2017-07-16(Sun)

ヒアリ 繁殖か 700匹以上 横浜港

68港湾港湾管理者ヒアリ対策要請 国交省 環境省

◇ヒアリ700匹以上 繁殖か 周辺を詳しく調査 横浜港
----横浜港の本牧ふ頭で14日、強い毒を持つ南米原産のヒアリが700匹以上みつかり、環境省は、さなぎや幼虫も含まれていることからふ頭で繁殖したと見て、引き続き周辺を詳しく調べるとともに、ヒアリが侵入した時期や経路も調べることにしています。
14日、横浜港の本牧ふ頭で環境省が行った調査では、東南アジアや中国などからの貨物船が利用するターミナルで、地面のアスファルトの割れ目から700匹以上のヒアリが見つかりました。
(NHK 7月15日 4時27分)

<各紙社説>
西日本新聞)ヒアリ対策 水際で駆除して定着防げ (7/15)
中国新聞)ヒアリの侵入 徹底駆除で定着許すな (7/13)




以下引用

ヒアリの生息国又は地域からの貨物の取扱施設にかかる「ヒアリ」対策
平成29年7月12日
https://www.mlit.go.jp/report/press/port01_hh_000192.html
 5月26日に国内で初めて特定外来生物「ヒアリ」が確認されて以降、これまでに神戸港、名古屋港、大阪港及び東京港でヒアリが確認され、特に大阪港、神戸港ではヒアリの女王アリが確認されていることを受け、国土交通省は、ヒアリの生息国又は地域との定期コンテナ航路を有する68港湾港湾管理者に対し、本日、ヒアリ対策を文書で要請しました。
 5月26日に国内で初めて特定外来生物「ヒアリ」が確認されて以降、これまでに神戸港、名古屋港、大阪港及び東京港でヒアリが確認され、特に大阪港、神戸港ではヒアリの女王アリが確認されているところです。
 これまで、国土交通省港湾局は、7月4日に中国からの定期コンテナ航路を有する63港の港湾管理者に対策を要請してきたところ、より一層の防除対策を早急に講じることが必要であるため、対策の対象港湾をヒアリの生息国又は地域との定期コンテナ航路を有する68港湾※に拡大することとし、今後、環境省より提供される予定の殺虫エサ(ベイト剤)を活用し、当該コンテナを取扱うヤード等への殺虫エサの設置及び目視によるヒアリの分布調査の実施を、本日、要請しました。
 なお、今後も必要に応じて、環境省と連携して適切に対応することとしています。
※ヒアリの生息国又は地域との定期コンテナ航路を有する68港湾は別紙のとおり
※大船渡港、釜石港、鹿児島港、平良港及び石垣港の5港湾を追加
添付資料
報道発表資料(PDF形式:511KB)
https://www.mlit.go.jp/common/001193391.pdf
お問い合わせ先
国土交通省港湾局総務課 山崎、桒原
TEL:03-5253-8111 (内線46162,46163) 直通 03-5253-8662 FAX:03-5253-1648

