2017-02-17(Fri)

都市緑地法等改正案 国会提出 都市公園への民間参入促す

都市公園法 生産緑地法の改正も  保育所可能に 再整備に民間活力

◇公園内、保育所可能に 改正案、閣議決定
----政府は十日、公園内のスペース活用に向けた規制緩和を柱とする都市公園法などの改正案を閣議決定した。保育所の設置を可能にするほか、レストランなど商業施設の設置許可期間を二倍に延長。民間主体の緑地整備を後押しすることも盛り込んだ。公園の有効活用や魅力向上につなげる狙い。今国会での成立を目指す。
(中日新聞)

◇都市公園への民間参入促す 国交省、収益施設と一体整備
----国土交通省は都市部にある公園を整備する事業への民間参入を拡大する。民間の事業者がカフェやレストランなど収益施設と広場を一体で整える制度を2017年度にも創設する。老朽化で公園の維持管理コストが増すなか、民間の優良な投資を呼び込む狙いだ。
 通常国会都市公園法改正案を提出し、民間が事業できる期間を10年から20年に延ばしたり、建設の規制を緩和したりする。
 日本では都市部の公園が計画的に整備され、1人あたり10平方メートル超と量的には充実している。ただ、高度成長期につくった公園が多く、設置から30年以上たったものが4割を超す。今後、一定の質を維持していくために、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)を使いやすくする。
(日本経済新聞)

生産緑地法改正案が閣議決定
----政府は10日、生産緑地法で定める面積要件緩和などを含む都市緑地法等改正案を閣議決定した。
 現行で一律500平方メートルと定めている生産緑地の面積要件を、市区町村が条例により300平方メートルまで引き下げられるようにする。
 買取申出できる基準日前に市町村が特定生産緑地に指定すると、買取申出基準日を10年更新で延長できる仕組みも盛り込んだ。このほか、生産緑地内で直売所や農家レストランを設置できるようにする。
(週刊住宅新聞)




以下引用

都市緑地法等の一部を改正する法律案」を閣議決定
~都市の緑空間の保全・活用によって潤いのある豊かなまちづくりを推進します~
平成29年2月10日
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi07_hh_000104.html
 都市における緑地の保全及び緑化並びに都市公園の適切な管理を一層推進するとともに、都市内の農地の計画的な保全を図ることにより、良好な都市環境の形成に資するための「都市緑地法等の一部を改正する法律案」が、本日、閣議決定されました。
1.背景
 公園、緑地等のオープンスペースは、良好な景観や環境、にぎわいの創出等、潤いのある豊かな都市をつくる上で欠かせないものです。また、災害時の避難地としての役割も担っています。都市内の農地も、近年、住民が身近に自然に親しめる空間として評価が高まっています。
 このように、様々な役割を担っている都市の緑空間を、民間の知恵や活力をできる限り活かしながら保全・活用していくため、関係法律を一括して改正し、必要な施策を総合的に講じます。
2.概要
(1)都市公園の再生・活性化(都市公園法及び都市開発資金の貸付けに関する法律関係)
 [1] 都市公園において保育所等の社会福祉施設の占用を可能とすること
 [2] 民間事業者による公共還元型の収益施設の設置管理制度の創設
 [3] [2]の制度に基づく施設整備への都市開発資金の貸付け
 [4] PFI事業に係る公園施設の設置管理許可期間の延伸(10年から30年に)
 [5] 公園運営に関する協議会の設置
 [6] 都市公園の維持修繕に関する技術的基準の策定

(2)緑地・広場の創出(都市緑地法関係)
 [1] 市民緑地設置管理計画の認定制度の創設
 [2] 緑地保全・緑化推進法人(緑地管理機構からの名称変更)の指定権者の見直し(知事から市区町村長に)、指定対象の追加(まちづくり会社等)
 [3] 緑の基本計画の記載事項の拡充(都市公園の管理、都市農地の保全の方針)

(3)都市農地の保全・活用(生産緑地法、都市計画法及び建築基準法関係)
 [1] 生産緑地地区の一律500㎡の面積要件の緩和(一律500㎡から条例で引下げ可能に)
 [2] 生産緑地地区内で直売所、農家レストラン等の設置を可能とすること
 [3] 生産緑地の買取り申出が可能となる始期の延期(30年経過後は10年ごとに延長可)
 [4] 田園住居地域の創設(用途地域の追加)

