2017-10-12(Thu)

米軍ヘリ炎上 沖縄東村 04年沖縄国際大事故と同型機

住民改めて不安と怒り噴出  沖縄知事「強い憤り」  名護市長「怒りを通り越している」

◇沖縄米軍ヘリ炎上:04年の沖縄国際大事故同型機
----「いつまでこんな思いをしなければならないのか」。沖縄本島北部で11日、大破し炎上した米軍ヘリコプターは、2004年8月に沖縄国際大に墜落した大型輸送ヘリ同型機だった。事故があった場所は建設時に激しい反対運動があったヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)にも近い民間の牧草地。人的被害は確認されていないが、危険と隣り合わせの生活を強いられる住民からは、改めて不安と怒りが噴き出した。
(毎日新聞2017年10月12日 02時14分)


米軍ヘリ 訓練場付近で着陸後に炎上 沖縄
----沖縄知事「強い憤り」
アメリカ軍の大型ヘリコプターが炎上したことについて、沖縄県の翁長知事は、11日午後8時すぎ、那覇市内で記者団に対し、「名護市の事故から1年もたたないうちに同じような事故を起こしたことに強い憤りを感じる。特にアメリカ海兵隊は、同様の事故が繰り返されているので、強く抗議するとともに、事故原因の究明と、同型機の飛行を停止するよう求める。現場は民間地だったと聞いているが、県民の生命や財産がいかに、危ういものかということを感じさせられる」と述べました。
----名護市長「怒りを通り越している」
 アメリカ軍の大型ヘリコプターが炎上したことについて、アメリカ軍普天間基地の移設先とされる沖縄県名護市の稲嶺市長は、11日午後8時ごろ、那覇市内で記者団に対し、「あってはならないことで、怒りを通り越している。現場が県道沿いの民間の土地だということを考えると、今回、住民への影響はないということだが、それはたまたまで、いつ地元の人が巻き込まれるかわからない状況だ。県民の声を全く無視してきた日米両政府に強く抗議したい」と述べました。
(NHK 10月11日 18時58分)


◇【動画】米軍ヘリは飛行中に火災 沖縄・東村の民間地で大破、炎上
沖縄タイムス公式動画チャンネル 2017/10/11 に公開
https://youtu.be/5zHBRkAsB_8
 2017年10月11日午後5時35分ごろ、「東村高江の集落で米軍機が墜落、炎上中」と、沖縄県消防指令センターに119番通報があった。在沖海兵隊によると、同日午後5時20分ごろ、普天間飛行場第1海兵航空団のCH53E大型輸送ヘリの訓練飛行中に、機内で火災が発生し、北部訓練場外の民間地に緊急着陸したという。機体は炎と黒煙を上げほぼ全焼、大破した。  国頭消防と東分遣所から消防車7台、米軍のヘリや消防車が出動し、午後8時17分に鎮圧したという。ヘリの乗員7人を含め、けが人はいない。翁長雄志知事をはじめ、北部地区の市町村長、住民は抗議の声を上げている。
(沖縄タイムス 2017年10月12日 06:22)





