2016-12-04(Sun)

中部整備局職員 また逮捕 入札情報漏えい-愛知県警

加重収賄官製談合防止法違反容疑
「中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会」で検討中に



◇入札巡り商品券100万円収賄容疑 国道事務所幹部逮捕
----国土交通省中部地方整備局が発注したトンネル工事をめぐり、入札情報を業者に教える見返りに100万円分の商品券を受け取ったとして、愛知県警は3日、同局北勢国道事務所(三重県四日市市)の副所長深谷亘容疑者(56)=愛知県知立市逢妻町=を加重収賄官製談合防止法違反の疑いで逮捕し、発表した。
 また、商品券を渡した中堅ゼネコンの奥村組(大阪市)の名古屋支店元社員星野直則容疑者(67)=兵庫県宝塚市=を同法違反の疑いで逮捕した。2人とも容疑を認めているという。県警は3日、同支店や2人の自宅などを家宅捜索した。

----同局職員が加重収賄容疑で逮捕されるのは、9月の三重河川国道事務所課長(当時)に続いて今年2件目。前の事件の捜査過程で、今回の容疑が判明したという。相次ぐ職員逮捕について同局は3日、「先般の不正事案の発生から間もないなか極めて遺憾。厳しく再発防止に取り組む」とコメントを出した。
(朝日新聞デジタル)

◇またも地方整備局職員
----中部地方整備局を巡っては今年9~10月、同局三重河川国道事務所が発注した橋工事の入札で、建設業者に入札情報を漏らした見返りに計約30万円の飲食接待を受けたとして、元同事務所課長の田中春人被告(47)=名古屋市瑞穂区=が加重収賄官製談合防止法違反などの容疑で逮捕、起訴されている。
 愛知県警によると、この事件の捜査の過程で、今回の容疑が浮上したという。

----同局は相次ぐ贈収賄事件の発覚に衝撃を受けている。同局は田中被告の事件発覚後、弁護士や大学教授も交えて委員会をつくり、再発防止策を検討していた。
 深谷容疑者の逮捕を受け、同局の塚原浩一局長は「先般の不正事案の発生から間もない中、重ねて当整備局の職員が逮捕され、国民からの信頼を裏切るもので極めて遺憾。不正行為を看過する組織の風土がなかったかを含め徹底した原因究明を行い、再発防止に取り組む」とのコメントを発表した。
(毎日新聞)




以下引用


北海道新聞 2016/12/04 10:59、12/04 11:08 更新
下請け業者が商品券用意 中部整備局の汚職事件
家宅捜索のため、国交省中部地方整備局の北勢国道事務所に入る愛知県警の捜査員=4日午前10時ごろ、三重県四日市市
 国土交通省中部地方整備局発注のトンネル工事を巡る汚職事件で、入札情報を漏えいさせたとして官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたゼネコン奥村組名古屋支店の元社員星野直則容疑者(67)=兵庫県宝塚市=が、謝礼として送った商品券を下請け業者に用意させていたことが4日、愛知県警への取材で分かった。
 捜査2課は、星野容疑者が下請け業者を巻き込んで落札したとみて、組織的な関与がなかったか調べている。同課は4日、加重収賄などの疑いで逮捕した整備局北勢国道事務所(三重県四日市市)の副所長深谷亘容疑者(56)=愛知県知立市=と星野容疑者を送検。


