2017-03-31(Fri)

博多道路陥没 第三者委 最終報告案

弱い岩盤 強度想定、不十分 設計変更も影響  責任所在示さず

◇強度想定、不十分=設計変更も影響-博多道路陥没第三者委
----福岡市のJR博多駅前で起きた大規模な道路陥没事故で、国が設置した第三者委員会は30日、トンネル上部の岩盤の強度想定が不十分で、掘削工事により崩落が起きたとする調査報告書をまとめた。工事前に必要なボーリング調査を行っており、陥没事故を予測するのは困難だったとした。近く福岡市に提出する。
(時事通信 2017/03/30-20:57)

◇「弱い岩盤、安全対策不十分」博多陥没第三者委 最終報告案、責任所在示さず
 JR博多駅前の道路陥没事故原因を調査していた国土交通省第三者委員会の最終報告書案が29日、判明した。事故の直接的な要因として、福岡市営地下鉄七隈線延伸工事のトンネル上部の岩盤層に「予測を超えた亀裂や弱い部分が局所的に存在した」と指摘した上で、地下水などの強い圧力に対する安全対策が不十分だったと結論付けた。
 発注者の市交通局と、施工した大成建設を代表とする共同企業体(JV)の責任は明示せず、掘削する地盤を「事故前に正確に把握するのは困難だった」としながらも、安全確保策について両者の認識不足を厳しく指摘した格好だ。工事の再開自体は否定しておらず、地盤改良や工法を含めて慎重な施工を求めた。第三者委は30日に東京で第3回会合を開き、事故原因と再発防止策を正式に公表する見通し。
(西日本新聞 3/30 6:28)

「福岡市地下鉄七隈線延伸工事現場における道路陥没に関する検討委員会」
・報告書概要(案) 
https://www.pwri.go.jp/jpn/kentou-iinkai/pdf/170330gaiyou.pdf





以下引用

土木研究所  2017/03/31
「福岡市地下鉄七隈線延伸工事現場における道路陥没に関する検討委員会」
第3回検討委員会の報告書概要(案)を掲載しました
https://www.pwri.go.jp/jpn/kentou-iinkai/kentou-iinkai.html

第3回検討委員会
1. 日時 平成29年3月30日(木) 13:00~15:00
2. 場所 TKPカンファレンスセンター8F バンケットA
3.   (東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル8階))
4. 議事等
5.  (1)設計・施工の経緯
6.  (2)事故発生要因とメカニズム
7.  (3)工事再開に向けた留意点と今後の設計・施工に向けて
8.  (4)委員会のとりまとめについて
9. ・報告書概要(案) (251KB) 
https://www.pwri.go.jp/jpn/kentou-iinkai/pdf/170330gaiyou.pdf
10. ・事故の発生メカニズム (296KB) 
https://www.pwri.go.jp/jpn/kentou-iinkai/pdf/170330mechanism.pdf
11. ・要因分析のまとめ (341KB) 
https://www.pwri.go.jp/jpn/kentou-iinkai/pdf/170330bunseki.pdf
12. ・説明資料 (4.66MB) 
https://www.pwri.go.jp/jpn/kentou-iinkai/pdf/170330shiryou.pdf

**************************************
西日本新聞 2017年03月31日 11時14分
博多陥没、施工企業に賠償責任 福岡市が見解公表
 福岡市のJR博多駅前の道路大規模陥没事故で、市交通局は31日、現場周辺の事業者や店舗の損害賠償は、事故原因となった市営地下鉄工事をしていた共同企業体(JV)が負担すべきだとの見解を公表した。「交通局が担当した設計や監督では、賠償責任を負うような過失はなかったと考えている」としている。
 国土交通省第三者委員会は30日、掘削していたトンネル上部の岩盤層の厚さが想定より薄く、多数の亀裂が入ったこともあり地下水の圧力への安全性が不十分だったとする調査報告書を取りまとめた。ただ市や、大成建設を代表とするJVの責任の所在には踏み込まなかった。