以下引用

沖縄タイムス+プラス ニュース 2017年10月12日 06:22
【動画】米軍ヘリは飛行中に火災 沖縄・東村の民間地で大破、炎上
 11日午後5時35分ごろ、「東村高江の集落で米軍機が墜落、炎上中」と、沖縄県消防指令センターに119番通報があった。在沖海兵隊によると、同日午後5時20分ごろ、普天間飛行場第1海兵航空団のCH53E大型輸送ヘリの訓練飛行中に、機内で火災が発生し、北部訓練場外の民間地に緊急着陸したという。機体は炎と黒煙を上げほぼ全焼、大破した。
 国頭消防と東分遣所から消防車7台、米軍ヘリや消防車が出動し、午後8時17分に鎮圧したという。ヘリの乗員7人を含め、けが人はいない。翁長雄志知事をはじめ、北部地区の市町村長、住民は抗議の声を上げている。
 炎上を確認し、約60メートルの距離から目撃した男性によると、乗員7人は荷物を持って事故機から逃げ出し、別のヘリ1機に乗り移り、その場を去ったという。
 現場は県道70号に近い、東村高江の住民所有の牧草地。最も近い住宅で約300メートルしか離れていない。
 現場周辺を米軍が一時的に規制した後、半径300メートルで米側が内周線、県警が一般住民と関わる外周線を規制した。
 ヘリの回転翼の安全装置に、放射性物質のストロンチウム90が使われている可能性があり、県環境部の職員は放射線量を測定しようとしたが、規制線の内側に立ち入れなかった。
 周辺の米軍北部訓練場には15カ所のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)があり、海兵隊が日常的に訓練を実施している。
 翁長知事は12日午後、現場の状況を視察する。富川盛武副知事は米軍、沖縄防衛局、外務省沖縄事務所の代表を県庁に呼び、事故に抗議するとともに、原因を究明し、公表するまで飛行を再開しないよう求める方向で調整に入った。富川副知事は東京で関係省庁に抗議することも検討している。



毎日新聞2017年10月12日 01時15分
沖縄・東村
米軍大型輸送ヘリ大破炎上 乗員7人けがなし
 11日午後5時20分ごろ、米軍の大型輸送ヘリコプターが飛行中に機内から出火し、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場付近の民有地に不時着後、大破し炎上した。防衛省などに入った情報によると、炎上したのは、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属のヘリCH53で、2004年8月に沖縄国際大(同)に墜落したヘリと同型機。乗員7人は無事で、地元でもけが人は出ていない。
 在沖縄米海兵隊第3遠征軍の報道部は「機体内の火災で北部訓練場外に緊急着陸を強いられた際、通常の訓練を実施していた。けが人はおらず現場へ急行し消火した。(火災などの)原因は調査中」と発表した。
 北部訓練場にはヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)があるが、米軍ヘリが不時着したのは米軍敷地外の民間牧草地だった。県警名護署は、現場から半径300~400メートルの範囲について安全確保のために立ち入りを規制。住民から事故当時の状況など聞き取りを進めている。
 今後、県警が航空危険行為処罰法違反容疑での立件を念頭に捜査を進めるとみられるが、日米地位協定の付属条項で米軍の「財産」は保障され、本格的な捜査ができるかは不透明だ。
 地位協定の付属条項には米軍の財産について「日本国の当局は捜索、差し押さえ、検証する権利を有しない。ただ、米軍が同意した場合はこの限りではない」と規定し、米軍の同意がないと捜査できない。04年の沖縄国際大でのヘリ墜落事故では、県警が機体の差し押さえなどの同意を求めたが、米軍に拒否された。
 沖縄では昨年12月に名護市沖で垂直離着陸輸送機オスプレイが不時着、大破する事故があったばかりだ。【佐藤敬一、遠山和宏、中村敦茂】


