2017-02-21(Tue)

東京外環道 掘削工事強行 周辺住民が抗議 

50年越し始動も 開通時期は見えず  大深度地下70mの立坑から出発 国内最大の掘削機で

東京外環道 国内最大の掘削機で 直径16メートル
----関越道と東名高速を結ぶ東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事で使われる巨大な掘削機「シールドマシン」が19日、東京都世田谷区の工事現場で報道陣に公開された。直径約16メートルの円筒形の機械で、国土交通省によると国内最大という。
----周辺の住民らによる反対運動もあり、地上部分の用地取得が完了していないことなどから、開通時期は未定という。
(毎日新聞)

◇外環道掘削 工事強行 東京・世田谷 周辺住民抗議
----東京外郭環状道路(練馬―世田谷区間約16キロ)のトンネル掘削工事が19日、世田谷区の東名高速道路ジャンクション(JCT)予定地で強行されました。
 建設に反対する周辺住民らは掘削工事の「発進式」の会場前で、工事を強行した国と都、高速道路会社に抗議の声を上げました。
 練馬区で、祖父の代から建設現場近くに住む男性(68)は「事業者は世界初の事業と胸を張るが、地下水や土地の変化は分からない。住宅地の真下を掘って、もし被害が出たらどう責任をとるのか」と憤ります。
(しんぶん赤旗)


◇外環道「関越~東名」区間、半世紀を経てトンネル掘削本格スタート 待ち受ける課題も
----外環道「関越~東名」区間で、国内最大のシールドマシンが発進。地下の本線トンネル掘削工事が本格的に始まりました。都市計画決定から約50年を経たようやくの「発進」ですが、まだ課題があるようです。開通はいつになるのでしょうか。

「施工に相当の期間を要す見込み」の箇所も 開通時期は?
----(国土交通省によると)現在設計中であるその「地中拡幅部」と呼ばれる部分について、なかでも中央JCTは上下本線のトンネルそれぞれにランプトンネルを2本ずつ合流させる構造で、「トンネルの断面がかなり大きくなる」といいます。これら地中拡幅部は、今回の報道発表資料によると「高度な技術を要す工事につき、施工に相当の期間を要す見込み」だそうです。

----2016年12月下旬時点で用地取得率は全体の80%、工事に際して進められる埋蔵文化財調査の進捗率は69%だそうです。
さらに、大泉側からの本線シールドマシンの発進時期については、地質調査の結果からマシン構造の精査が必要と判断されており、遅れる見込みです。工事に際して、解決しなければならない問題がまだまだ存在します。
(乗りものニュース)




以下引用

毎日新聞2017年2月19日 19時52分(最終更新 2月20日 02時03分)
東京外環道 国内最大の掘削機で 直径16メートル
 関越道と東名高速を結ぶ東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事で使われる巨大な掘削機「シールドマシン」が19日、東京都世田谷区の工事現場で報道陣に公開された。直径約16メートルの円筒形の機械で、国土交通省によると国内最大という。
 トンネルが整備されるのは東京都練馬区の大泉ジャンクション(JCT)と世田谷区の仮称・東名JCTを結ぶ約16キロの区間。地下約40メートルの深さに、3車線のトンネルを2本通す。シールドマシンは月約500メートルのペースで掘り進め、コンクリートでトンネルの壁も作ることができる。
 周辺の住民らによる反対運動もあり、地上部分の用地取得が完了していないことなどから、開通時期は未定という。【曽田拓】

