃・料金の安さ――などを挙げた。小浜・京都ルートが実現した場合、敦賀駅における特急列車の接続や本数確保などで、中京圏へのアクセスに配慮することも求めた。
 小浜・舞鶴・京都ルートについては「北陸から京都や大阪に行くには遠回り」とし、国交省の試算で費用対効果が1を割った点についても他の2ルートに比べて劣るとの見方を示した。
 一方、費用対効果が2.2と最も高かった米原ルートについては、同連合会のなかでも支持する声があったことを明らかにした。その上で、「工事費が安くて中京圏との接続も考えるとそれなりに意味があると思う」と評価。ただ、「米原駅での乗り換えが将来にわたって続くのは大きな問題」と指摘した。
 小浜・京都ルートの建設費は2兆700億円にのぼるが、「その分便益も大きい」と発言。自然災害への対応の観点からも「東海道新幹線とは別ルートで東京と大阪を結ぶ新幹線の整備は大きな意味がある」とした。



日経コンストラクション 2016/11/15 23:00
北陸新幹線延伸、舞鶴ルートに厳しい試算
 国土交通省は11月11日、北陸新幹線の敦賀以南への延伸で、南東の米原に至るルート(延長約50km)の建設費が最も安く費用便益比(B/C)は最大とする調査結果を発表した。小浜や舞鶴を経て京都、新大阪に到達するルート(約190km)は、費用便益比が1を割った。
 現在、高崎から金沢まで開業している北陸新幹線は敦賀までの延伸が決定済みで、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が2022年度末の開業を目指して整備を進めている。敦賀以南については米原ルートや小浜舞鶴京都ルートのほかに、小浜から舞鶴を経由せずに京都、新大阪に至る小浜京都ルート(延長約140km)を国交省などが検討している。
 国交省は2031年の着工を想定して各ルートの概算建設費などを試算した。米原ルートは約5900億円、想定する工期は10年で費用便益比は2.2だ。約2兆700億円で15年かかる小浜京都ルートの1.1、建設費が約2兆5000億円に増える小浜舞鶴京都ルートの0.7を大きく上回った。
 米原ルートは1km当たりの建設費が約120億円。約150億円の小浜京都、約130億円の小浜舞鶴京都に比べて割安だ。トンネルの占める割合が影響しているとみられる。国交省によると米原の5割強に対し、小浜京都は8割前後、小浜舞鶴京都では8割弱だ。小浜を通る2ルートでは、京都と新大阪に地下ホームを増設する必要が生じる。
 一方で敦賀から京都や新大阪へ向かう場合、米原ルートは米原で東海道新幹線に乗り換えることになり、所要時間が長くかかると試算。敦賀─新大阪間は約1時間7分で、小浜京都ルートの約43分を6割近く上回る。運賃も2割ほど高くなる。北陸新幹線の東海道新幹線への乗り入れは想定していない。
 国交省は同日、この調査結果を与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームに報告した。
(日経コンストラクション 安藤剛)
[日経コンストラクションWeb版 2016年11月15日掲載]


日刊建設工業新聞  [2016年11月14日2面]
国交省/北陸新幹線敦賀~新大阪間ルート選定調査結果/「米原」案が費用対効果最適
 国土交通省は11日、未着工の北陸新幹線敦賀駅~新大阪駅間の早期着工に向けて進めてきたルート選定調査の結果を公表した。現在3本あるルート案について、建設費や工期、沿線地域にもたらす経済波及効果などを総合的に勘案して費用対効果値を算出。滋賀県長浜市などを通り米原駅で既設の東海道新幹線に合流する「米原ルート」(建設延長約50キロ)が費用対効果で最適との結果をまとめた。
 調査結果は、同日開かれた与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)で報告された。PTは今回の結果を踏まえ、年内に1案に絞り込む。調査では、敦賀~新大阪間の3ルート案についてそれぞれ概算の建設費や工期などを算出した。その結果を見ると、費用対効果値が2・2と最も高かった米原ルートの建設費は約5900億円、工期は10年と見込んでいる。
 このほか、費用対効果値を1・1と算出し、福井県小浜市などを通り京都駅に接続する「小浜京都ルート」(約140キロ)の建設費は約2兆0700億円、工期は15年と試算。費用対効果値を3案中最低の0・7と試算し、小浜市や京都府舞鶴市などを通り京都駅に接続する「小浜舞鶴京都ルート」(約190キロ)の建設費は約2兆5000億円、工期は15年と試算した。
 小浜京都ルートと小浜舞鶴京都ルートは、京都~新大阪間で東海道新幹線に合流せず、新たに専用軌道を敷設する前提だ。
 1973年に決定した国の北陸新幹線の整備計画では、3案のうち小浜京都ルートが最も計画に近いルート設定になっている。過去の整備新幹線のルート選定では最新の建設費や経済効果などを考慮して当初計画のルートが変更された事例もある。
 国交省は、与党がまとめるルート案を踏まえ実際に採用できるかどうかを検討する方針だ。