毎日新聞2017年10月12日 02時14分
沖縄米軍ヘリ炎上
 「いつまでこんな思いをしなければならないのか」。沖縄本島北部で11日、大破し炎上した米軍のヘリコプターは、2004年8月に沖縄国際大に墜落した大型輸送ヘリと同型機だった。事故があった場所は建設時に激しい反対運動があったヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)にも近い民間の牧草地。人的被害は確認されていないが、危険と隣り合わせの生活を強いられる住民からは、改めて不安と怒りが噴き出した。
 「『ボン、ボン、ボン』という爆発音が聞こえ、ヘリが炎上していた」。事故が起きた東村高江の牧草地から約500メートルの家に住む農家、西銘美恵子さん(63)は振り返った。
 夕方、自宅の庭で草むしりをしている時に大きな爆発音を聞いた。機体は炎上するとともに、黒煙が周囲に広がった。その後、別の米軍ヘリ2機が着陸し、再び飛び立ったという。乗組員を救助したとみられ、現場には消防車両や米軍車両も駆けつけた。
 牧草地は西銘さん方の敷地内で、近くには父親が作業をする豚舎も建つ。家族にけがはなく、自宅も豚舎も無事だったが「自宅や豚舎に落ちていたら大きな被害だった」と緊張した様子で話した。
 東村高江では、米軍北部訓練場の約半分の返還に伴うヘリパッドの移設工事が進められ、昨年12月までに、集落を囲むように6カ所設置された。今後始まる本格運用に向けて住民らが警戒を強める中、事故は起きた。西銘さんは「基地(ヘリパッド)がある故に起きた事故だと思う。本格運用されたらどうなるのか」と不安を口にした。
 ヘリパッド建設に反対し、建設地近くにあった自宅から国頭村に引っ越した主婦、安次嶺雪音さん(46)は事故の情報を受けて現場近くに急行した。「煙と火の勢いに加えて臭いもすごかった」と話し、「『住んでる人が被害に遭う』と反対をずっと訴えてきた。強硬に工事を進めた結果がこれだ」と憤る。
 事故があった牧草地近くに住む男性は、車を運転中に自宅の方向から黒い煙がもうもうと上がるのを見て帰宅した。「ヘリはしょっちゅう低いところを飛んでいるのでぞっとしている」と話した。
 翁長雄志知事は那覇市内で記者団に囲まれ「とんでもない話だ」と怒りをあらわにした。【山下俊輔、青木絵美】


朝日新聞 2017年10月12日05時00分
再発防止の徹底、米軍に申し入れ 沖縄防衛局、ヘリ炎上
 米海兵隊所属のヘリが沖縄県の北部訓練場近くで炎上した事故を受け、小野寺五典防衛相は11日夕、記者団に、「沖縄の北部訓練場近くの施設区域外で、米海兵隊所属のCH53ヘリが着陸した際に火を噴いた」と説明。「米軍の海兵隊における事故が続いている。安全な運航をするよう米側には強く申し入れたい」と述べた。中嶋浩一郎・沖縄防衛局長が在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官に、原因究明と再発防止などの徹底を求めたという。


朝日新聞デジタル 2017年10月12日05時00分
沖縄、米軍ヘリ炎上・大破 高江、小学校から2キロ
 11日午後5時半ごろ、沖縄県東村(ひがしそん)高江で米軍機らしきものが墜落した、と住民から119番通報があった。防衛省によると、米軍の大型輸送ヘリコプターCH53が基地外の民有地の牧草地に不時着し、炎上、大破した。消防や米軍が消火に当たった。住民や乗組員7人にけがはなかった。▼38面=住民「またか」
 小野寺五典防衛相は「米海兵隊所属のCH53が着陸した際に火を噴いた」と説明した。CH53は2004年8月に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)近くの沖縄国際大学に墜落する事故を起こしている。
 米海兵隊は「飛行中に火災が発生し、緊急着陸した」と発表した。
 県によると、現場は県道70号のすぐ近くで、約2キロ北には高江小学校がある。翁長雄志(おながたけし)知事は那覇市内で記者団に「昨年の(オスプレイが大破した)事故から1年もたたないうちに、再び県内で事故を起こしたことに強い憤りを感じる。基地があるが故の事故。事故原因の徹底的な究明と早急な公表、原因究明がされるまでの同型機の飛行中止を強く要請する」と述べた。事故現場を訪れた東村の伊集盛久(いじゅせいきゅう)村長は「起きてはいけない事態。遺憾だ。強く抗議したい」と話した。
 高江地区の周辺には「米軍北部訓練場」があり、昨年末までに、訓練場の半分以上を返還する条件としてヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)6カ所が移設された。沖縄防衛局などによると、うち2カ所は15年2月、別の2カ所は今年7月から米軍が使い始めた。周辺はヘリや輸送機オスプレイが頻繁に飛行している。
 沖縄では昨年12月、普天間に配備されたオスプレイが名護市沖に不時着水しようとして大破する事故が起きた。8月には普天間のオスプレイが豪州沖で訓練中に墜落して3人が死亡したほか、奄美空港や大分空港などにオスプレイが緊急着陸するトラブルが続いている。