産経ニュース 2017.3.31 11:22
【博多駅前陥没】福岡市「JVに賠償責任」見解公表
 福岡市のJR博多駅前の道路大規模陥没事故で、市交通局は31日、現場周辺の事業者や店舗の損害賠償は、事故原因となった市営地下鉄工事の施工者である共同企業体(JV)が負担すべきだとの見解を公表した。「(発注者の)交通局が担当した設計や監督では、賠償責任を負うような過失はなかったと考えている」としている。
 国土交通省第三者委員会は30日、掘削していたトンネル上部の岩盤層の厚さが想定より薄く、多数の亀裂が入ったこともあり地下水の圧力への安全性が不十分だったとする調査報告書を取りまとめた。設計に関しては結果的に岩盤層の強度が実際より高く評価されていたとしたものの、市や、大成建設を代表とするJVの責任の所在には踏み込まなかった。
 市は、事故直前に岩盤の異変を示す計測データの報告を怠っていたJVの対応を「契約が守られていなかった」と指摘した。工事再開に関しては市の技術専門委員会の意見を踏まえ、時期や再発防止策を検討するとした。
 JVは「第三者委の検証結果を真摯に受け止め対応させていただきたい。補償についても市と共に誠意を持って進めていく」とのコメントを出した。
 市によると、30日現在、事故で休業せざるを得なくなった事業者や店舗などとの賠償に関する交渉件数は449件。うち合意できたのは34%の154件、賠償金額では計約3億円にとどまる。


読売新聞 2017年03月31日
博多陥没 福岡市「JVが賠償負担を」
 福岡市のJR博多駅近くで昨年11月に起きた市道の陥没事故を巡り、国の有識者委員会が報告書をまとめたことを受け、市は31日、市役所で記者会見した。市の明らかな過失が報告書で指摘されなかったとして、事故に伴う損害賠償は施工した大成建設を代表とする共同企業体(JV)が負担すべきだとの考えを示した。
 市はJVと共同で1月以降、地下鉄七隈線延伸工事に伴う陥没事故で影響を受けた周辺店舗などと補償協議をしている。30日現在、449件のうち3割強に当たる154件(計約3億円)で合意した。会見した阿部亨・交通事業管理者は「市として反省すべき点はあった」としたうえで、「工法選定や設計段階で市に明らかな過失はなかったと考えている」と語り、損害賠償責任はJVが負うべきだとの認識を示した。近くJV側に市の考えを伝える。
 市は今後、報告書を基に、市の技術専門委員会の助言も得ながら、工事再開の方法などを検討する。工事再開時期については「安全を最優先に極力早くしたい」と述べた。


西日本新聞 2017年03月31日 06時00分
危機認識、甘さ指摘 完工時期不透明 博多陥没、第三者委調査最終報告
 JR博多駅前の道路陥没事故の原因を調査していた国の第三者委員会は30日、都内で会合を開き最終報告書をまとめた。主原因は、福岡市営地下鉄七隈線延伸工事でトンネル上部の岩盤層が想定以上に薄くてもろかったためとした上で、設計や施工で安全対策が不十分だったと結論づけた。市は早期の工事再開を目指す構えだが、目標の2020年度の延伸開業に間に合うかは「何か示せる段階ではない」(幹部)としており、不透明だ。
 会合後に会見した第三者委の西村和夫委員長は「地下水のリスクをもう少し強く認識する必要があった」と指摘。ただ、もろい岩盤の状況を「事故前に正確に判断するのは困難だった」として、発注者の市交通局と施工した大成建設を代表とする共同企業体(JV)の責任は明確にしなかった。
 第三者委のボーリング調査の結果、トンネル上部の岩盤が2メートルと想定より1メートルほど薄く、亀裂などでもろい部分もあったと判明。岩盤上部の地下水の圧力に耐えきれず、大規模な陥没が起きたと推定した。
 副次的な要因として、岩盤層の厚みを確保するためトンネルの天井を1・2メートル下げたことで構造が扁平(へんぺい)になり強度が落ちたことや、トンネル上部に打ち込んだ鋼管の切断で岩盤補強効果が薄れたことを挙げた。
 トンネルを掘削してコンクリートを吹き付ける「ナトム工法」の選択に問題はなかったとしたが、工事再開に向けては、巨大ドリルで掘り進むと同時に止水対策も施す「シールド工法」や新技術の活用を含め、より安全面を考慮した設計、施工を求めた。


