2017-07-02(Sun)

アスクル倉庫火災 再発防止策 有識者会議が報告書

防火シャッター不作動対策を義務化 建築基準法に反映

防火シャッター不作動対策を義務化へ 三芳・アスクル倉庫火災
----三芳町の事務用品通販アスクルの物流倉庫火災で、総務省消防庁や国土交通省が開いた有識者検討会(小林恭一座長)が二十一日、東京都内であり、大規模倉庫を対象に延焼防止用の防火シャッターを正常に作動させるため「電線のショートの防止措置を義務付ける」などとする提言を発表した。これを受け、国交省は提言を建築基準法に反映させる方針を固めた。
 これまでの検討会では、同倉庫に設置された百三十三カ所の防火シャッターのうち、電線の破損が原因とみられる不作動や、ベルトコンベヤーなどが挟まったことで正常に機能しなかったシャッターが六割超の七十八カ所にのぼり、火災の長期化につながったことが判明している。
 提言では、火災報知機と防火シャッターの作動装置をつなぐ「電線の耐熱性を向上させるなどショートを確実に防ぐ」もしくは「ショート時に影響を局所化する」という二つの措置を明示。いずれかの実施を義務付けるという。
(東京新聞 2017年6月22日)

<国交省住宅局 建築指導課>
----今般とりまとめられた報告書では、次の事項について提言がなされております。
  (1) 初期火災の拡大防止を図るための方策
   ア 防火シャッターの確実な作動に関する対策
    ・ 電線のショートによる被害防止対策の強化
    ・ 防火シャッターの閉鎖障害を防止するための対策
   イ 事業者による初動対応
  (2) より効率的な消火活動を実施するための方策
   ア 消防本部における対策の強化
    ・ 倉庫ごとの警防計画の策定
    ・ 外壁等の破壊及び水利の補充に関する協定の締結
    ・ 大規模火災等に対するアドバイザー制度          等
   イ 早期に被害を軽減するための措置に関するガイドライン

報告書(全文)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000079.html
報告書の概要(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001190700.pdf






以下引用

埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会報告書の公表
平成29年6月30日
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000667.html
 国土交通省では、消防庁と共同で「埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する 検討会」(別添1:委員名簿)を設置し、対策等について検討を行ってまいりました。
 今般、報告書がとりまとめられましたので公表します。(別添2:報告書の概要)
 平成29年2月16日に埼玉県三芳町で発生した倉庫火災では、大規模な倉庫で延焼拡大し、消火活動に長時間を要したことから、3月に検討会を設置し、4回にわたり今後取り組むべき防火対策及び消防活動のあり方について検討を行ってまいりました。

 今般とりまとめられた報告書では、次の事項について提言がなされております。
  (1) 初期火災の拡大防止を図るための方策
   ア 防火シャッターの確実な作動に関する対策
    ・ 電線のショートによる被害防止対策の強化
    ・ 防火シャッターの閉鎖障害を防止するための対策
   イ 事業者による初動対応
  (2) より効率的な消火活動を実施するための方策
   ア 消防本部における対策の強化
    ・ 倉庫ごとの警防計画の策定
    ・ 外壁等の破壊及び水利の補充に関する協定の締結
    ・ 大規模火災等に対するアドバイザー制度          等
   イ 早期に被害を軽減するための措置に関するガイドライン
 報告書(全文)
 http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000079.html
添付資料
報道発表資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001190698.pdf
別添1_委員名簿(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001190699.pdf
別添2_報告書の概要(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001190700.pdf

お問い合わせ先
国土交通省 住宅局 建築指導課 課長補佐 山口
TEL:03-5253-8111 (内線39-563)
国土交通省 住宅局 建築指導課 係長 中村
TEL:03-5253-8111 (内線39-529)

***********************************
埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000079.html
1 概要
  平成29年2月16日に埼玉県三芳町で発生した倉庫火災において、大規模な倉庫で延焼拡大し、消火活動に長時間を要したことを踏まえ、
 「埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会」を消防庁と共同で設置しました。
2 主な検討項目
  埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた、今後取り組むべき防火対策及び消防活動のあり方