*********************************



西日本新聞 2017年07月15日 10時38分
社説:ヒアリ対策 水際で駆除して定着防げ


 南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」が5月下旬に兵庫県尼崎市へ運ばれたコンテナから国内で初めて確認されて以降、東京港など各地の港で相次ぎ発見されている。
 環境省は国内定着を水際で防ぐため、全国68港で生息調査や毒入りの餌による駆除に取り組むことを決めた。他省庁とも連携しながら、先手、先手を打って定着を阻止したい。もちろん、九州でも警戒を強める必要がある。
 ヒアリは体長2・5~6ミリほどで赤茶色をしており、太平洋に面した国々で繁殖している。物流の多い港から侵入することが多く、日本では関東地方以南の気候が成育に適しているという。
 国内では2005年に特定外来生物に指定され、侵入を警戒してきた。攻撃性が強く、毒針に刺されるとやけどのような痛みを感じる。漢字では「火蟻」と書く。
 人によってはアレルギー反応を引き起こして死ぬこともある。国内初確認後、市民の関心は高く、環境省の地方事務所には「このアリはヒアリではないか」との問い合わせが相次いでいるという。
 環境省は「日本に定着していないと考えており、刺される可能性は低い。刺されても海外の事例では、症状が重くなるケースは少ない」と説明する。最大限の注意を払いながら、冷静に対応したい。
 気になるのは、神戸港に陸揚げされたコンテナや大阪港で女王アリが確認されたことだ。女王アリは1日に2千個の卵を産む能力があるといわれる。ヒアリはアリ塚を作って集団で活動する。アリ塚の形成には2~3年かかるとされ、環境省は「増殖しているとしても初期段階」としている。
 アリの生態に詳しい専門家によると、ヒアリはいったん巣を作ると急激に繁殖する恐れがある。
 このため初期段階での侵入阻止が重要で、定着すると駆除するのは極めて困難になるという。
 水際で阻止するには湾岸部を中心に調査や駆除を行う必要がある。物流に紛れて押し寄せるため作業は困難も予想されるが、長期戦の構えで駆除に取り組みたい。
ページのトップへ戻る



中国新聞 2017/7/13
社説:ヒアリの侵入 徹底駆除で定着許すな


 南米原産の毒アリである「ヒアリ」が5月以降、兵庫、愛知、大阪、東京の4都府県の港で相次いで確認された。愛知では港から約30キロ離れた内陸部でも見つかっている。
 幸い、すみ着いている痕跡は見つかっていない。早期発見、早期駆除に全力を注ぎ、何とか「水際」で食い止めたい。広島県内13カ所の港湾施設でも、きょう緊急点検に入る。
 強い毒を持ち、人間が刺されるとアレルギー反応で最悪、死に至る恐れもある―。そんなリスクが当初は注目された。ただ健康被害について、国際社会性昆虫学会の日本地区会は「適切な治療を早急に受けた場合、まず死ぬことはない」とする。
 ではなぜ、世界中がいま最も侵入を警戒し、環境省も「特定外来生物」に指定するなど注意を喚起してきたのだろう。
 ヒアリがはびこってしまった環境を、先の学会はこんなふうに例える。「羽のない攻撃的なハチが庭の芝生にたくさん隠れている。そんな状況を想像してみてほしい」と。
 ヒアリは21世紀に入り、アジア太平洋地域で急速に分布域を広げた。経済成長した中国や東南アジア諸国が資源輸入国となり、南米からの木材などとともに侵入したとされる。初めて神戸港で発見されたのも中国からの貨物船のコンテナ内だった。
 体長は数ミリと小さく、人間の目を逃れやすい。国内で今回確認されたのは警戒網があったからであり、港によっては既にすり抜けている恐れもある。
 駆除がいったん成功を収めたと思われたオーストラリアでは、取りこぼしから被害が広がったという。日本各地で今後取り組む水際対策も、単発にとどめず、モニタリング(継続監視)と防除の体制を長い目で築くことが望まれる。
 その点、環境省や国土交通省など省庁をまたぐ対策会議の出足は決して早いとはいえない。2度目の会合は、初確認から1カ月以上も過ぎていた。
 当面、最優先すべきは徹底駆除にほかなるまい。はびこれば、いたちごっこを余儀なくされる。そのことは、手を打ちそびれて定着を許してしまった米国の失敗が教えている。
 米国では近年、ヒアリによる全土の被害額が年6千億円に上るとの試算もある。刺されるなど人の健康だけでなく、農作物や家畜も害を受ける。また、工場や電力プラント、空港などに電気設備から入り込み、機器に障害を引き起こす。そうした電気通信関係だけでも被害額が700億円以上に及び、産業に与える影響は甚大といえる。
 事は、ヒアリに限らないのも悩ましい。人や農作物、生態系に悪影響を及ぼす外来生物は昨今、南米原産のアルゼンチンアリ、オーストラリア原産のセアカゴケグモ、中国や東南アジアから侵入したツマアカスズメバチと相次いでいる。
 特定外来生物被害防止法では「必要な場合、国が防除を行う」と定めている。しかし、いったん「水際」を突破されてしまえば、実際には被害が広がる自治体にしわ寄せがくるのは目に見えている。
 外来生物の状況を調べる監視システムや対策が特に必要な地域の指定など、都道府県単位でも対策と体制づくりを主体的に用意しておく必要がある。
ページのトップへ戻る