朝日新聞デジタル2016年12月3日23時50分
入札巡り商品券100万円収賄容疑 国道事務所幹部逮捕
 国土交通省中部地方整備局が発注したトンネル工事をめぐり、入札情報を業者に教える見返りに100万円分の商品券を受け取ったとして、愛知県警は3日、同局北勢国道事務所(三重県四日市市)の副所長深谷亘容疑者(56)=愛知県知立市逢妻町=を加重収賄官製談合防止法違反の疑いで逮捕し、発表した。
 また、商品券を渡した中堅ゼネコンの奥村組(大阪市)の名古屋支店元社員星野直則容疑者(67)=兵庫県宝塚市=を同法違反の疑いで逮捕した。2人とも容疑を認めているという。県警は3日、同支店や2人の自宅などを家宅捜索した。
 県警によると、深谷容疑者は同局道路工事課長補佐だった2011年10月~12年1月ごろ、三重県紀北町のトンネル工事の一般競争入札前に、星野容疑者に落札可能価格などを教え、12年2月に見返りとして商品券100万円分を受け取った疑いがある。
 深谷容疑者は商品券を郵便で受け取り、百貨店で服などの購入に使ったという。星野容疑者の贈賄罪については、3年の公訴時効が成立している。入札には27社が参加し、奥村組が12億4600万円で落札した。予定価格は14億1933万円で、落札率は約88%だった。
 県警によると、2人は08年ごろに仕事を通じて知り合ったという。深谷容疑者は09年4月から道路工事課長補佐を務め、工事の施工や予定価格の積算調書の作成などを担当していた。
 同局職員が加重収賄容疑で逮捕されるのは、9月の三重河川国道事務所課長(当時)に続いて今年2件目。前の事件の捜査過程で、今回の容疑が判明したという。相次ぐ職員逮捕について同局は3日、「先般の不正事案の発生から間もないなか極めて遺憾。厳しく再発防止に取り組む」とコメントを出した。

毎日新聞2016年12月3日 23時43分(最終更新 12月3日 23時43分)
加重収賄容疑
北勢国道事務所の副所長を逮捕…愛知県警
漏えい見返り、商品券受領
 国土交通省中部地方整備局発注の高速道路トンネル工事を巡り、入札情報を漏らした見返りに100万円相当の商品券を受け取ったとして、愛知県警捜査2課は3日、同局北勢国道事務所(三重県四日市市)副所長、深谷亘容疑者(56)=愛知県知立市逢妻町錦=を加重収賄官製談合防止法違反の容疑で逮捕した。【山衛守剛】
奥村組元社員も逮捕…官製談合防止法違反容疑
 中堅ゼネコン「奥村組」(大阪市)名古屋支店の元土木部員、星野直則容疑者(67)=兵庫県宝塚市売布東の町=も同法違反容疑で逮捕した。
 深谷容疑者の逮捕容疑は2011年10月~12年1月ごろ、三重県紀北町の紀勢自動車道・古里第1トンネル工事の総合評価落札方式による一般競争入札で、落札可能価格など入札情報を星野容疑者に教えて奥村組に落札させ、その見返りとして12年2月上旬ごろ、星野容疑者から100万円相当の商品券を郵送で受け取ったとしている。
 深谷容疑者は容疑を認め、星野容疑者も大筋で容疑を認めている。星野容疑者の贈賄容疑は公訴時効(3年)が成立している。捜査2課は3日、奥村組の本社などを捜索した。
 同課によると、深谷容疑者は当時、同局道路工事課の課長補佐として同局発注工事の予定価格積算や入札の技術審査などに携わっていたといい、星野容疑者は工事所長として現場の責任者だった。
 2人は08年ごろに仕事を通じて知り合い、星野容疑者から入札情報を教えるよう持ちかけたとみられる。問題の入札は12年1月24日に実施され、27社が参加して奥村組が12億4600万円で落札した。総合評価方式は、施工態勢の評価点や技術提案に対する加算点などと入札価格を総合考慮して落札業者を決める仕組みで、深谷容疑者は加算点なども漏らしていたとされる。
 星野容疑者は商品券代を普段から委託している下請け業者に負担させ、この下請け業者も問題の工事に関わっていたという。深谷容疑者は商品券で服などを購入し、ほとんど使い切ったという。
またも地方整備局職員
 中部地方整備局を巡っては今年9~10月、同局三重河川国道事務所が発注した橋工事の入札で、建設業者に入札情報を漏らした見返りに計約30万円の飲食接待を受けたとして、元同事務所課長の田中春人被告(47)=名古屋市瑞穂区=が加重収賄官製談合防止法違反などの容疑で逮捕、起訴されている。
 愛知県警によると、この事件の捜査の過程で、今回の容疑が浮上したという。
 同局は相次ぐ贈収賄事件の発覚に衝撃を受けている。同局は田中被告の事件発覚後、弁護士や大学教授も交えて委員会をつくり、再発防止策を検討していた。
 深谷容疑者の逮捕を受け、同局の塚原浩一局長は「先般の不正事案の発生から間もない中、重ねて当整備局の職員が逮捕され、国民からの信頼を裏切るもので極めて遺憾。不正行為を看過する組織の風土がなかったかを含め徹底した原因究明を行い、再発防止に取り組む」とのコメントを発表した。【山衛守剛】