検討会の開催状況
【第1回 平成29年3月14日(火)】  
 ▷開催案内  http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000654.html
 ▷会議資料(消防庁HPへ移動します)
http://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h28/miyoshimachi_souko_kasai/index.html
第1回 平成29年3月14日(火)
議事次第
<資料>
資料1-1 検討会開催要綱(案)
資料1-2 委員名簿
資料1-3 被災前の出火建物概要
資料1-4 火災の状況・消防用設備等の状況
資料1-5 出火建物の状況
資料1-6-1 2月16日出火当日の火災の状況及び活動状況
資料1-6-2 出火当日 部署・筒先配備状況
資料1-6-3 覚知から鎮圧までの活動時系列
資料1-6-4 その他活動上の特記事項
資料1-6-5 消防活動上の危険性及び現場で行った安全管理
資料1-7 応援消防本部の活動状況
資料1-8 倉庫に係る主な消防法上の規制(消防用設備等、防火管理)
資料1-9 倉庫に係る主な建築基準法上の規制
資料1-10 過去の倉庫火災の発生状況、事例等
資料1-11 延べ面積5万㎡以上の大規模倉庫の状況
資料1-12 倉庫における出火件数及び1件当たりの焼損床面積等
<参考資料>
参考資料1-1 倉庫火災発生時の消防活動に関する留意事項について
参考資料1-2 大規模倉庫に係る防火対策の更なる徹底について
参考資料1-3 大規模倉庫に係る防火対策の徹底について
参考資料1-4 埼玉県三芳町倉庫火災(第10報)

議事要旨

【第2回 平成29年4月12日(水)】
 ▷会議資料(消防庁HPへ移動します)
https://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h29/miyoshimachi_souko_kasai/index.html
第2回 平成29年4月12日(水)
議事次第
<資料>
資料2-1 事業所における初動対応
資料2-2 防火シャッターの閉鎖状況
資料2-3 自動火災報知設備の作動状況
資料2-4 防火シャッターについて
資料2-5 災害の推移及び消防活動概要
資料2-6 埼玉県三芳町倉庫火災活動記録
資料2-7 大規模倉庫に対する実態調査の結果
資料2-8 関係団体ヒアリングの結果(概要)
<参考資料>
参考資料2-1 第1回埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する議事要旨(案)
参考資料2-2 埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会委員名簿
参考資料2-3 大規模倉庫に係る防火対策の更なる徹底について
参考資料2-4 大規模倉庫に係る防火対策の徹底について

議事要旨
【第3回 平成29年5月12日(金)】
 ▷会議資料(消防庁HPへ移動します)
https://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h29/miyoshimachi_souko_kasai/index.html
第3回 平成29年5月12日(金)
議事次第
<資料>
資料3-1 感知器及び電線の耐熱性実験の結果について(概要)
資料3-2 防火シャッターをまたぐコンベヤの可動方式について
資料3-3 事業所における火災発生時の初動対応の実効性向上策のあり方について
資料3-4 消防活動中に発生した爆発音等に対する考察について
資料3-5 埼玉県三芳町倉庫火災における消火活動の評価
資料3-6 管轄内に大規模倉庫を有する消防本部へのアンケート調査結果
資料3-7 消火活動に長時間を要した倉庫火災に関するアンケート調査結果
資料3-8 今回の消防活動に対する評価を踏まえた今後の対策(たたき台)
資料3-9 消防活動をより効率的に実施するための方策について
<参考資料>
参考資料3-1 第2回埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する議事要旨(案)
参考資料3-2 埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会委員名簿
参考資料3-3 第2回検討会資料(資料2-4抜粋)
参考資料3-4 事業所における訓練方法の例
参考資料3-5 可燃物の状況
参考資料3-6 倉庫火災における警防計画について
参考資料3-7 倉庫火災における一般的な活動要領について
参考資料3-8 大規模倉庫に対する実態調査の結果

議事要旨

【第4回 平成29年6月21日(水)】
 ▷会議資料(消防庁HPへ移動します)
https://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h29/miyoshimachi_souko_kasai/index.html
第4回 平成29年6月21日(水)
議事次第
<資料>
資料4-1 火元周辺における火災初期のシミュレーション
資料4-2 埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会報告書(案)
<参考資料>
参考資料4-1 第3回埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する議事要旨(案)
参考資料4-2 埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会委員名簿

【報告書】
 ▷埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会報告書(消防庁HPへ移動します)
https://www.fdma.go.jp/neuter/about/shingi_kento/h29/miyoshimachi_souko_kasai/index.html
報告書
埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会報告書
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000079.html
********************************
Lnews-2017年06月30日 
国交省、消防庁/埼玉県三芳町倉庫(アスクル)火災で報告書
国土交通省と消防庁は6月30日、共同で「埼玉県三芳町倉庫火災を踏まえた防火対策及び消防活動のあり方に関する検討会」を設置し、対策等について検討を行ってきたが、報告書をとりまとめた。
とりまとめられた報告書では2つの提言を行っている。
初期火災の拡大防止を図るための方策では、防火シャッターの確実な作動に関する対策として、電線のショートによる被害防止対策の強化、防火シャッターの閉鎖障害を防止するための対策、そして、事業者による初動対応を挙げている。
2つ目に、より効率的な消火活動を実施するための方策として、消防本部における対策の強化を挙げている。
倉庫ごとの警防計画の策定、外壁等の破壊及び水利の補充に関する協定の締結、大規模火災等に対するアドバイザー制度を挙げ、早期に被害を軽減するための措置に関するガイドラインの必要性を挙げている。
■報告書
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000079.html

