2017-03-09(Thu)

北陸新幹線延伸ルート 京都‐新大阪 南回り大筋合意

与党検討委 京田辺市のJR松井山手駅付近に新駅 建設費は2兆1千億円

京都新大阪南回り採用へ=北陸新幹線延伸ルート-与党検討委
----北陸新幹線延伸ルートを話し合う与党検討委員会は7日、ルートが決まっていない京都新大阪間について、京都府京田辺市のJR松井山手駅付近に新駅を設ける「南回り」案の採用を大筋で了承した。13日に京都府など沿線自治体やJR西日本から意見聴取して結論をまとめ、15日に上部組織の与党プロジェクトチームでの正式決定を目指す。
 
北陸新幹線の延伸では、金沢-敦賀(福井県)間が2022年度末に開業する予定。昨年末には敦賀から京都までのルートが決定したが、残る京都新大阪間は、途中駅を設けず直結させる「北回り」と「南回り」の2ルート案を議論していた。
 
国土交通省は7日、2案について建設距離や所要時間などの試算結果を公表。敦賀-新大阪間の所要時間は、北回りが約43分で南回りが約44分。投資効果を示す数値はそれぞれ1.08、1.05だった。2案を比較した検討委は、投資効果などで大きな差はないが、南回り案は新駅設置により地域経済への波及効果が大きいと評価した。
(時事通 2017/03/07-19:36)

北陸新幹線京都・新大阪間のルートに係る調査について(国交省)
別添資料 http://www.mlit.go.jp/common/001174926.pdf






以下引用

北陸新幹線京都新大阪間のルートに係る調査について
平成29年3月7日
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo03_hh_000079.html
北陸新幹線京都新大阪間のルートに係る調査については、別添のとおり、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム 北陸新幹線敦賀・大阪間整備検討委員会に報告しました。
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001174927.pdf
別添(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001174926.pdf

国土交通省鉄道局幹線鉄道課 河野・黒川
TEL:03-5253-8111 (内線40302,40303)

***********************************

[京都新聞 2017年03月09日掲載]
社説:新幹線「南回り」  地域振興にどう生かす
 新幹線が来さえすれば、という発想を超えねばならない。
 北陸新幹線の大阪延伸計画でルートが未定だった京都新大阪間が、京都府南部を経由する「南回り」の方向となった。京田辺市のJR松井山手駅に接続する新駅も設置する。与党検討委員会が合意に達した。
 建設費は2兆1千億円と見込まれ、事業主体のJR西日本が主張していた「北回り」より300億円膨らむが、所要時間は1分長くなるだけという。経済効果と費用のバランスを表す指数は、採算性の基準となる1をわずかに上回った。
 南回りの合理性を示せたことは評価でき、新駅設置が府南部の発展や関西文化学術研究都市の活性化につながることを期待する。ただ、ここに至る経緯をみると「松井山手」には唐突感が否めない。
 府や地元はこれまで、京都市内に乗り入れるJRと近鉄に接続できるJR京田辺駅付近の新駅設置を求めており、学研都市へのアクセスやリニア中央新幹線延伸もにらんで有望視されていた。ところが、わずかに通過する奈良県の反対に加え、土地買収費がかさむために費用対効果の指数が1を下回ることがネックとなった。
 そこで、南回りを何とか実現するため、国土交通省の官僚が数字合わせでひねり出した案が「松井山手」という印象が拭えない。山田啓二府知事や関係自治体の首長は歓迎のコメントを出したが、素直に喜ぶわけにはいかない。
 京都より大阪へのアクセスが良い松井山手地区は、府民意識が希薄とも言われる。そこにできる新駅を府南部や学研都市の振興にどう結びつけるのか、府も地元も現時点で構想は全く白紙だろう。
 山田知事はかねがね「府民が得る便益に応じた負担が筋」とし、建設費を府が一部負担することに注文を付けてきた。では、松井山手新駅のメリットを府民にどう説明するのか。府はむしろ難題を突き付けられたともいえる。
 与党は15日の整備新幹線建設推進プロジェクトチームで南回り・松井山手新駅を正式決定する方針だ。ただ、地価変動や地域の将来像も踏まえ、戦略的観点から再考の機会があってもいいのではないか。
 南回りという「名」は得たが、それを「実」にどう結びつけるのか。松井山手新駅を軸とした説得力のある地域振興策を描けなければ、府域の通過距離が短く、府民負担が少ない北回り案への逆戻りもあろう。議論を尽くし、税金の無駄遣いは避けねばならない。