時事通信 (2017/03/30-20:57)
強度想定、不十分=設計変更も影響-博多道路陥没・第三者委
 福岡市のJR博多駅前で起きた大規模な道路陥没事故で、国が設置した第三者委員会は30日、トンネル上部の岩盤の強度想定が不十分で、掘削工事により崩落が起きたとする調査報告書をまとめた。工事前に必要なボーリング調査を行っており、陥没事故を予測するのは困難だったとした。近く福岡市に提出する。
 委員長を務めた西村和夫首都大学東京副学長は記者会見し、「地中の状態把握には限界があるが、地下水の対策に危機感が足りなかった。工事再開には慎重な施工とモニタリングが必要だ」と述べた。
 西村委員長によると、岩盤層に亀裂が入るなどして、その上の水を含んだ地層からの圧力が強まり、岩盤層が耐え切れず崩落に至った。
 岩盤の厚さは約2.8~3.7メートルと見積もっていたが、実際には約1.9~2.3メートルしかなかった。また、設計時に強度のばらつきを十分に考慮していなかった。岩盤は過去に地表に露出していた際の風化によって、もろい場所があり、厚さが均一ではなかった。
 岩盤の厚さを確保するため、施工中にトンネル断面の形状を横長に変えた設計変更も、強度不足につながった。天井部に薬液を注入し、強度を高める工法も効果が発揮されていなかった。
 報告書は責任の所在について言及していない。工事再開は地下水の状況を詳細に確認しながら進め、シールド工法や開削工法など別の工法も含めて検討すべきだとした。

読売新聞 2017年03月30日
博多陥没 想定より薄い岩盤原因
 福岡市のJR博多駅近くの市道で昨年11月に起きた大規模陥没事故について、国が原因究明のために設置した有識者委員会は、地下鉄工事現場のトンネル上部の岩盤層が想定より薄かったことなどが原因とする報告書案をまとめた。市と大成建設を代表とする共同企業体(JV)による事前調査などでは、こうした状況を「正確に把握することは困難であった」としている。30日午後に開く委員会の会合で報告書をとりまとめる。
 事故では、市道が幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートルにわたって陥没。市が進める地下鉄七隈線延伸工事で岩盤層を掘ったトンネル上部の地盤が割れ、地面と岩盤層の間にある地下水や土砂がトンネル内に流れ込み、起きたとみられている。
 有識者委は地盤工学の専門家ら12人で構成、議論を重ねてきた。報告書案では、〈1〉トンネル上部の岩盤層の厚さが十分に確保できると見込んでいたが、薄い部分もあった〈2〉岩盤層の内部に小さな断層や多くの亀裂があったと考えられ、地下水の水圧に対して予測以上に弱い箇所があった――ことなどの要因が重なったと指摘している。
 一方、現在、中断している現場周辺での地下鉄延伸工事の再開について、有識者委は「再度、地質や地下水の状況を把握する必要がある」として、市やJVに工法の見直しなども含めた検討を促している。


朝日新聞 2017年3月30日22時57分
博多の陥没事故「防止策、不十分」 第三者委が最終報告
陥没事故のメカニズムと原因
 福岡市のJR博多駅前で昨年11月に起きた陥没事故で、国の第三者委員会は30日、最終報告書を発表した。地下鉄工事を行っていたトンネル上部の岩盤に亀裂が生じ、陥没につながったと推定。市交通局と施工業者の大成建設JV(共同企業体)の対応について、事故を未然に防ぐための対策が不十分だったとした。
 原因は「様々な要因が複合的に作用した」とし、事故につながった可能性が高い二つの要因を示した。
 一つは、トンネル上部の岩盤の強度を十分に考慮せずに設計や施工をしたことを挙げた。岩盤の風化が進んで弱い部分があり、厚みも当初の想定より薄く、事故後の調査では2メートル前後しか確保できていなかった。
 もう一つは、トンネル上部の岩盤にかかっていた高い水圧への安全対策の不十分さを指摘。岩盤の構造が均一でないにもかかわらず、水圧に耐えられると考えていたという。
 さらに「副次的な要因」として、昨年8月の設計変更でトンネルの天井部だけを約1・2メートル下げた点を挙げた。岩盤の厚みを増す狙いだったが、天井部のふくらみが少なくなったことで、トンネルに大きな力がかかる結果になった可能性を示した。また、補強のためにトンネルの岩盤に鋼管を打ち込んだ作業の問題点も指摘。大成JV側が予定より鋼管を短くしたことで、補強の効果が減少した可能性があったという。
 事故前日にトンネルを支える鋼材にかかる力の急変が計測され、大成JV側が対策を取らなかった点は、「このデータをもとに陥没を予知することはできず、事故の要因となった可能性は低い」と判断した。
 会見で第三者委の西村和夫委員長(首都大学東京副学長)は「現場付近の地質状況を事故前に正確に把握することは困難だったが、地下水への対策が十分でなかったことは明らか」と話した。(原篤司、小川直樹)