*********************


NHK 7月15日 11時54分
ヒアリ700匹以上 横浜港のふ頭周辺で注意呼びかけ
横浜港の本牧ふ頭で14日に強い毒を持つ南米原産のヒアリが700匹以上見つかり、横浜市は近くの施設に張り紙をしてヒアリを見つけても触らないよう注意を呼びかけています。
14日、横浜港の本牧ふ頭で環境省が行った調査では、東南アジアや中国などからの貨物船が利用するターミナルで地面のアスファルトの割れ目から幼虫やさなぎを含む700匹以上のヒアリが見つかりました。
 見つかった場所はフェンスで仕切られ一般の立ち入りはできない所ですが、200メートルほど先には横浜港シンボルタワーの展望台や公園があり、市民や観光客が訪れています。
 横浜市は施設に張り紙をして、ヒアリを見つけても絶対に触らないよう注意を呼びかけています。
 インラインスケートをするために毎週訪れているという57歳の男性は「横浜港にもとうとう来たかと思いました。ふだんから長袖やマスクを身につけていますが、これからはアリの殺虫剤も買ってこようかなと考えています」と話していました。
 仲間とスポーツをしていた64歳の女性は「心配なので、木の茂みの中には手を入れないようになどとみんなで声をかけて気をつけています」と話していました。
 環境省は、ヒアリがふ頭で繁殖したとみて引き続き周辺を詳しく調べるとともに、侵入した時期や経路も調べることにしています。


NHK 7月15日 4時27分
ヒアリ700匹以上 繁殖か 周辺を詳しく調査 横浜港
横浜港の本牧ふ頭で14日、強い毒を持つ南米原産のヒアリが700匹以上みつかり、環境省は、さなぎや幼虫も含まれていることからふ頭で繁殖したと見て、引き続き周辺を詳しく調べるとともに、ヒアリが侵入した時期や経路も調べることにしています。
14日、横浜港の本牧ふ頭で環境省が行った調査では、東南アジアや中国などからの貨物船が利用するターミナルで、地面のアスファルトの割れ目から700匹以上のヒアリが見つかりました。
 幼虫とさなぎも200匹以上含まれていて、環境省はすべて殺虫剤で駆除し、周辺に毒入りの餌を置くなどの対策をとりました。
 環境省によりますと、ヒアリは卵から1か月程度で成虫になるということで、ふ頭で繁殖したと見て、引き続き周辺を詳しく調べるとともに、ヒアリが侵入した時期や経路についても調べることにしています。
 一方、横浜市では、ヒアリが見つかったターミナルに近い海釣り施設と、横浜港シンボルタワーに張り紙をして、港湾関係者や市民に注意を呼びかけています。


日本経済新聞 2017/7/15 0:43
横浜港にヒアリ500匹超 さなぎ・幼虫も、女王存在か
 環境省は14日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が、横浜港で500匹超見つかったと明らかにした。いずれも働きアリ。さなぎと幼虫もそれぞれ100個体超確認されたことから、女王アリもいるとみられる。ヒアリが見つかったのは東京、愛知、大阪、兵庫に加えて5都府県となった。環境省によると、1カ所から確認されたヒアリの集団の規模としてはこれまでで最大。
 横浜港本牧ふ頭のコンテナヤードで、舗装面に生じた亀裂の土の中から見つかった。担当者は「巣を作っていた可能性が高い。次の世代まで繁殖は進んでいないとみられるが、亀裂に一定期間いた可能性が高い」としている。同省は舗装面の亀裂を埋める作業を検討するよう国土交通省に要請している。
 高い繁殖力を持つ女王アリはこれまで、兵庫県と大阪府で確認。東京港に陸揚げされたコンテナ内からも、働きアリとともに卵や幼虫、さなぎが見つかっており、女王アリもいたとみられる。
 神戸港に設置していた捕獲用容器で12日に捕獲したアリも、14日にヒアリの働きアリと確認した。神戸港でこれまでにヒアリが見つかった場所から50メートル程度離れていたが、担当者は「想定していた範囲内」としている。〔共同〕