朝日新聞 2017年10月12日05時00分
米軍の事故「またか」 住民、不安訴え 沖縄、ヘリ炎上
 「またか」。沖縄県東村(ひがしそん)の牧草地で11日夕、米軍ヘリCH53が炎上した。昨年12月には、県が配備に反対し続ける輸送機オスプレイが県沖に不時着したばかり。度重なる米軍機の事故に、住民からは不安の声や批判が相次いだ。▼1面参照
 現場の牧草畑を所有する西銘(にしめ)晃さん(64)は事故当時、少し離れた畑で牧草の刈り取り作業中だった。「音は何も聞こえなかったけど、真っ黒な煙がモクモクと上がっていた」
 すぐに駆けつけると、乗員の米兵7人が畑の脇で炎上するヘリを見ていた。1人は女性だったという。「救急車を呼ぶか」と聞くと「基地に連絡した」と断られ、「危ないから近づくな」と言われた。
 現場から2キロほど北の集落に住む高江洲フミコさんは「風が強かったので、『ヘリが落ちた』と聞いてどきっとした」とおびえた様子で語った。昨年12月には約20キロ離れた名護市沖にオスプレイが不時着、大破した。「今回は陸地。いつ自分たちの上に落ちてくるかと心配」と話した。
 東村高江に住む伊佐真次村議(55)は知人からの電話で事故を知った。車で現場に向かうと、米軍の大型輸送ヘリが旋回し、海水をくみ上げて消火に当たっていた。周辺には非常線が張られ、米軍関係者が警戒していたという。
 伊佐さんは米軍北部訓練場(東村、国頭村〈くにがみそん〉)のヘリパッドを高江に移設・集約する工事に抗議してきた。「普段から激しい訓練をやっている。起こるべくして起こった事故だ」と憤った。
 高江区長の仲嶺久美子さん(67)は、米軍機の事故の報道を見る度、身近で事故が起きないかと不安を抱いてきた。「言葉が出ない。住民が作業をする場所なので驚いた。人命が無事でほっとしたが、ショックが大きくて……」。そう言うと涙をぬぐった。
 ■地位協定の壁、度々
 基地外での米軍機の事故では、日米地位協定が米軍の警察権を認めており、日本の捜査機関が現場検証できないといった事態がたびたび起きてきた。沖縄県警は、今回も現地に警察官を派遣したが、午後8時時点で警察による事故機の検証などは始まっていない。
 2004年の沖縄国際大学ヘリ墜落事故では、米軍が現場一帯を封鎖し、県警は機体に一切手出しができなかった。その後、「米軍航空機事故に関するガイドライン」で現場規制の日米の分担などが定められ、米側が同意すれば日本側も捜査が可能になった。しかし、昨年12月に名護市沖で起きたオスプレイ事故では、海上保安庁の共同捜査要請に米軍が応じないまま事故機は撤去された。
 ◆キーワード
 <CH53> 大型輸送ヘリコプターで、垂直離着陸輸送機オスプレイなどとともに米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている。全長約30メートル、高さ約9メートル、最大55人を運ぶことができる。
 ■国内で起きた米軍機の主な事故やトラブル
 <2015年8月> 沖縄本島沖でヘリが輸送艦への着艦に失敗
 <16年9月> 沖縄本島沖に攻撃機ハリアーが墜落
 <12月> 沖縄県名護市辺野古近くの海岸に輸送機オスプレイが不時着水、大破
 <17年6月> 奄美空港にオスプレイが緊急着陸
 <8月> 大分空港にオスプレイが緊急着陸
 <9月> 新石垣空港にオスプレイ2機が緊急着陸