日本経済新聞 朝刊2016/12/4 2:30
整備局職員を逮捕 入札巡り加重収賄容疑
 三重県の紀勢自動車道のトンネル工事の入札に絡み落札可能な価格を漏らしたなどとして、愛知県警捜査2課は3日、国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所副所長、深谷亘容疑者(56)=愛知県知立市=を加重収賄と官製談合防止法違反の疑いで逮捕した。また建設会社「奥村組」(大阪市)の元社員、星野直則容疑者(67)=兵庫県宝塚市=を同法違反容疑で逮捕した。
 深谷容疑者の逮捕容疑は、同局道路工事課長補佐だった2011年10月~12年1月ごろ、三重県紀北町のトンネル工事の一般競争入札で、奥村組名古屋支店の土木部員だった星野容疑者からの依頼で事前に落札可能な価格などの情報を漏らして同社に落札させ、公正な入札を妨害した疑い。またその見返りとして同年2月ごろ、星野容疑者から100万円相当の商品券を受け取った疑い。
 捜査2課によると、深谷容疑者は「間違いない」と容疑を認め、星野容疑者も大筋で容疑を認めている。星野容疑者の贈賄容疑は公訴時効(3年)が成立している。工事の予定価格は約14億1900万円で、奥村組が12億4600万円で落札した。

【共同通信】2016年 12月 3日 16:31 JST
国交省の中部整備局副所長を逮捕
 愛知県警は3日、国土交通省中部地方整備局発注のトンネル工事の入札で便宜を図って落札させ、100万円分の商品券を謝礼として受け取ったとして、加重収賄などの疑いで、同局北勢国道事務所の副所長深谷亘容疑者(56)を逮捕した。
 また、入札情報の漏えいを依頼したとして官製談合防止法違反の疑いで、奥村組名古屋支店の元社員星野直則容疑者(67)を逮捕した。
 逮捕容疑は2012年1月のトンネル工事の入札で、入札に関する内容を漏らして落札させ、商品券を授受した疑い。商品券を渡した容疑は既に公訴時効が成立している。

時事通信 (2016/12/03-17:57)
中部整備局職員また逮捕=入札情報漏らし収賄容疑-愛知県警
 国道のトンネル工事で業者に情報を漏らし落札させたなどとして、愛知県警は3日、官製談合防止法違反と加重収賄の疑いで、国土交通省中部地方整備局の北勢国道事務所副所長、深谷亘容疑者(56)=同県知立市逢妻町=を逮捕した。同整備局では9月、職員が別の業者に入札情報を漏らしたとして逮捕されている。
 県警はまた、同法違反容疑で工事を落札した中堅ゼネコン「奥村組」(大阪市)元社員、星野直則容疑者(67)=兵庫県宝塚市売布東の町=も逮捕。深谷容疑者は容疑を認め、星野容疑者も事実関係を大筋で認めているという。贈賄については時効が成立している。
 深谷容疑者の逮捕容疑は、同局道路工事課課長補佐だった2011年10月~12年1月、三重県紀北町の国道トンネル工事の一般競争入札で、星野容疑者の依頼を受け、入札に関する情報を教えて奥村組に落札させ、同年2月、見返りとして百貨店の商品券100万円分を受け取った疑い。