しんぶん赤旗 2017年2月20日(月)
外環道掘削 工事強行 東京・世田谷 周辺住民抗議
宮本議員参加
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-20/2017022015_03_1.html
 東京外郭環状道路(練馬―世田谷区間約16キロ)のトンネル掘削工事が19日、世田谷区の東名高速道路ジャンクション(JCT)予定地で強行されました。
 建設に反対する周辺住民らは掘削工事の「発進式」の会場前で、工事を強行した国と都、高速道路会社に抗議の声を上げました。
 練馬区で、祖父の代から建設現場近くに住む男性(68)は「事業者は世界初の事業と胸を張るが、地下水や土地の変化は分からない。住宅地の真下を掘って、もし被害が出たらどう責任をとるのか」と憤ります。
 地権者らでつくる野川べりの会の発起人でもある飯岡静子さん(74)は「地権者の家屋調査をしているが、被害が出る可能性があるということ。にもかかわらず危険性の説明は不十分で不安だけが増している」と指摘しました。
 抗議行動には、日本共産党の宮本徹衆院議員(東京比例・東京20区重複予定候補)、里吉ゆみ都議、江口じゅん子世田谷区議、山田耕平、金子けんたろう両杉並区議、いび匡利都議予定候補(北多摩3区)、阿部真衆院東京22区予定候補が参加しました。
 宮本氏らは集まった住民らとともに、プラカードや横断幕を掲げ、工事の中止をアピールしました。
東京外環道トンネル工事 40メートル以深の大深度地下に直径約16メートルの2本のトンネルを掘り進めるもの。“1メートル1億円”と、ばく大な費用がかかる上、地下水や地盤への影響などが懸念され、住民から不安の声が上がっています。


乗りものニュース2017.02.19
外環道「関越~東名」区間、半世紀を経てトンネル掘削本格スタート 待ち受ける課題も
 外環道「関越~東名」区間で、国内最大のシールドマシンが発進。地下の本線トンネル掘削工事が本格的に始まりました。都市計画決定から約50年を経たようやくの「発進」ですが、まだ課題があるようです。開通はいつになるのでしょうか。
50年越し、ついに始動
 2017年2月19日(日)、国が建設を進める外環道「関越~東名」区間において、本線トンネルを掘削する2機のシールドマシンが、東名高速の東京IC付近に建設中の東名JCT(仮称)予定地(東京都世田谷区)から大泉JCT(東京都練馬区)に向け、発進しました(以下、未開通区間のIC、JCT名はすべて仮称)。
東名JCT予定地に設けられた地下70mの立坑から、シールドマシンが出発した(2017年2月19日、中島洋平撮影)。
 外環道は、東京都心から約15kmの位置を環状に通る全長およそ85kmとなる予定の道路で、現在は大泉JCT~三郷南IC間の約34kmが開通しています。2017年度には三郷南ICから、首都高湾岸線と交わる高谷JCT(千葉県市川市)までの「千葉区間」が開通する予定です。
 今回シールドマシンが発進した約16kmの「関越~東名」区間は、一般道の環状八号線におおむね並行します。開通すれば、環状八号線経由で60分かかっていた同区間は、12分に短縮できるそうです。都心に集中していたクルマの流れが分散され、環状八号線だけでなく環状七号線や首都高などの渋滞緩和も期待されるといいます。
 式典に出席した小池百合子東京都知事は「外環道の開通により、経済の『血液』ともいえる人とモノのスムーズな流れがうながされます。生産性が向上するとともに、世界の都市間における東京の競争力を高めます」と話しました。
 この「関越~東名」区間は1966(昭和41)年、東京都によって高架方式で都市計画が決定されました。しかし、地元の反対などからいったん事業が凍結され、2007(平成19)年、環境への影響を抑えるべく地下方式へと計画を変更。そしてこのたび、最初の都市計画決定からおよそ50年を経て、本線トンネルを掘削するシールドマシンが発進しました。