読売新聞 2017年10月12日 07時42分
沖縄米軍ヘリが不時着、炎上…訓練中に出火
 11日午後5時15分頃、沖縄県東村の米軍北部訓練場(東村、国頭村)近くの牧草地で、米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプター「CH53」が不時着し、炎上・大破した。
 防衛省などによると、乗員7人にけがはないという。東村にも住民の人的被害に関する情報は寄せられていない。
 米軍側の発表では、CH53は訓練飛行中に出火したため、緊急着陸したとしている。沖縄県警によると、現場は東村高江付近の県道70号近くで、訓練場の施設外。東村役場などによると、近くに約20人が住む集落があり、北約2キロには高江小学校もある。
 小野寺防衛相は同日、防衛省内で記者団に「米軍の事故が続いている。安全な運航にしっかり対応するよう強く申し入れたい」と話し、米軍側に原因究明と再発防止、詳細な情報提供などを求めたことを明らかにした。


NHK 10月11日 18時58分
米軍ヘリ 訓練場付近で着陸後に炎上 沖縄
 11日夕方、沖縄本島北部のアメリカ軍北部訓練場の近くで、アメリカ軍の大型ヘリコプターが訓練中、機内で火災が起き、緊急着陸のあと炎上しました。けが人はいませんでしたが、現場は訓練場の外の民間の土地で、沖縄防衛局などが詳しい状況を確認しています。
 沖縄防衛局によりますと、11日午後5時15分ごろ、沖縄本島北部のアメリカ軍北部訓練場の近くで、普天間基地に配備されているメリカ軍の大型ヘリコプター「CH53」が事故を起こし炎上したと、アメリカ軍から連絡がありました。
 沖縄に駐留するアメリカ海兵隊は11日夜、コメントを発表し、「海兵隊に所属するヘリコプターが通常の訓練中、機内で火災が発生し、北部訓練場の外への緊急着陸を強いられた」としたうえで、けが人はなく、原因は調査中だとしています。
 NHKのヘリコプターが上空から撮影した映像では、赤い炎が立ちのぼり、周りを消防車やパトカーが取り囲んでいる様子が確認できました。地元の消防によりますと、火はおよそ3時間後にほぼ消し止められたということです。
 また、警察によりますと、現場は東村高江の訓練場の外側にある県道70号線沿いの民間の土地で、乗員7人にけがはなく、別のヘリコプターで現場を離れたということです。沖縄防衛局などが詳しい状況を調べています。
 アメリカ軍のCH53ヘリコプターは、兵員の輸送などに使われる大型のヘリコプターで、平成16年には、普天間基地に隣接する宜野湾市の沖縄国際大学に墜落する事故があり、乗員3人が重軽傷を負ったほか、大学の校舎や住宅の屋根などが壊れる被害が出ています。
米海兵隊 訓練中に機内火災
 沖縄に駐留するアメリカ海兵隊は午後9時前、「海兵隊に所属するヘリコプターが通常の訓練中、午後5時20分ごろ、機内火災が発生し、北部訓練場の外への緊急着陸を強いられた。乗組員や住民にけがはない。地元の第1発見者たちが消火のために素早く動いてくれた。原因は、調査中だ」というコメントを発表しました。
外務省 現場管理は指針どおり
 日米両政府は、平成17年に、アメリカ軍の航空機が、基地や訓練場などのアメリカ軍が管理する区域の外に墜落や不時着した際の現場の管理に関する指針を取りまとめています。
 指針は、平成16年8月、普天間基地に隣接する沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリコプターが墜落した事故で、アメリカ側が当初、単独で現場を封鎖し、警察が求めた機体の検証を拒んだことに批判が相次いだことを踏まえ、基地や訓練場などのアメリカ軍が管理する区域の外で起きた事故現場そのものへの規制は、日米両当局が共同で行うことを基本原則としています。また、事故現場の周辺への立ち入りや交通の規制は日本側が行うことになっています。