京都新聞 【 2017年03月08日 23時20分 】
JR西「南回り」案受け入れへ 北陸新幹線、京都-新大阪
 北陸新幹線の京都-新大阪間のルート選定で、与党検討委員会が京都府京田辺市のJR片町線松井山手駅に接続する新駅を設ける「南回り」案で大筋合意したことについて、JR西日本の来島達夫社長は8日の定例会見で「仮に南回りになったとしても、事業者として決められたルートの中で最善を尽くす」と述べた。15日に与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームがルートを正式決定すれば、受け入れる見通しだ。
 JR西はこれまで、東海道新幹線の北側を通り、中間駅は設けない「北回り」案が移動時間を短縮できる速達性や採算面から優位とする認識を示していた。
 国土交通省は7日、松井山手駅を経由する南回り案の費用対効果を「1・05」とする試算を提示。投資に見合う「1」を上回り、北回り案の「1・08」と遜色がなくなった。来島社長はこのデータについて「客観的にはほぼ同じレベル」とし、採算面で「対等」になったとする見方を示した。
 来島社長は「国が決めるのが大前提」とした上で、「(JR松井山手駅に接続する)新駅の建設はコストがかかるが、利用者増加など便益が増えることが数値に表れている」と述べた。


京都新聞 【 2017年03月07日 08時08分 】
北陸新幹線新駅「松井山手」検討 京都-新大阪南回り案
 北陸新幹線敦賀以西ルートで継続協議となっている京都―新大阪間について、与党検討委員会(委員長・西田昌司自民党参院議員)が京都府南部を経由する南回り案として、京田辺市のJR片町線松井山手駅に接続する駅の設置を検討していることが6日分かった。国土交通省の調査では、費用対効果を示す数値が投資に見合うとされる「1」を上回る見通し。与党は新たに浮上した松井山手駅経由の南回りを採用する方向で調整に入った。
 京都―新大阪間については、運行主体のJR西日本が途中に駅を設けず東海道新幹線の北側を通る北回りを求めているのに対し、京都府が南回りを提案していた。検討委が昨年12月に小浜―京都ルートを決定した際には、国交省の南回りの調査が間に合わず結論は先送りとなっていた。
 関係者によると、松井山手駅付近を経由した場合、建設費はJR西が主張する北回りと比べて高くなるものの、距離や所要時間は大きく変わらない見込み。南回りの懸案とされた費用対効果も「北回りと遜色ない数値」という。
 松井山手駅付近は八幡市や大阪府枚方市に隣接し、大阪府内に通勤、通学する住民が多い新興住宅地が広がる。沿線の関西文化学術研究都市を含め多くの利用者が見込まれるという。与党関係者は「高速道路とのアクセスもいい。京都府南部の地域づくりだけでなく、近畿圏の交通拠点として期待できる」と話す。
 南回りをめぐっては、京都府が学研都市付近(精華・西木津地区)を経由する案を提案したが、国交省の調査で費用対効果の数値が「1」を下回った。さらに奈良県が県内を通過することを拒否したため、検討委は距離が短くなる京田辺市付近を経由する案を検討するよう国交省に指示していた。
 当初はJR片町線京田辺駅と近鉄京都線新田辺駅が近接する京田辺市中心部が有望視されたが、住宅密集地を通ることなどから建設費が膨らみ費用対効果は「1」を下回った。


毎日新聞2017年3月7日 22時43分(最終更新 3月7日 22時56分)
北陸新幹線:「南回り」大筋合意 京都-新大阪間
 北陸新幹線の福井県敦賀市以西のルートについて話し合う与党検討委員会(委員長・西田昌司参院議員)が7日、国会内で開かれ、京都-新大阪間のルートについて、京都府京田辺市のJR片町線・松井山手駅付近に新駅を設ける修正後の「南回りルート」で大筋合意した。同委は13日に京都府とJR西日本から意見聴取したうえで結論をまとめ、15日の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームで正式決定する見通しだ。
 京都-新大阪間については、東海道新幹線の北側を通り新大阪と結ぶ「北回りルート」と、京都府南部を通る「南回りルート」の2案がある。当初の奈良県を通過する南回りルート(旧南回りルート)は、敦賀-新大阪間の建設で生じる利便性向上額を総費用で割った値(費用便益比)が0.9で、採算性の目安とされる1を下回っていた。
 運行主体のJR西日本は、所要時間が短く建設コストも安い北回りルートを支持していた。だが、京都府や京都南部の自治体は、地域への経済効果を重視して南回りルートの採用を主張。奈良県に入らず京田辺市内に途中駅を設ける新ルート(新南回りルート)を設定し、国土交通省が試算していた。
 7日公表された試算では、新南回りルートの費用便益比は1・1に向上。距離、所要時間、建設費も北回りルートとほぼ同等になった。松井山手駅付近の新駅設置についても「学研都市や京都府南部へのアクセスが改善され、地域の街づくり、産業立地が進む可能性がある」と明記された。このため、建設費を一部負担する地元の強い意見に配慮して新南回りルートが採用された。
 西田委員長は会合後の記者会見で「(新南回りルートは)大阪府枚方市に隣接しているので、(都市開発の面で)大阪側にも大きなメリットがある」と意義を強調した。
 与党は敦賀以西のルートについて昨年12月、敦賀-京都間を福井県小浜市を経由する「小浜・京都ルート」に決定したが、京都-新大阪間は結論が持ち越され、与党は3月末までに決定する方針を示していた。
【吉永康朗】


