2017-05-15(Mon)

南阿蘇鉄道 復旧 最大70億円 負担軽減検討

災害復旧の国庫補助率 通常25%を50%にかさ上げ

南阿蘇鉄道復旧促す 田村貴氏に 総務相「しっかり対応」
----昨年4月に発生した熊本地震で被災し全線の6割が不通で部分運行となっている南阿蘇鉄道への支援を政府に求めました。
 田村氏は先月に行った南阿蘇鉄道からの聞き取りの内容に触れ、被害額は65億~70億円にのぼり「従来の支援策では復旧が不可能だ」と強調。東日本大震災で三陸鉄道に適用された支援策のように、災害復旧事業費の国庫補助率を従来の4分の1から2分の1にかさ上げすることで、事業者の負担をなくす支援は可能だと指摘しました。
 国土交通省の潮崎俊也審議官は「被害の規模、事業者の経営状況をふまえて要件を検討していく必要がある」と答弁しました。
(しんぶん赤旗 2017年5月14日)

南阿蘇鉄道、復旧に最大70億円 国交相 自治体負担軽減 国交省検討
 熊本地震で被災し、部分運行が続く第三セクター南阿蘇鉄道(高森町)の全線再開に向け、国土交通省が地元自治体の復旧費負担を軽減する支援策を検討していることが15日、分かった。通常の災害復旧では25%の国庫補助率を50%にかさ上げした上で、地方交付税措置で自治体の実質負担を5%程度に圧縮する案が浮上している。
 鉄道軌道整備法に基づく災害復旧事業の補助率は原則、国と地元自治体が25%ずつで、残り50%は事業者の負担となる。南阿蘇鉄道の復旧費は50億円を超える見通しで、同省は原則に基づくと財政基盤の弱い事業者や自治体にとって負担が重いと判断した。
(熊本日日新聞 2017年04月16日)




以下引用

しんぶん赤旗 2017年5月14日(日)
南阿蘇鉄道復旧促す 田村貴氏に 総務相「しっかり対応」
 日本共産党の田村貴昭議員は11日の衆院総務委員会で、昨年4月に発生した熊本地震で被災し全線の6割が不通で部分運行となっている南阿蘇鉄道への支援を政府に求めました。
 田村氏は先月に行った南阿蘇鉄道からの聞き取りの内容に触れ、被害額は65億~70億円にのぼり「従来の支援策では復旧が不可能だ」と強調。東日本大震災で三陸鉄道に適用された支援策のように、災害復旧事業費の国庫補助率を従来の4分の1から2分の1にかさ上げすることで、事業者の負担をなくす支援は可能だと指摘しました。
 国土交通省の潮崎俊也審議官は「被害の規模、事業者の経営状況をふまえて要件を検討していく必要がある」と答弁しました。
 田村氏は、南阿蘇鉄道は阿蘇観光地の象徴で通勤・通学の貴重な足でもあると指摘。震災後に乗客が18%程度まで減少した現状に触れ、「全線復旧は被災地を大いに励ます」と支援を訴えました。
 高市早苗総務相は「財政措置についてしっかり対応していきたい」と述べました。
 また田村氏は、熊本地震による住宅被害で多数を占める「一部損壊世帯」への支援の実態が十分に把握されていない点を指摘し、被災者の要望を把握し早急に支援策を講じるべきだと求めました。


毎日新聞2017年4月29日 地方版
南阿蘇鉄道、全線復旧目指す 再生協議会が設立 /熊本
 熊本地震で大規模な被害を受けた第三セクター「南阿蘇鉄道」(高森町、17・7キロ)を復旧するため、県や沿線自治体でつくる南阿蘇鉄道再生協議会の設立総会が28日、熊本市の県庁であった。会長には田嶋徹副知事が就き、今後月1回程度の会合を重ねて全線復旧を目指す。
 国は被害調査に基づいた復旧費を約70億円と見込んでいると説明があった。立野-長陽駅間(4・7キロ)の被害が大きいため設計に着手する時期が決まっておらず、全線復旧時期は見通しが立っていない。【野呂賢治】


サンスポ 2017.4.17 05:01
国交省、阿蘇大橋は20年度に全面復旧目指す JR豊肥線などはめど立たず
 熊本地震で、2度目の震度7を記録し犠牲や被害が拡大した「本震」から16日で1年。被災した各地で追悼の催しが行われ、人々は悲しみと犠牲者らの記憶を心に刻み、再出発を誓った。
 国土交通省は、大規模な土砂崩れで崩落した熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋と、寸断された国道57号の代替ルートの2020年度全線開通を目指すと発表した。阿蘇大橋は、熊本市方面と南阿蘇村や宮崎県方面を結ぶ交通の要所。大規模な土砂崩れの影響で、元の場所より約600メートル南側に架け替える計画が進んでいる。国道57号は、熊本市と阿蘇地域、大分県方面をつないでいた。土砂崩落で通行できなくなり、北側に代替ルートを建設中。ただ、土砂崩れで寸断されたJR豊肥線や第三セクター「南阿蘇鉄道」は具体的な全面復旧のめどは立っていない。