NHK 3月30日 17時28分
博多駅前の大規模陥没 「岩盤強度の予測不十分」
去年、福岡市の博多駅前で道路が大規模に陥没した事故で、国が設置した専門家の委員会は、岩盤の強度が想定より低かったうえ、設計変更でトンネルの強度が低下するなどの要因が重なり、陥没が起きた可能性が高いとする報告書をまとめました。また、報告書は、岩盤の強度の予測が不十分だったと指摘し、工事の再開にあたっては、改めて地質の状況を把握すべきだとしています。
去年11月、博多駅前の道路が大規模に陥没した事故で、国が設置した専門家の委員会は、30日、東京都内で会合を開き、報告書をまとめました。
この中で陥没の主な原因として、岩盤の強度にバラツキがあり、局所的に弱い部分が存在するなど不規則で複雑な地質だったことや、地下水の影響で高い水圧がかかっていたことを挙げています。
 さらに設計を変更した結果、トンネルのアーチ状の天井が、ややつぶれた形となり強度が低下したことや、地盤を強化するために打ち込む鋼材の強度が、複雑な地質の制約を受けて場所によって不足するなどの副次的な要因が重なり陥没が起きたと推定しています。
 報告書は、事故の要因を事前に正確に把握するのは困難だったとする一方で、岩盤の強度のバラツキを十分に考慮しないまま、設計や工事が行われていたと指摘しています。
 このため、工事の再開にあたっては、改めて地質や地下水の状況を把握すべきだとしたうえで、地質などの情報を官民を問わず広く共有することが必要だとしています。
委員長「工事再開には安全面重視を」
国が設置した専門家委員会の委員長で、首都大学東京の西村和夫副学長は会見で、「不規則で複雑な地質や地下水の水圧が高い中で工事をする際には、トンネル構造の安定性を極力、損なわないよう慎重な設計や施工を行う必要がある。今回の工事の方法が誤っていたわけではないが、工事を再開する際には、ほかの工法や新しい技術の活用も含め、安全面を重視する必要がある」と述べました。

毎日新聞 3/30(木) 18:45配信
<博多陥没>上部岩盤層もろく地下水圧力で亀裂 最終報告
 福岡市のJR博多駅前で昨年11月に起きた道路陥没事故の原因究明を進めていた国の専門家委員会が30日、最終報告をまとめた。地下鉄工事でトンネル上部の岩盤層の状態を正確に把握できず想定より薄かったため、安全対策が不十分になったと結論づけた。トンネルの設計などが強度低下を招いた可能性も挙げたが、大成建設が代表の共同企業体(JV)や市の責任については明示しなかった。
 専門家委は同日、東京都内で会合を開き報告書をまとめた。市やJVは岩盤層の厚さは3メートル前後と想定していたが、専門家委が事故後に地質調査したところ岩盤はでこぼこがあり実際の厚さは2メートル前後で強度は均一ではなかった。そのため結果として地下水の水圧に対する安全対策が不十分となり陥没を招いたとした。ただし、こうした岩盤の状況は事故後の調査で判明しており「事前に正確に把握することは困難だった」としている。
 一方、市やJVが岩盤の位置などを考慮してトンネル上部を約1メートル下げ上部をより平らにした設計変更で、トンネルの強度が低下した可能性があるとも指摘した。
 委員長の西村和夫首都大学東京副学長は記者会見で「現場の地盤状況は特殊だった」とした上で、工事ではトンネル上部に鋼材とともに地盤強化の薬剤を注入する補強がなされたが「結果論だが、地下埋設物が多くてできなかった地上からの薬剤注入などをすればよかった」と述べた。【吉川雄策】