読売新聞 2016年12月04日 08時54分
入札巡る加重収賄容疑、中部地方整備局職員逮捕
 三重県南部を走る紀勢自動車道のトンネル工事の入札に絡み、落札可能な価格を業者に漏らすなどしたとして、愛知県警は3日、国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所(三重県四日市市)副所長の深谷亘容疑者(56)(愛知県知立市逢妻町)を加重収賄と官製談合防止法違反の疑いで逮捕した。
 また、中堅ゼネコン奥村組(本社・大阪市)の名古屋支店土木部員だった星野直則容疑者(67)(兵庫県宝塚市売布東の町)を同法違反の疑いで逮捕した。
 発表によると、深谷容疑者は、同局道路工事課長補佐だった2011年10月~12年1月頃、同局が発注した紀勢自動車道トンネル工事の一般競争入札で、星野容疑者から依頼を受け、落札可能な価格など入札に関する情報を漏らし、公正な入札を妨害した疑い。
 さらにその見返りとして、星野容疑者が自宅に郵送してきた100万円相当の商品券を受け取った疑い。2人とも容疑をおおむね認めているという。星野容疑者の贈賄容疑については公訴時効(3年)が成立。深谷容疑者は名古屋市内の百貨店で服を購入するなどし、受け取った商品券をほとんど使い切っているという。

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中部地方整備局トップ > 入札・契約情報 >
発注者綱紀保持
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/index.htm
中部地方整備局における発注事務につきましては、関係法令の遵守はもとより、国民の疑惑を招かないよう発注事務に係る綱紀の保持に努めています。
中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会について 
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/huseijian.htm
有資格業者の皆様へ
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/yuushikaku.htm
国土交通省の再発防止対策
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/saihatsuboushi.htm
中部地方整備局発注者綱紀保持規程(平成26年4月1日改正)
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20140401_kitei.pdf
中部地方整備局発注者綱紀保持マニュアル(平成26年4月1日改訂)
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20140401_manual.pdf
中部地方整備局コンプライアンス推進計画
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/compliance.html
中部地方整備局コンプライアンス報告書
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/compliance_houkoku.html
コンプライアンス推進体制
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/suishintaisei.htm

連絡・問い合わせ先
国土交通省 中部地方整備局 適正業務管理官
〒460-8514 名古屋市中区三の丸2-5-1 名古屋合同庁舎第2号館
TEL 052-953-8119
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中部地方整備局トップ > 入札・契約情報 > 発注者綱紀保持 > 中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会
中部地方整備局発注工事にかかる不正事案について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/huseijian.htm
不正事案再発防止検討委員会 資料及び議事概要
開催日 委員会資料 議事概要
第3回 平成28年11月15日(火)
資  料  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161115_bousi_siryou01.pdf
参考資料  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161115_bousi_sankou01.pdf
 1)三重河川国道事務所等における緊急点検等の実施状況について
議事概要  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161115_bousi_gaiyou.pdf

第2回 平成28年10月31日(月)
資  料  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161031_bousi_siryou01.pdf
参考資料  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161031_bousi_sankou01.pdf
 1)現在の状況について
 2)コンプライアンスのこれまでの取組について
 3)当面の取組について
議事概要  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161031_bousi_gaiyou.pdf

第1回 平成28年10月11日(火)
資  料  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161011_bousi_siryou01.pdf
参考資料  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161011_bousi_sankou01.pdf
 1)委員長の選出
 2)当委員会の設立趣旨について
 3)事案の概要について
 4)当該発注工事における入札・契約状況について
 5)中部地方整備局におけるコンプライアンスの取組について
議事概要  http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161011_bousi_gaiyou.pdf