レスポンス 2016年11月13日(日) 12時30分
国交省、北陸新幹線 敦賀~大阪間の3ルート検討結果を発表
国土交通省鉄道局は11月11日、北陸新幹線の敦賀~大阪間について、小浜-舞鶴-京都ルート、小浜-京都ルート、米原ルートの検討結果を発表。京都・新大阪駅は地下駅、米原・東舞鶴・東小浜・学研都市付近は地上駅を想定し、建設費などを算出。費用対効果を伝えた。
 同区間の概算建設費については、都市部地下はシールドトンネル、山間部は山岳トンネルと想定、用地取得費などは公示地価を参考、建物補償費などは過去実績を考慮したうえで、北陸新幹線(金沢~敦賀間)の実績などをもとに算出した。
 最も建設延長距離が長い小浜舞鶴京都ルート(約190km)は、敦賀-小浜市(東小浜)-舞鶴市(東舞鶴)-京都-新大阪に駅を設置予定。建設費は約2兆5000億円。同区間の所要時間は約1時間。費用対効果(=総便益/総費用)は0.7で最も低い。
 小浜京都ルート(約140km)は、敦賀-小浜市(東小浜)-京都-新大阪に駅を設置予定。建設費は約2兆700億円。同区間の所要時間は約43分。費用対効果は1.1。
 米原で乗り換えが要る米原ルート(約50km)は、敦賀-米原に駅を設置予定。建設費は約5900億円。同区間の所要時間は約1時間7分。費用対効果は2.2。工期は舞鶴・小浜経由が15年に対し、この米原ルートは10年と見込む。
 また参考として、関西文化学術研究都市経由について小浜舞鶴京都ルート・小浜京都ルートを試算。こちらは両ルートとも所要時間3分増、建設延長10km増で、費用対効果は舞鶴ルートが0.6、小浜ルートが0.9と算出した。
 国交省の今回の検討結果を受け、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームは年内に方向性を示す見込み。《大野雅人》


毎日新聞2016年11月12日 地方版
北陸新幹線
国交省試算、県内から安堵の声 投資効果「米原」最高 /滋賀
 北陸新幹線の福井県敦賀市以西への延伸について、国土交通省が11日に与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)に示した試算では米原ルートが最も投資効果が高いとされた。米原ルート誘致に取り組んできた県内関係者からは安堵(あんど)の声が聞かれた。
 試算は米原ルートのほか、福井県小浜市付近から南下して京都駅に入る「小浜・京都」ルートと、小浜市から京都府舞鶴市を通り京都駅に向かう「舞鶴」ルートの計3ルートについて投資効果などを調査。米原ルートは投資の2・2倍の効果があるとされ、「小浜・京都」は1・1倍、「舞鶴」は0・7倍だった。この結果を基にPT内で議論し、年内にも1ルートに絞り込む予定という。
 米原市の平尾道雄市長は「一刻も早く客観的かつ合理的判断のもとで米原ルートが選定されることを期待している」、県内経済団体などでつくる北陸新幹線米原ルート実現促進期成同盟会の日向寛会長は「米原ルート実現のため北陸や中部圏域とも連携し地域の声を中央に届けていく」とコメント。三日月大造知事も米原ルートが最も投資効果に優れているとした点を評価した上で「建設費用の地方負担のあり方の検討や並行在来線が経営分離されないことを強く求める」とした。【衛藤達生】