朝日新聞 2017年6月21日23時12分
アスクル倉庫火災受け再発防止策 有識者会議が提言案
 埼玉県三芳町で2月に起きた事務用品通販「アスクル」の倉庫火災を受け、総務省消防庁と国土交通省の有識者会議は21日、再発防止への提言案をまとめた。確実な防火シャッターの作動や、壁を壊して消火にあたれるよう、民間業者と重機を借りられる協定を結んでおくことなどを求めた。
 延べ面積5万平方メートル以上の規模の倉庫は全国に219カ所ある。だが国交省の火災後の調べで、37%で防火シャッターや防火扉に閉鎖障害が起きるおそれがあった。また消防庁の調べで、こうした大規模倉庫を抱える約8割の消防本部が消火活動の要領を策定していないことも判明。提言案は要領の策定を求めた。
 また、耐火テープを使って電線のショートを防ぎ、シャッターがきちんと動くようにすることや、物やベルトコンベヤーがシャッター閉鎖を妨げないようにすることなどを求めた。国交省は今後、倉庫事業者にこれらの対応を促していく。(赤井陽介、四倉幹木)


東京新聞 2017年6月22日
防火シャッター不作動対策を義務化へ 三芳・アスクル倉庫火災
◆有識者検討会が提言
 三芳町の事務用品通販アスクルの物流倉庫火災で、総務省消防庁や国土交通省が開いた有識者検討会(小林恭一座長)が二十一日、東京都内であり、大規模倉庫を対象に延焼防止用の防火シャッターを正常に作動させるため「電線のショートの防止措置を義務付ける」などとする提言を発表した。これを受け、国交省は提言を建築基準法に反映させる方針を固めた。
 これまでの検討会では、同倉庫に設置された百三十三カ所の防火シャッターのうち、電線の破損が原因とみられる不作動や、ベルトコンベヤーなどが挟まったことで正常に機能しなかったシャッターが六割超の七十八カ所にのぼり、火災の長期化につながったことが判明している。
 提言では、火災報知機と防火シャッターの作動装置をつなぐ「電線の耐熱性を向上させるなどショートを確実に防ぐ」もしくは「ショート時に影響を局所化する」という二つの措置を明示。いずれかの実施を義務付けるという。
 小林座長(国際火災科学)は「大規模倉庫で火が広がると消火活動は難しい。防火シャッターを確実に作動させることが火災を拡大させないために重要」と話した。
 有識者検討会はこれまでの議論をふまえ、今月中をめどに火災概要や消火活動の経緯などを報告書にまとめる。
 一方、県警は消防法違反容疑でアスクル本社の家宅捜索などを行い、捜査を進めている。 (牧野新)



リスク対策.com 2017/06/21
アスクル受け倉庫ごとの警防計画策定へ
消防庁・国交省が報告書、事業者向け指針策定も
大規模倉庫火災について消防本部の対策強化や消防庁によるガイドライン策定が提言された
消防庁と国土交通省は21日、「埼玉県三芳町火災を踏まえた防火対策及び消火活動のあり方に関する検討会」の第4回会合を開催。2月のアスクル倉庫火災を踏まえた大規模倉庫火災対策などを盛り込んだ報告書のとりまとめを行った。倉庫ごとの警防計画策定といった地域消防本部の対策強化のほか、消防庁による事業者向けガイドライン策定などが対策として明記された。
2月のアスクル倉庫火災では電線のショートのほかコンベヤーや物品が障害となり、2~3階の防火シャッターの約6割が閉まらなかった。このためコンベヤーが防火シャッターの降下を妨げないこと、断路器の設置やアナログ感知器と電線の接続部の耐火テープ使用といったショート対策を講じるよう提言した。
より効率的な消火活動を行うため、消防本部が区域内の大型倉庫ごとに警防計画を策定することが必要とし、万が一の際の進入経路や水利といった情報をまとめるよう明記。大規模倉庫を管轄する消防本部へのアンケートで、倉庫火災に対応する消火活動要領が8割の本部で策定されていないことから、大規模倉庫における消火活動要領の策定も行うべきとした。
また消防庁に対しては大規模倉庫の事業者向けのガイドラインを策定するよう提言。2階での火災発生に備え直接はしごで進入するための進入口や非常階段・エレベーターの整備などを盛り込み、国交省と連携して策定し、事業者に実施を促すよう記載された。
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介

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