記者発表一覧
発表日 件   名
平成28年11月17日(木)
第3回 中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会の議事概要について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161117_bousi.pdf
平成28年11月14日(月)
第3回 中部地方整備局にかかる不正事案再発防止検討委員会の開催について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161115_bousi.pdf
平成28年11月9日(水)
第2回 中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会の議事概要について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161109_bousi.pdf
平成28年10月28日(金)
第2回 中部地方整備局にかかる不正事案再発防止検討委員会の開催について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161031_bousi.pdf
平成28年10月12日(水)
第1回 中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会の議事概要について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161012_bousi.pdf
平成28年10月7日(金)
第1回 中部地方整備局にかかる不正事案再発防止検討委員会の開催について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161007_bousi.pdf
平成28年10月3日(月)
「中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会」の設置について
http://www.cbr.mlit.go.jp/contract/hachu_hoji/pdf/20161003_bousi.pdf

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「中部地方整備局発注工事にかかる不正事案再発防止検討委員会」の設置について
平成28年10月3日 国土交通省中部地方整備局
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2016/10/1005.pdf
中部地方整備局発注工事にかかる不正事案について、大臣の指示を受け、本日、外部有識者の参画も得て、標記委員会(別添参照)を設置しましたので、お知らせいたします。
なお、本日、緊急の事務所長会議を開催し、所属職員の綱紀粛正、コンプライアンスの保持については、再徹底を局長から指示しております。

問い合わせ先
中部地方整備局総務部
適正業務管理官 南(みなみ)
TEL 052-953-8119 FAX 052-953-9191

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日経コンストラクション2016/10/06
入札情報漏洩で国交省職員逮捕、高知談合の教訓生きず
 国土交通省中部地方整備局が発注した津市の橋梁工事の入札を巡り、予定価格などの入札情報を漏らした見返りに飲食接待を受けたとして、愛知県警は9月30日、加重収賄と官製談合防止法違反などの疑いで、三重河川国道事務所の工務第2課長(46歳)を逮捕した。
 併せて、工事を受注した瀧上工業の営業副本部長(52歳)、営業副本部長(61歳)、名古屋営業部員(41歳)の3人も、贈賄などの疑いで逮捕した。
 国交省の発注工事で、同省の職員が官製談合防止法違反容疑で問われるのは、2012年に発覚した「高知官製談合事件」以来4年ぶり。この事件では、四国地整の土佐国道事務所と高知河川国道事務所それぞれの歴代副所長が、総合評価落札方式の一般競争入札を巡って予定価格や入札参加企業の技術評価点などを建設会社側に漏洩した。
 国交省はこの事件を受け、再発防止策を検討する委員会を省内に設置し、13年3月に調査報告書を作成。積算業務と技術審査・評価業務を分離するなどの再発防止策を各地整に通知した。
 中部地整も本省の通知に従い、積算業務と技術審査・評価業務の分離や、入札書と技術提案書の同時提出、予定価格作成時期の後ろ倒しなどの対策を講じてきた。にもかかわらず、再び職員による入札情報漏洩疑惑が浮上。事件の教訓が生かせなかったことが浮き彫りになった。

瀧上工業は二番札、評価値で上回り逆転落札
 愛知県警によると、情報漏洩があったとみられるのは、三重河川国道事務所が今年8月22日に入札を実施した「23号田中川橋鋼上部工工事」。
 入札は、企業と技術者の実績や工事成績などを評価し、技術提案などは求めない「施工能力評価型Ⅰ型」で実施。駒井ハルテックや東京鉄骨橋梁など大手橋梁メーカーを含む10社が入札に参加し、瀧上工業が2億4500万円(税抜き、以下同じ)で落札した。予定価格は2億7087万円で、調査基準価格は2億4227万円だった。
 工務第2課長は7月上旬から8月下旬にかけて、予定価格や入札参加企業の評価点などを瀧上工業の営業副本部長らに伝え、その見返りに十数回にわたってクラブなど数カ所で合計三十数万円相当の飲食接待を受けたとみられる。
 今回の容疑のポイントは、予定価格などの価格情報だけでなく、各社の評価点も漏洩したとみられる点だ。
 通常、確実に落札しようと考えれば、実質的な下限値である調査基準価格ぎりぎりのところを狙う。しかし、情報漏洩の疑いのある工事では、瀧上工業の入札価格が参加者の中で最も低かったわけではない。それでも評価点が一番高かったので、両者を総合した「評価値」で1位となり、落札することができた。
 評価点の最も高い会社が調査基準価格と同額で入札したとしても、総合評価では瀧上工業を上回らない。瀧上工業は他社の評価点を知ったうえで、自社の入札価格を設定したものと考えられる。
 このように、総合評価落札方式で不正を働くには、価格情報と評価点の両方が必要となる。だからこそ、高知の談合を受けた再発防止策で、積算業務と技術審査・評価業務を分離したはずだ。