西日本新聞 3/30(木) 6:28配信
「弱い岩盤、安全対策不十分」博多陥没第三者委 最終報告案、責任所在示さず
 JR博多駅前の道路陥没事故原因を調査していた国土交通省の第三者委員会の最終報告書案が29日、判明した。事故の直接的な要因として、福岡市営地下鉄七隈線延伸工事のトンネル上部の岩盤層に「予測を超えた亀裂や弱い部分が局所的に存在した」と指摘した上で、地下水などの強い圧力に対する安全対策が不十分だったと結論付けた。
 発注者の市交通局と、施工した大成建設を代表とする共同企業体(JV)の責任は明示せず、掘削する地盤を「事故前に正確に把握するのは困難だった」としながらも、安全確保策について両者の認識不足を厳しく指摘した格好だ。工事の再開自体は否定しておらず、地盤改良や工法を含めて慎重な施工を求めた。第三者委は30日に東京で第3回会合を開き、事故原因と再発防止策を正式に公表する見通し。


発生メカニズム
 事故は昨年11月、地下約20メートルの岩盤層でトンネルを掘っていた時に発生。西日本新聞が入手した報告書案によると、現場の上部には地下水を含むまとまった砂質層があり、その真下の風化した岩盤層には亀裂などがあった。こうした岩盤を掘削したため、水圧が作用して亀裂や緩みが「水みち」(地下水の通り道)となり、連続的な剥落と漏水が起きて大規模な陥没につながったと推定している。
 具体的には(1)岩盤層の潜在的な亀裂や弱い部分を適正に評価できなかった(2)亀裂や弱い層が水みちとなり、局所的に水圧が掘削面にかかった(3)岩盤の遮水性や水圧に対する耐力の限界について、工学的判断が不足していた(4)止水のため地上からの薬液注入(地盤改良)を実施しなかった-可能性を列挙した。市とJV側は落盤対策として地上からではなく、トンネル内部から斜め上に打ち込んだ鋼管を通じて薬液を注入する補助工法を選んでいた。
 報告書はまた副次的な要因として、トンネルの天井を約1メートル低く設計変更し扁平(へんぺい)な断面にしたことで天井の強度が低下した▽補助工法の一部鋼管を切断したことで鋼管が上下に重なる部分が短くなった-可能性も指摘した。
 工事再開と今後の設計施工に向けた留意点も明示。大型ドリルで掘り進むと同時に壁面を補強する「シールド工法」や新技術の活用も含め、安全面を重視した施工を促している。


日本経済新聞 2017/3/31 1:12
博多陥没事故は「複合的要因」 第三者委の報告書
 福岡市のJR博多駅近くで起きた道路陥没事故で、国土交通省の第三者委員会は30日、地盤が想定より薄かったことや、高い地下水圧、強度が不十分な工法などが複合的に作用して起きたとする報告書をまとめた。施工計画が地盤の強度を実際より高く見積もり、安全対策が不十分だったとの見方を示した。
 第三者委の調査によると、設計当初は2.8~3.7メートルあると見込んでいたトンネル上部の岩盤の厚さが、実際は1.9~2.3メートルだった。岩盤には高い地下水圧もかかっていた。
 施工業者はトンネル上部の厚みを確保するため、天井の高さを1.2メートル下げる設計変更をしたが、第三者委はこれが結果的にトンネルの安定性の低下を招いたと指摘。こうした複数の要因が組み合わさり、トンネル上部が剥落して大規模陥没が起きたとした。
 事故は昨年11月8日、博多区のJR博多駅前の大通りで発生。道路が長さ30メートル、幅27メートル、深さ15メートルにわたって陥没した。

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