読売新聞 2017年07月14日 23時59分
横浜港にヒアリの巣か…700匹以上、さなぎも
 環境省と横浜市は14日、横浜港の本牧ふ頭(横浜市中区)のコンテナ置き場から、南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」が計700匹以上見つかったと発表した。
 1か所で確認された数としてはこれまでで最多で、巣があった可能性がある。神奈川県内でヒアリが確認されるのは初めて。国内では兵庫県尼崎市、神戸市、東京都品川区などに続いて5都府県で7例目となった。
 発表によると、同日、本牧ふ頭でヒアリがいないかを調べていた同省職員らが、コンテナ置き場のアスファルト舗装の亀裂に多数のアリがいるのを発見。土を深さ10センチほど掘って殺虫剤で駆除した後、専門家がヒアリだと確認した。働きアリが500匹以上、羽のあるオスが5~10匹、さなぎが100匹以上、幼虫が100匹以上見つかった。

時事通信 7/14(金) 21:02配信
横浜港でヒアリ500匹超=繁殖の可能性大―環境省
 環境省は14日、強い毒を持つ特定外来生物の「ヒアリ」が横浜港の本牧ふ頭(横浜市)で初めて確認されたと発表した。
 コンテナヤードのアスファルトの割れ目で働きアリ500匹以上を確認。幼虫やさなぎも計200匹以上いて、地中で繁殖していた可能性が高い。
 同省によると、確認されたのは繁殖能力のないメスの働きアリ500匹以上とオス5~10匹、幼虫とさなぎがそれぞれ100匹以上。国土交通省や専門家などと進めていた主要7港の確認調査の結果、縦20センチ横40センチ、深さ10センチの地面の割れ目から同日見つかった。
 環境省は、一定期間割れ目に生息していたとみているが、女王アリはいなかったという。アリは全て殺虫剤で駆除。同省は国交省に対し、舗装のすき間を埋めるなどの対策を要請した。
 一方、神戸港では6月にヒアリが見つかった場所の周辺から同日、新たに1匹が確認された。ヒアリはこれまで兵庫県尼崎市や名古屋港、東京港、大阪港など5都府県で見つかっている。 


毎日新聞2017年7月14日 21時22分(最終更新 7月14日 22時58分)
ヒアリ:横浜港で500匹以上を確認
 環境省は14日、横浜港本牧ふ頭(横浜市中区)で、外来種のヒアリ500匹以上を確認したと発表した。これまで発見された群れでは最大。幼虫がいるので繁殖している可能性が高く、女王アリもいるとみられるが見つかっていない。国内の発見は5都府県で計7カ所目。
 同省によると、コンテナ置き場のアスファルトの割れ目に▽働きアリ500匹以上▽羽が生えた雄約10匹▽さなぎ100個以上▽幼虫100匹以上--がいた。殺虫剤で駆除し、他にもいないか警戒する。
 一方、東京港青海ふ頭(東京都江東区)では同日、別の外来種のアカカミアリが1000匹以上見つかった。同じく、コンテナ置き場のアスファルトの割れ目にいた。有毒だがヒアリより毒性は低いという。【五十嵐和大】
ページのトップへ戻る