直径は過去最大 地下40m以深を貫くトンネル
 2機のシールドマシンはそれぞれ直径およそ16mで、国内のトンネル工事では過去最大のもの。これまでの最大は、東京湾アクアラインのトンネル工事で使われた直径およそ14mだったそうです。
 大泉側からもシールドマシンの出発準備が進められており、東名側から9km、大泉側から7km、各2機ずつ用いて地下トンネル2本を貫通させ、それぞれに片側3車線の道路を通します。
シールドマシンの先端部。「カッターピット」と呼ばれる黒い部品がおよそ1000個取り付けられており、マシンを回転させて土を掘りだす(2017年2月19日、中島洋平撮影)。
 シールドマシンが掘り進むのは、地表から40m以深の「大深度地下」。さまざまな土質に対応できるという「泥土圧式シールド」を採用しており、1機あたり月最大500mを掘り進むそうです。
 式典に出席した石井啓一国土交通大臣は「外環道のプロジェクトで確立された技術が、日本の国際競争力を高めることにつながる」と、その技術力の高さに自信を見せます
 ただ、最新の技術で臨まれるトンネル工事ですが、なかには難工事が予想されている箇所もあります。
「施工に相当の期間を要す見込み」の箇所も 開通時期は?
 大泉JCT~東名JCT間の途中には北から目白通りIC、青梅海道IC、東八道路IC、中央道JCTが設けられる予定です。これらIC、JCTの前後では、地上へ通じるランプトンネルを接続させるべく、掘った本線トンネル断面をさらに拡幅します。
 国土交通省東京外かく環状国道事務所の大胡賢一課長によると、現在設計中であるその「地中拡幅部」と呼ばれる部分について、なかでも中央JCTは上下本線のトンネルそれぞれにランプトンネルを2本ずつ合流させる構造で、「トンネルの断面がかなり大きくなる」といいます。これら地中拡幅部は、今回の報道発表資料によると「高度な技術を要す工事につき、施工に相当の期間を要す見込み」だそうです。
式典では列席者によってシールドマシンを発進させるボタンが押された。中央が小池百合子東京都知事、その右が石井啓一国土交通大臣(2017年2月19日、中島洋平撮影)。
 また、2016年12月下旬時点で用地取得率は全体の80%、工事に際して進められる埋蔵文化財調査の進捗率は69%だそうです。さらに、大泉側からの本線シールドマシンの発進時期については、地質調査の結果からマシン構造の精査が必要と判断されており、遅れる見込みです。工事に際して、解決しなければならない問題がまだまだ存在します。
2機のシールドマシンにはそれぞれ、公募によって決定した「がるるん」「みどりんぐ」という愛称が付けられた(2017年2月19日、中島洋平撮影)。
 工事は、本線北行きトンネルをNEXCO中日本が、南行きトンネルをNEXCO東日本が担当します。トンネルの貫通や道路の開通時期は、現在のところ未定ですが、石井国土交通大臣以下、関係者は「早期の開通を目指す」としています。
【了】

NHK 2月19日 15時08分
外環道 都内のトンネル掘削工事開始 開通時期は見えず
 東京の都心周辺の渋滞緩和などを目指して建設が進められている「東京外かく環状道路」=「外環道」のうち、都内を結ぶ区間のトンネルを掘り進める工事が19日から始まりました。
 東京、埼玉、千葉を環状で結ぶ「外環道」のうち、東京・世田谷区と練馬区を結ぶ16キロの区間は、地下およそ40メートルにトンネルを掘って片側3車線の道路を通す計画で、「シールドマシン」と呼ばれる掘削機を使ったトンネル工事が19日から始まりました。
 世田谷区で開かれた記念の式典には、石井国土交通大臣や東京都の小池知事などが参加し、掘削機を動かすボタンを押して工事の開始を祝いました。
 掘削機は直径およそ16メートルと、国内最大で、16キロの区間のうち世田谷区側からの9キロを2年余りかけて掘り進めます。この区間が開通すると、東名高速道路と中央自動車道、それに関越自動車道がつながり、東名高速から関越道までの所要時間が現在の1時間前後から12分と大幅な短縮が見込まれます。
 ただ、国土交通省によりますと、練馬区側からの掘削工事の開始時期は決まっていないほか、およそ2割の用地買収が終わっていないということです。
 このため開通の具体的な時期は見通せず、3年後の東京オリンピック・パラリンピックまでに間に合うかどうかも不透明だということです。

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