添付資料
概要(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001172206.pdf
要綱(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001172205.pdf
案文・理由(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001172204.pdf
新旧対照表(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001172203.pdf
参照条文(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001172202.pdf

(1)及び(2)関係都市局公園緑地・景観課 佐々木、丹呉
TEL:03-5253-8111 (内線32-932、32-933) 直通 03-5253-8954 FAX:03-5253-1593
(3)関係(建築基準法を除く)都市局都市計画課 宮川、杉田
TEL:03-5253-8111 (内線32-682、32-683) 直通 03-5253-8409 FAX:03-5253-1590
(3)[4]関係(建築基準法に限る)住宅局市街地建築課 有田、西山
TEL:03-5253-8111 (内線39-613、39-664) 直通 03-5253-8516 FAX:03-5253-1631

*****************************

中日新聞 2017年2月10日 夕刊
公園内、保育所可能に 改正案、閣議決定
 政府は十日、公園内のスペース活用に向けた規制緩和を柱とする都市公園法などの改正案を閣議決定した。保育所の設置を可能にするほか、レストランなど商業施設の設置許可期間を二倍に延長。民間主体の緑地整備を後押しすることも盛り込んだ。公園の有効活用や魅力向上につなげる狙い。今国会での成立を目指す。
 現行では、住民の憩いの場や災害時の避難場所といった機能を優先し、公園内は電柱など限られた設備しか置くことができない。
 待機児童問題の深刻化を受け、二〇一五年から国家戦略特区に限って保育所設置を解禁したが、法改正により全国で可能にする。地方の県庁所在地を含め、保育所を増設したいが用地不足に悩む都市部を中心に一定の効果を期待している。公園を管理する自治体が認めれば、小学生を放課後に預かる学童クラブなども整備できる。
 このほか、事業者が公園内でレストランや売店を出店しやすくなるよう、店舗の設置を許可する期間を、現行の十年から二十年に延長。公園内の遊歩道や植栽も一体的に事業者が整備する仕組みを導入し、利用者へのサービス向上を図る。
 NPOが空き地を借りて公園として整備する「市民緑地」の推進も盛り込んだ。固定資産税・都市計画税の軽減や、ベンチの設置に対する補助などで緑地化を後押しする。


毎日新聞2017年2月2日 10時32分(最終更新 2月2日 12時23分)
保育所:公園内にも 今国会に改正案、用地不足に対応
 保育所の待機児童対策の一環として国土交通省は、公園内に保育所を設置できるようにする方針を固めた。現行制度上は国家戦略特区に限定されているが、規制を緩和して保育所の用地不足に対応するのが目的。開会中の通常国会都市公園法改正案を提出する。
 国交省によると、公園は災害時の避難場所にもなることから、設置できる施設や設備は限定されている。国は2015年、特区に限って保育所などを設置できるようにした。
 これを受け、既に東京都荒川区や世田谷区、大阪府豊中市、福岡市博多区などで公園内の保育所開設が予定されている。一方で、待機児童が多いのに特区に指定されていない自治体も少なくないことなどから、国交省は公園を管理する自治体が許可すれば開設できるようにする。
 保育所だけでなく、小学生を放課後に預かる学童保育や、高齢者・障害者を対象にした通所型の福祉施設も開設できる。
 ただ、公園の機能を維持できるよう、設置する施設の敷地面積は公園の3割以内とし、美観を損なうような建物は認めない。
 保育所建設を巡って「騒音」を理由に周辺住民が反対するケースが相次いでいるが、国交省の担当者は「もともと子どもたちが利用する公園であれば、近隣への騒音問題も起きにくい」としている。【曽田拓】


※「日経アーキテクチュア」2017年1月26日号より
都市公園の再整備に民間活力
カフェなどの収益施設を20年間設置可能に
 国土交通省は2017年度から、民間事業者が都市公園の収益施設と公共部分とを一体で整備できる「Park-PFI」制度を創設する方針だ〔図1〕。都市公園内に設けるカフェなど収益施設の設置許可期間を緩和するなど、民間事業者が都市公園を整備しやすくする。
〔図1〕民間事業者の参入を促す