 外務省によりますと、今回の事故については、この指針に基づいて現場やその周辺の規制が行われたということです。
近くの男性 「たくさん煙が出ていてびっくり」
沖縄のアメリカ軍北部訓練場の近くにある喫茶店の店員の男性は「近所の人からヘリコプターが落ちたようだと聞いたので、店の裏の畑から見たところ、もくもくと黒い煙が上がっていた。たくさん煙が出ていてびっくりしました」と話していました。
安倍首相 大変遺憾 原因究明を
 安倍総理大臣は、11日夜、テレビ朝日「報道ステーション」の収録で、「事故は大変遺憾だ。米軍機の飛行は安全第一で考えてもらわなければ困る。第1報を受けて、米側に原因の徹底究明と再発の防止を申し入れるよう指示した。また、現場での対応については、米側に対して協力を求め、しっかりと対応していくよう指示した」と述べました。
 そのうえで、安倍総理大臣は「沖縄に米軍基地が集中している現状を維持してはならない。負担軽減をしっかりやると同時に、こうしたことが二度と起こらないよう再発防止についてしっかりと対応してまいりたい」と述べました。
小野寺防衛相「原因究明を申し入れ」
 小野寺防衛大臣は、11日午後9時前に防衛省で記者団に対し、「今回の事故は遺憾であり、原因究明、再発防止・管理の徹底、および、詳細な情報提供について、アメリカ側に強く申し入れた。あす、在日アメリカ軍のシュローティ副司令官を防衛省に呼び、直接、事故の詳細な内容について説明を受けることにしている」と述べました。
 また、小野寺大臣は「事故を起こしたCHー53は、沖縄国際大学に墜落したものと同型の機種だ。すでに自衛隊は、この機種は使っていないが、安全にしっかり注意するよう要請していきたい」と述べました。
外務省が抗議
 外務省の森北米局長は、11日夜、東京にあるアメリカ大使館のヤング公使に対し、事故は誠に遺憾だと抗議したうえで、事故の原因究明と再発防止の徹底、それに、日本側への速やかな情報提供を行うよう申し入れました。これに対し、ヤング公使は「原因究明と再発防止に努めたい」と述べました。
沖縄知事「強い憤り」
 アメリカ軍の大型ヘリコプターが炎上したことについて、沖縄県の翁長知事は、11日午後8時すぎ、那覇市内で記者団に対し、「名護市の事故から1年もたたないうちに同じような事故を起こしたことに強い憤りを感じる。特にアメリカ海兵隊は、同様の事故が繰り返されているので、強く抗議するとともに、事故原因の究明と、同型機の飛行を停止するよう求める。現場は民間地だったと聞いているが、県民の生命や財産がいかに、危ういものかということを感じさせられる」と述べました。
名護市長「怒りを通り越している」
 アメリカ軍の大型ヘリコプターが炎上したことについて、アメリカ軍普天間基地の移設先とされる沖縄県名護市の稲嶺市長は、11日午後8時ごろ、那覇市内で記者団に対し、「あってはならないことで、怒りを通り越している。現場が県道沿いの民間の土地だということを考えると、今回、住民への影響はないということだが、それはたまたまで、いつ地元の人が巻き込まれるかわからない状況だ。県民の声を全く無視してきた日米両政府に強く抗議したい」と述べました。
東村長「詳しい情報なく現場に向かい確認する」
 沖縄県東村の伊集盛久村長はNHKの取材に対し、「『高江地区で米軍機のヘリコプターが事故を起こした』と聞いているが、詳しい情報がなく、現在、情報を集めている。基地内かどうかも、わかっていないので、現場に向かって確認する」と話しています。
地元区長「これ以上ヘリを飛ばさないで」
 アメリカ軍のヘリコプターが炎上した沖縄県東村高江地区の仲嶺久美子区長は「現場では黒煙が立ちのぼり、赤い炎が出続けていました。集落の上を飛ばないでくれといつもお願いしていたにもかかわらず、現実に炎上する事故が起きて非常にショックです。これ以上、ヘリを飛ばさないでほしい」と話していました。
土地の所有者「恐怖を感じる」