日本経済新聞 2017/7/14 0:51
ヒアリの卵や幼虫確認 東京・大井埠頭
 環境省は13日、大井埠頭(東京・品川)で陸揚げされ、強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が100匹超見つかったコンテナ1個を再調査したところ、さらに約100匹の働きアリ、卵や幼虫、サナギが見つかったと発表した。卵を産む女王アリは確認できなかった。
 同省はコンテナにくん煙殺虫剤を使っていることから「仮に女王アリが存在していたとしても、既に死滅しただろう」としている。
 環境省は12日に国土交通省、東京都と合同で再調査を実施。コンテナのそばに置いたわなからも数匹が見つかったという。働きアリ約100匹のうち50~60匹は生存していたが、いずれも駆除した。人的被害は報告されていない。
 ヒアリが見つかったコンテナは中国・広東省の三山港で貨物船に積み込まれ、6月23日に香港で積み替えられた。27日に大井埠頭で陸揚げされ、荷主が千葉県内で荷を取り出した後、同埠頭に返却。その後、コンテナ内から100匹超のヒアリが確認されていた。


毎日新聞2017年7月13日 17時51分(最終更新 7月13日 19時26分)
ヒアリ:東京港で卵や幼虫も コンテナに新たに100匹超
 環境省は13日、東京港で陸揚げされ、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が100匹超確認されたコンテナを詳しく調べた結果、新たに100匹超の働きアリと、卵や幼虫、さなぎを発見したと明らかにした。女王アリも存在するとみて調べている。
 新たに見つかったヒアリは主に、コンテナ内部の木の床板で湿気を帯びた部分に潜んでいた。周辺の屋外でも10匹程度を発見。環境省はコンテナを薬剤で消毒した。担当者は「女王アリは産卵に入るとあまり移動しない。まだコンテナ内にいるか、床板をはがした際などの作業中に死んだ可能性がある」とみている。(共同)


NHK 7月13日 18時24分
東京 大井ふ頭でヒアリさらに100匹 コンテナ内で繁殖か
強い毒を持つ南米原産のヒアリが100匹以上見つかった東京・品川区の大井ふ頭のコンテナから、さらに、およそ100匹のヒアリが見つかったほか、卵や幼虫なども確認されました。いずれもコンテナの床板の内部から見つかったということで、東京都と環境省は、コンテナを積み込んだ中国から日本に到着するまでの間に繁殖したと見て調べています。
品川区の大井ふ頭では、中国の港で積み込まれたコンテナから今月3日、ヒアリ1匹が見つかり、東京都と環境省のその後の調査で100匹以上のヒアリが見つかっていました。
 さらに、コンテナに敷かれたベニヤ板を剥がすなど調査を進めた結果、ベニア板の内部からおよそ100匹のヒアリが見つかったほか、卵や幼虫、さなぎが確認されました。
 コンテナは、中国・広東省の港で積み込まれた後、香港を経由して日本に到着していることから、東京都と環境省は、広東省か香港でヒアリがコンテナ内に紛れ込み、床板を巣にして繁殖したと見ています。
 また、これまでのところ女王アリは確認されていませんが、繁殖のあとが見られることからコンテナ内にいた可能性もあるとして、さらに詳しく調べています。
ページのトップへ戻る


時事通信 (2017/07/12-21:03)
ヒアリ調査、29空港に要請=国交省
 強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が各地で見つかっているため、国土交通省は12日までに、国際定期便が就航している29空港に緊急調査を要請した。国際定期便の貨物を取り扱う施設などに捕獲キットを置き、ヒアリがいないかを確認。28日までに結果の報告を求め、発見されれば速やかに公表する。
 29空港は以下の通り。
 新千歳、函館、青森、仙台、秋田、百里(茨城県)、成田国際、羽田、新潟、富山、小松(石川県)、静岡、中部国際、関西国際、美保(鳥取県)、岡山、広島、高松、松山、福岡、北九州(福岡県)、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇、新石垣。