都市公園の整備費を交付金で支援するなど、民間事業者の参入を促し、老朽化が進む都市公園の再整備を加速させる(資料:国土交通省の資料をもとに日経アーキテクチュアが作成)
 民間事業者の参入を促し、老朽化が進む都市公園の再整備を加速させることを狙う。16年12月22日に閣議決定した17年度政府予算案に盛り込まれた。
 新制度の創設に合わせて都市公園内の許容建蔽率を引き上げるなど、都市公園法の改正も検討している。ストックを活用し、緑とオープンスペースを基軸とした地域の活性化を図る。
 都市公園とは、都市公園法や都市計画法などに規定される公園だ。全国に約10万カ所あり、面積にして12万ヘクタールに及ぶ。開設後、30年以上になるものが40%を超え、施設の老朽化が進行している。
 03年の地方自治法改正による指定管理者制度の導入や、09年に施行されたPFI法などによって、都市公園を民間事業者が整備・管理する道が開かれた。
 しかし、公園内に建設できる建物に対する制約が厳しく、許容建蔽率は原則として2%。用途も売店や学習施設などに限定される。民間事業者が設ける施設の設置・管理期間は都市公園法により、原則として最長10年と定められている。
交付金による支援制度を創設
 新設されるPark-PFI制度では、民間提案による公園施設の事業運営制度を創設。従来、行われていなかった収益施設と広場などの一体整備を認める。施設の設置・管理期間を20年に延伸し、収益率を高めて、民間事業者の参入障壁を下げる。
 民間事業者が整備した公共部分の費用の一部を、自治体が負担する場合、国は社会資本整備総合交付金によってその2分の1を支援。民間事業者による施設の整備費を、都市開発資金貸付金から無利子で貸し付ける制度を創設する。
 一方で、従来は原則として全国一律だった施設設置に伴う公園使用料に、収益性の高い場所などでは他の公園よりも高く徴収することも認める。この公園使用料の収益の一部を、公共部分の整備に充てる。


日本経済新聞 2017/1/24 23:44
都市公園への民間参入促す 国交省、収益施設と一体整備
 国土交通省は都市部にある公園を整備する事業への民間参入を拡大する。民間の事業者がカフェやレストランなど収益施設と広場を一体で整える制度を2017年度にも創設する。老朽化で公園の維持管理コストが増すなか、民間の優良な投資を呼び込む狙いだ。
 通常国会に都市公園法改正案を提出し、民間が事業できる期間を10年から20年に延ばしたり、建設の規制を緩和したりする。
 日本では都市部の公園が計画的に整備され、1人あたり10平方メートル超と量的には充実している。ただ、高度成長期につくった公園が多く、設置から30年以上たったものが4割を超す。今後、一定の質を維持していくために、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)を使いやすくする。
 現行の枠組みは、民間が収益施設、公園管理者が広場などの公共部分を別々につくる。収益施設を運営できる期間は原則10年に限られ、採算の見通しが立ちにくいという課題もあった。新たな制度は民間が設計から運営まで手掛け、カフェに面する広場なども一体で整備する。公共部分の整備費用は官民で分担する。
 財政状況が厳しい自治体は公園の維持管理に回せるお金が少ない。民間資金を活用して効率的に整備を進める。質の高い公園の周りの不動産価値が上がる効果も期待できる。
 富山市の富岩運河環水公園にあるスターバックスコーヒーは風景と一体になった整備で「世界一美しいスタバ」と称される。こうした事例を各地に広げていく。

------------------------------------

週刊住宅新聞 2017年2月10日
生産緑地法改正案が閣議決定
 政府は10日、生産緑地法で定める面積要件緩和などを含む都市緑地法等改正案を閣議決定した。
 現行で一律500平方メートルと定めている生産緑地の面積要件を、市区町村が条例により300平方メートルまで引き下げられるようにする。
 買取申出できる基準日前に市町村が特定生産緑地に指定すると、買取申出基準日を10年更新で延長できる仕組みも盛り込んだ。このほか、生産緑地内で直売所や農家レストランを設置できるようにする。

/////////////////////////////////////////////////////////////

関連記事

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

tag : 都市緑地法 国会 生産緑地法 都市公園法 民間活力

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

ajimu-ra

Author:ajimu-ra

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最近の記事
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ(タブ)
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブログランキング
↓↓クリックお願いします↓↓

FC2Blog Ranking

ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア
blogram投票ボタン