入契委員会を通じて参加企業の評価点を入手?
 では、工務第2課長は入札参加企業の評価点を事前にいかに知り得たのか。
 中部地整では、発注担当課が積算業務を、品質確保センター(品質確保課の職員と工事品質管理官らで構成)が技術審査・評価業務をそれぞれ担っている。
 そのため、問題の案件について、発注担当である工務第2課長は予定価格を知り得る立場にあった。しかし通常、発注担当課と品質確保センターとの間では評価点など情報はやり取りしないので、発注担当課の職員が入札参加企業の評価点を事前に知ることは困難とされる。
 にもかかわらず、工務第2課長がその情報を入手できたのは、各企業の競争参加資格の有無などを判断する入札・契約手続運営委員会のメンバーに、発注担当課長として加わっていたからだ。同委員会は通常、三重河川国道事務所の所長、副所長(3人)、工事品質管理官、経理課長、発注担当課長の計7人で構成。委員会には、品質確保センターなどから入札参加企業の評価点などの情報(社名は伏せた状態)が上がってくるので、メンバーである工務第2課長は知り得る立場にあったわけだ。

同時提出型なら、情報漏洩は防げたか
 入札前に評価点の情報が漏洩するのを防ぐために、中部地整は入札書と技術資料の同時提出を入札参加企業に課している。ただ、同時提出型の対象は主に、予定価格6000万円以上3億円未満の一般土木工事の入札。今回の鋼橋上部工事は含まれていない。
 そのため、入札ではまず参加企業に技術資料の提出を求め、入札・契約手続運営委員会で競争参加資格の有無などを確認していた。その後、各社から入札書の提出を受けるまでの間に、評価点の情報が漏れたとみられる。
 中部地整によると、同時提出型の対象工事を限定しているのは、本省の通知に従っているためで、同整備局独自の判断によるものではない。また、本省がそうした通知を出したのは、同時提出型の入札が通常より手続きに時間を要することから、対象工事を高知官製談合事件で問題となった工事の種類や規模に絞ったからだという。
 情報漏洩疑惑の背景には、「技術資料が先、入札書が後」という入札手続きの問題がある。今回は、本省の再発防止策の隙を突く形で不正が行われた。
 中部地整は10月3日、本局幹部と法曹関係者ら外部有識者から成る「不正事案再発防止検討委員会」を設置し、再発防止策を検討すると発表した。同委員会では、同時提出型の適用範囲をどこまで広げるかが検討課題の一つになるとみられる。
 中部地整によると、2015年度に同整備局で発注した工事件数(建築なども含む。港湾空港関係は除く)は1017件。そのうち、予定価格6000万円以上3億円未満の一般土木工事の発注件数は453件で、全体の44.5%を占める。ただし、補正予算の対象工事など早期に発注しなければならない案件が数%あったため、453件全ての工事で同時提出型の入札を実施したわけではない。
 中部地整では、同時提出型は通常より入札手続きに5日間ほど長くかかるとみている。そのため、検討委員会の議論では、発注日程や事務負担などを考慮して、残り6割程度の発注工事で同時提出型の入札をどれくらい実施するかが大きな焦点になるとみられる。

谷川 博 [日経コンストラクション]


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