熊本日日新聞 2017年04月16日
南阿蘇鉄道復旧へ自治体負担軽減 国交省検討
 熊本地震で被災し、部分運行が続く第三セクター南阿蘇鉄道(高森町)の全線再開に向け、国土交通省が地元自治体の復旧費負担を軽減する支援策を検討していることが15日、分かった。通常の災害復旧では25%の国庫補助率を50%にかさ上げした上で、地方交付税措置で自治体の実質負担を5%程度に圧縮する案が浮上している。
 鉄道軌道整備法に基づく災害復旧事業の補助率は原則、国と地元自治体が25%ずつで、残り50%は事業者の負担となる。南阿蘇鉄道の復旧費は50億円を超える見通しで、同省は原則に基づくと財政基盤の弱い事業者や自治体にとって負担が重いと判断した。
 東日本大震災で被災した三陸鉄道(岩手県)は、線路などの鉄道施設を地元自治体の所有とする「上下分離」を実施した上で、国と自治体が復旧費の50%ずつを負担。自治体負担分には、東日本大震災を受けて新設した震災復興特別交付税を充て、総事業費約92億円の全額を実質的に国費で賄った。同鉄道は被災から3年で全線再開にこぎ着けた。
 熊本地震での被災を受け、県や地元自治体は三陸鉄道と同様の支援策を国に要請。既に国交省は財務省などと協議を進めている。ただ、震災復興特別交付税の使い道は東日本大震災からの復旧・復興に限られており、南阿蘇鉄道の実質負担ゼロは厳しそうだ。
 石井啓一国交相は15日、熊本市であった公明党県本部の会合で、地元負担の軽減について「早期復旧に向け、鉄道会社や沿線自治体の協力を得ながら検討したい」と語った。
 同鉄道は立野(南阿蘇村)-高森(高森町)の17・7キロ。2016年7月31日から中松(南阿蘇村)-高森で部分再開したが、残る区間の橋やトンネルの被害が大きく、全線再開の見通しは立っていない。(並松昭光、内田裕之)


熊本日日新聞 2017年04月16日
南阿蘇鉄道、復旧に最大70億円 国交相
石井啓一国土交通相は16日、熊本地震で被災した南阿蘇鉄道(高森町)の全線開通に必要な復旧費が最大約70億円に上るとの調査結果を明らかにした。被害が大きかった第一白川橋梁[きょうりょう](南阿蘇村、166メートル)は架け替えが望ましいと判断、工期は5年程度かかる見通しを示した。
 被災直後に同鉄道が概算した復旧費は最大50億円だったが、国の調査で第一白川橋梁などの深刻な被害が判明し、大幅に膨らんだ。
 復旧費の内訳は、第一白川橋梁に40億円。土砂崩れで橋脚や橋台の部材が折れたり曲がったりしており、部材を再利用しながら同じ場所で架け替える。高森側出口付近約40メートルが横ずれした犀角山[さいかくやま]トンネル(同村、125メートル)は、横ずれ部分を撤去し、復旧する。内部のひび割れなどが確認された戸下[とした]トンネル(同村、904メートル)と合わせた費用は約20~25億円で、3年程度の工期を見込む。
 残りの橋梁や斜面崩壊などは1年程度で復旧でき、費用は約5億円とした。
 南阿蘇鉄道は地元5町村とJA阿蘇が出資する第三セクターで、巨額の復旧費は財政基盤の弱い地元自治体には負担が大きい。同省では、東日本大震災で被災した三陸鉄道(岩手県)の支援スキームも参考に、国の補助率かさ上げや地元負担部分への交付税措置で、自治体の実質負担を5%程度に抑える案が浮上している。
 財政支援について石井国交相は同日、「鉄道会社や自治体と協力し、早期復旧に向けどういう支援ができるか検討する」と述べた。
 同鉄道は立野(南阿蘇村)─高森(高森町)の17・7キロ。昨年7月、比較的被害が小さかった中松(同村)─高森(7・2キロ)の運行を再開した。(太路秀紀)


テレ朝news (2017/04/16 17:41)
新阿蘇大橋は4年以内に…鉄道復旧には約70億円
 阿蘇大橋について国土交通省は、4年以内の完成を目指していることが分かりました。
 崩落した阿蘇大橋について国交省は、元の場所に橋を復旧するのは難しいとして約600メートル下流に新しく橋を架け直すため、準備工事を始めています。国交省は4年以内の完成を目指しています。また、橋が完成するまでの代替ルートとして、下流の長陽大橋を補修し、3カ月後をめどに開通させる予定です。また、地震後、片側1車線になっていた九州自動車道の益城熊本空港インターチェンジから松橋インターチェンジまでが28日にも4車線に戻るということです。最大で20キロの渋滞も発生していましたが、ようやく緩和されます。一方で、鉄道の完全復旧には多額の費用と時間がかかることが分かりました。南阿蘇鉄道は去年、一部、運転を再開しましたが、大半は手付かずのままです。視察した石井国交大臣は、復旧の費用は全体で約70億円かかると国としての見通しを初めて示し、「早期復旧に向けた支援を検討する」と話しました。

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