 アメリカ軍のヘリコプターが緊急着陸して炎上した牧草地の所有者で、沖縄県東村高江地区の畜産業の西銘晃さんは「自宅の方向から煙が見えたので慌ててかけつけたが、アメリカ兵から『現場には近づくな』と言われた。家に落ちていたらと思うと恐怖を感じる」と話していました。
住民「大きな憤り」
 アメリカ軍の大型ヘリコプターが炎上した現場から2キロほどの場所の沖縄県東村高江に住む60代の男性は、NHKの電話取材に対し、「数十メートルの高さまで大きな炎が上がって黒煙が見えた。現場はふだんからアメリカ軍のヘリコプターが低空で飛んだり、夜間飛行したりしている場所で、いつか事故が起きないかと心配していた。大きな憤りを感じます」と話していました。
CH53ヘリコプターとは
 CH53ヘリコプターは、全長およそ30メートル、重量およそ15トンで、最大55人を輸送できるアメリカ軍の大型輸送ヘリコプターです。
 13年前の平成16年8月13日には同じ型のCH53が宜野湾市のアメリカ軍普天間基地に隣接する沖縄国際大学の敷地内に墜落し、炎上しました。
現場は北部訓練場の外
 防衛省によりますと、アメリカ軍のCH53ヘリコプター1機が炎上した現場について、アメリカ軍は沖縄本島北部にある北部訓練場の発着場と連絡してきましたが、防衛省が職員を派遣して確認したところ、現場は訓練場の外だったということです。また、地元の人からは現場は訓練場の敷地外の牧草地だという連絡が入っているということで、防衛省は事故の状況のほか周辺に被害が出ていないか確認を急いでます。
北部訓練場とは
 北部訓練場は、沖縄本島北部の国頭村と東村にまたがるアメリカ軍の施設で、面積は3500ヘクタール余りです。訓練場の多くは森林地帯で、海兵隊などが対ゲリラ戦の訓練やヘリコプターの演習などに使っています。
 去年12月には新たに6つのヘリコプター発着場を移設することを条件に、訓練場の半分にあたるおよそ4000ヘクタールが沖縄県に返還されています。
米軍ヘリ事故 過去にも
 沖縄県では、これまでもアメリカ軍のヘリコプターによる事故が起きています。
 13年前の平成16年8月13日には、CH53が、宜野湾市の普天間基地に隣接する沖縄国際大学の敷地に墜落し炎上しました。この事故で、乗員3人が重軽傷を負い、墜落現場周辺では大学の校舎のほか住宅の屋根やドアなどが壊れる被害が出ました。
 また4年前の平成25年8月には、アメリカ軍嘉手納基地に所属するヘリコプター「HH60」が沖縄本島北部にあるキャンプハンセンの敷地内に墜落し、乗員1人が死亡しました。
 さらに、おととし8月、アメリカ軍嘉手納基地を飛び立ったアメリカ陸軍のヘリコプター「UH60」がうるま市の沖合で訓練中に墜落し、研修のため乗っていた自衛官2人を含む7人がけがをしました。

////////////////////////////////////////////////////////////////

関連記事

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

tag : 米軍 ヘリ 炎上 沖縄東村 沖縄国際大 事故 同型機

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

ajimu-ra

Author:ajimu-ra

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
リンク
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ(タブ)
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
FC2ブログランキング
↓↓クリックお願いします↓↓

FC2Blog Ranking

ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

フリーエリア
blogram投票ボタン