毎日新聞2017年7月11日 20時43分
ヒアリ 水際対策22港から68港に拡大 環境省と国交省
 強い毒を持つ外来種「ヒアリ」が相次いで見つかっていることを受け、環境省と国土交通省は11日、国内定着を防ぐための生息調査や駆除などの水際対策を、現在の全国22港から68港に拡大することを決めた。今月中に毒餌を各港に配布するなど対策を急ぐ。この日の関係省庁連絡会議で明らかにした。
 これまでは、最初に見つかった神戸港のコンテナが中国広東省・南沙港から運ばれたため、同港との定期コンテナ航路がある22港で対策を取っていた。その後見つかった大阪港と東京港では、それ以外から来たことが疑われるため、既に定着している中国のほか台湾、豪州、フィリピンなどとの定期航路がある68港に増やす。
 一方、会議で国交省は、国際線が就航している29空港に捕獲用の粘着トラップの設置などを要請したことを報告。農林水産省は、植物検疫でヒアリに特に留意する方針を告げた。危険性や対応に関する全国への周知について、厚生労働省は都道府県や医師会に、消防庁は消防本部に向けて開始。文部科学省は小中高校に対する実施を検討していることを明らかにした。【五十嵐和大】
ページのトップへ戻る


週刊朝日  2017年7月21日号
Aera dot. 2017/7/12 07:00
電気設備も破壊! “殺人アリ”本当の恐怖
 南米原産で、強い毒を持つ外来種「ヒアリ」。5月下旬に神戸港で陸揚げされ、兵庫県尼崎市に運ばれたコンテナで初めて確認された。7月3日には東京港でも発見されるなど、各地で騒ぎとなっている。
「殺人アリ」とも呼ばれ恐れられているが、実は毒で死ぬことはまれだ。環境省外来生物対策室によると「すでにヒアリが定着している台湾では、死者は確認されていない」という。だが、油断はできない。刺されると、重度のアレルギー反応である「アナフィラキシーショック」が全体の1~3%程度で起きる可能性がある。動悸(どうき)や倦怠感(けんたいかん)などの全身症状が出た場合は、早めに病院で治療を受ける必要がある。
 重症にならなくても、腹の毒針で刺されると激しく痛む。漢字では「火蟻」とされるように、痛みに加えて水ぶくれができて、ヤケドのような症状になるのが特徴だ。
 それだけではない。真の恐ろしさは電気設備などを壊して、経済的な損害も与えることだ。ヒアリの生態に詳しい琉球大学の辻和希教授は言う。
「ヒアリは通信ケーブルや電気設備を破壊する習性があり、全米で714億円ほどの被害が出ています」
 油が好物であるため、電気ケーブルなどに塗られている油分に集団で集まってくるのではないかと言われている。
 巣(コロニー)のアリ塚も脅威だ。草地などの開けた土地に、直径数十センチのドーム状のアリ塚を作る。ここに誤って足を踏み入れると悲惨だ。アリ塚を壊されたときのヒアリは最も攻撃的で、全身に襲いかかってくる。
「公園や河川敷、庭の芝生などにもアリ塚を作る。河川敷や芝生にできれば、羽のないハチが大量に地面にいるようなもの。人が安心して座ることはできません」(辻教授)
 夏場の河川敷では花火大会などのイベントが多いが、アリ塚が発見されたところでは、開催は難しくなるだろう。
「侵入域が広がれば、日本の国土に大きな打撃を与える。水際作戦で拡散を封じ込めなければなりません」(同)
 1日に2千個の卵を産む能力がある女王アリも、すでに発見された。環境省の担当者は「日本に定着してしまう最悪のケースも想定しておかなければならない」という。ヒアリの恐怖はすぐそこまで来ている。
ページのトップへ戻る

/////////////////////////////////////////////

関連記事

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

tag : ヒアリ 繁殖 横浜港 港湾 管理者 国交省 環境省

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

ajimu-ra

Author:ajimu-ra

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最近の記事
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ(タブ)
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブログランキング
↓↓クリックお願いします↓↓

FC2Blog Ranking

ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア
blogram投票ボタン