SankeiBiz-2017.3.7 19:06
北陸新幹線、京都-新大阪間は南回りで大筋合意 与党PT、「松井山手」付近に新駅
 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会は7日、北陸新幹線で未着工となっている京都-新大阪のルートに関し、京都府南部の京田辺市を経由する「南回り案」を採用することで大筋合意した。同市のJR片町線松井山手駅付近に新駅を設置する計画。
 国土交通省は同日の検討委に、南回り案の費用対効果の数値が投資に見合う「1・1」となるとの試算を提示。検討委は試算結果や建設費を一部負担する京都府の強い要望を踏まえ、南回り案を選定した。
 京都-新大阪のルートは、南回り案と、東海道新幹線の北側を通る「北回り案」の2案から、検討委が選定に向けて協議していた。国交省が昨年11月に公表した試算では、北回り案は費用対効果が「1・1」で投資に見合うとされた。
 北陸新幹線の未着工区間である福井県・敦賀以西を巡っては、与党PTが昨年末、福井県・小浜から南下する「小浜京都ルート」の採用を正式決定。京都-新大阪は年度内に結論を得るとしていた。


チューリップテレビ 2017/3/8(水) 21:58配信
北陸新幹線 京都ー新大阪間 JR西「決められたルートで」/富山
 北陸新幹線の京都・新大阪間について7日与党の検討委員会が『南回りルート』で大筋合意しました。
 『北回りルート』を主張してきたJR西日本の木島達夫(きじまたつお)社長は8日の定例会見で「決められたルートで最善を尽くす」と述べました。
 「北はもともと時間短縮として意味があった」「私どもとしては決められたルートで事業者として最善をつくしたい」(JR西日本・木島社長)
 JR西日本の木島社長はこのように述べ、『南回り案』で決定した場合に応じる考えを示しました。
 北陸新幹線の京都・新大阪間のルートをめぐってはこれまで▼建設費の安さや速達性から営業主体のJR西日本などが主張する『北回り案』と▼地元への経済効果を求め京都府が推す『南回り案』の2つのルートが検討されてきました。
 7日開かれた与党の検討委員会では建設費や所要時間、費用帯効果などが『北回り案』とほぼ同水準だとして、京都府が推す『南回り案』採用で大筋で合意しました。
 北陸新幹線京都・新大阪間のルートは今月15日に開かれる与党のプロジェクトチームで正式決定する見通しです。


福井新聞ONLINE 3/8(水) 8:57配信
/新幹線南回りは京都の要望踏まえ 京都―新大阪間、建設費を一部負担
 北陸新幹線敦賀以西ルートで継続協議になっている京都―新大阪間について与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会は7日、京都府京田辺市を経由する新たな「南回り案」を採用することで大筋合意した。国土交通省が同日示した調査結果では、費用対効果の数値は投資に見合う「1」を超えた。検討委は13日に京都府やJR西日本の意見を聞いた上で結論を出し、上部組織の与党PTが15日に正式に決める。
 新たな南回りは、京田辺市のJR片町線松井山手駅に接続する途中駅(地上)を設置する計画。駅付近には大阪府枚方市に隣接する新興住宅地がある。検討委は建設費を一部負担する京都府の要望を踏まえた。
 国交省の試算によると費用対効果は北回りが1・08、南回りが1・05。南回りは敦賀―新大阪の建設費が2兆1千億円となり、北回りより約300億円増える。ただ距離の差は3キロしかなく、途中駅に停止しない場合、所要時間は北回りより約30秒長い程度としている。工期は15年。福井―新大阪の所要時間は、南回り、北回りとも約55分で、運賃・料金も同じ6460円を想定している。南回りの敦賀―新大阪は北回りより1分長く約44分、運賃・料金は5700円で320円高くなる。
 非公開の会合後、検討委員長の西田昌司参院議員(京都選挙区)は「今回示された南回りは、北回りとそん色がなく、委員からおおむね異論はなかった」と話した。
 与党検討委メンバーの高木毅衆院議員は「途中駅を造ることに意義があるのか、もう一度検証する」と強調。次回13日は京都府や大阪府、北陸3県からヒアリングを行う。
 京都―大阪間を巡っては、検討委は昨年12月の中間報告で、「事業費の観点から(東海道新幹線の北側を通る)北回りが優位」と明記し、JR西や福井県の西川一誠知事も支持していた。京都府は南回りを強く求めていたが、京都、大阪、奈良3府県にまたがる関西文化学術研究都市の中心部を通る当初の案は費用対効果が1を下回ったため、検討委は京田辺市付近を経由する案に変更して再試算するよう国交省に指示していた。

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