日本経済新聞 2016/11/12 6:01
沿線自治体、働きかけ加速へ 北陸新幹線延伸3ルート試算受け
 国土交通省は11日、北陸新幹線の延伸3ルート案の調査結果を公表した。西日本旅客鉄道(JR西日本)が提案する「小浜・京都ルート」は時間短縮効果、滋賀県が推す「米原ルート」は費用対効果で評価が高かった。京都府が推す「小浜・舞鶴・京都ルート」は費用対効果で不利と評価された。自治体では肯定的評価と反論が交錯したが、それぞれ働きかけを強める。客観的データがそろい早期のルート選定に向けた議論が進みそうだ。
 北陸新幹線を含む整備新幹線には5つの着工条件がある。時間短縮を含めた投資効果、収支採算性などだ。国交省が同日、与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)に報告した調査結果では、小浜・京都ルートの時間短縮効果が最も大きかった。現在は大阪から金沢まで在来線特急「サンダーバード」で約2時間半かかるが、新大阪―金沢間が約1時間19分になる。
 JR西の来島達夫社長は「北陸新幹線の速達性、利便性を考えるとこの案が良い」と主張する。需要が大きい京都―新大阪間も自前の線路を走らせることで収益増を狙えるとみる。同ルートを支持する福井県は態度を明確にしていない富山、石川両県に同調するように働きかけを強める。
 米原ルートは費用対効果が2.2で、着工の目安となる1を大きく上回ってトップだった。建設区間が約50キロと短く、建設費が約5900億円と他のルートより安い。想定される工期は10年と最も短かった。
 ただ滋賀県が推す米原ルートについては東海旅客鉄道(JR東海)が「東海道新幹線のダイヤ過密で乗り入れは難しい」としている。JR西は米原駅での乗り換えが必要になると利便性が損なわれるとして消極的だ。
 小浜・舞鶴・京都ルートは時間短縮効果で米原ルートをかろうじて上回った半面、費用対効果は0.7と1を下回り、採算性が最も厳しいとされた。
 与党PTの茂木敏充座長は「年内にPTを開催し、一定の方向性を決定したい」と語った。地域活性化への貢献や他の新幹線との接続も踏まえて議論し、1ルートに絞る構えだ。
 与党PTの下部組織である敦賀・大阪間整備検討委では、沿線自治体や有識者の意見を聴取して検討を進める。
【京都府・市、小浜・舞鶴・京都ルート低評価に反論】
 「現状を前提とした費用対効果のみで確定すべきものではない」。京都府の山田啓二知事は11日、国交省の調査結果に反論する内容のコメントを出した。門川大作・京都市長も「移動時間の短縮だけでなく、日本海側の発展、並行在来線の維持、地元負担など総合的に検討しなければならない」と述べた。
 府が推す小浜・舞鶴・京都ルートは距離が長いうえ、建設費が大きく、費用対効果などで低い評価が示された。JR西日本が小浜・京都ルートを推すなか旗色の悪さが目立つ。
 府は新幹線を北部の経済振興につなげたい考えだ。今後、独自に調査結果を分析して「日本海側国土軸の形成の重要性をしっかり説明する」(山田知事)。大阪から山陰を経由する「山陰新幹線」との接続など長期的なメリットもアピールし、巻き返しを目指す。
 滋賀県の三日月大造知事は「米原ルートが建設費は少なく、最も投資効果が優れているとされた」と評価した。米原市の平尾道雄市長は「一刻も早く客観的かつ合理的な判断のもと、米原ルートが選定されることを期待している」とした。
 滋賀県は9月に3ルートの建設費などを独自試算したが、国交省の調査結果は県試算より工期が5年長く、建設費は約1800億円膨らんだ。この差について三日月知事は「国に確認していきたい」とコメントした。京都府と同様、調査結果を分析し、メリットをアピールするとみられる。
 一方、福井県の西川一誠知事は「小浜・京都ルートは移動時間が最も短く、料金も安いという結果が出た。国土形成においても重要で最適なルートだ」とコメントした。
 石川県の谷本正憲知事は「公共事業は費用対効果が重視される傾向にあり、舞鶴ルートが最も低いという判断が下されたことの意味は重い」と語った。富山県の石井隆一知事は「県議会や経済界、県民などの声を聞いて方針を決めたい。年内にルートを決定してもらいたい」と述べた。


日本経済新聞 2016/11/12 6:01
福井県、時間短縮効果で「小浜・京都」に期待 北陸新幹線延伸
 国土交通省が11日に北陸新幹線の敦賀からの延伸ルート3案の概算建設費などの試算を公表したことを受け、北陸3県をはじめ関係自治体のトップがそれぞれコメントを出した。福井県は小浜・京都ルートの実現に強い期待を示した一方、石川、富山両県はルートについて明言しなかった。
 福井県の西川一誠知事は「小浜・京都ルートは移動時間が最も短く、料金も安いという結果が出た。国土形成においても重要で最適なルートだ」とコメントした。同ルート決定へ与党に働きかける方針だ。
 石川県の谷本正憲知事は試算について「自治体に対する国交省の説明を待つ」と述べ、どのルートを推すか明言を避けた。ただ「公共事業は費用対効果が重視される傾向にあり、舞鶴ルートが最も低いという判断が下されたことの意味は重い」と語った。
 富山県の石井隆一知事は「小浜・京都ルートが一番早く着き、料金が安いというのは確かに魅力。だが米原ルートの方が名古屋に行くのは便利という意見もある」と述べるにとどめた。
 米原ルートの建設費が最も少ないとされた滋賀県の三日月大造知事は「最も投資効果が優れているとされた」と評価。同県米原市の平尾道雄市長も「一刻も早く米原ルートが選定されることを期待している」とコメントした。
 京都府の山田啓二知事は「新幹線のルート選定は日本の将来を見据えて行われるものであり、現状を前提とした費用対効果のみで確定すべきものではない」と国交省の調査結果に反論した。

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