2017-11-15(Wed)

相次ぐ「航空機の落下物」…対応策は?

航空機落下物防止、整備基準作成へ 国交省

相次ぐ「航空機落下物」…対応策は?|日テレNEWS24
Japan News 2017/11/10 に公開
https://youtu.be/sq9_jSrI7YA


◇相次ぐ「航空機落下物」…対応策は?
----今年9月、全日空機から落下した約3キロのパネル。同じ時期、大阪でも約4キロのパネルが落下し車に直撃した。さらに3日前には大韓航空機の部品がなくなっていたことも判明。飛行中に落下した可能性もあるとみられている。航空機からの落下物が相次ぐ中、羽田空港では都心上空を通る新たな飛行ルートの計画も。今週、国土交通省は落下物をなくすための会議を開催した。「航空機落下物への対応策」について伝える。

◇航空機の落下物防止、整備基準作成へ 国交省
----航空機からの部品落下が相次いでいることを受け、国土交通省は航空会社の落下物防止対策を強化する。現在は落下物に関する基準や処分を科すルールがないため、2018年3月までに機体の点検方法などの基準を作成するほか、部品を落下させた航空会社への行政処分も検討。20年度までに運用を始める予定だ。
(日本経済新聞 2017/11/9 19:54)

落下物防止等に係る総合対策推進会議(第1回)
【資料2】最近の落下物・部品脱落の状況と対策の現状について
http://www.mlit.go.jp/common/001209897.pdf




以下引用

落下物防止等に係る総合対策推進会議
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk7_000014.html
1.背景・趣旨
 落下物等の未然防止対策及び事後の迅速な事案究明・対応等を推進するため、有識者、国、 航空事業者、空港管理者その他の関係者による「落下物防止等に係る総合対策推進会議」を開催し、今回新たに策定することとした落下物を未然に防止するために航空会社が遵守すべき基準を検討するなど、落下物防止等に係る対策の総合的かつ迅速な推進を図る。
2.構成員
構成員名簿
http://www.mlit.go.jp/common/001209896.pdf

3.開催状況
第1回 (平成29年11月6日)
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk7_000015.html

落下物防止等に係る総合対策推進会議(第1回)
1.議事
(1)落下物防止等に係る総合対策推進会議の開催について
(2)最近の落下物・部品脱落の状況と対策の現状について
(3)今後の進め方について
2.開催状況
日時  平成29年11月6日(月)10:30~12:00
場所  中央合同庁舎4号館共用1208特別会議室
3.配付資料
【資料1-1】落下物防止等に係る総合対策推進会議の開催について(案)
http://www.mlit.go.jp/common/001209758.pdf
【資料1-2】落下物防止等に係る総合対策推進会議の開催要領(案)
http://www.mlit.go.jp/common/001209759.pdf
【資料2】最近の落下物・部品脱落の状況と対策の現状について
http://www.mlit.go.jp/common/001209897.pdf
【資料3】今後の進め方について
http://www.mlit.go.jp/common/001209898.pdf
【参考資料】羽田空港の機能強化について
http://www.mlit.go.jp/common/001209899.pdf

************************

日テレNEWS24 2017年11月10日 17:48
相次ぐ「航空機の落下物」…対応策は?
 今年9月、全日空機から落下した約3キロのパネル。同じ時期、大阪でも約4キロのパネルが落下し車に直撃した。さらに3日前には大韓航空機の部品がなくなっていたことも判明。飛行中に落下した可能性もあるとみられている。航空機からの落下物が相次ぐ中、羽田空港では都心上空を通る新たな飛行ルートの計画も。今週、国土交通省は落下物をなくすための会議を開催した。「航空機落下物への対応策」について伝える。
    ◇
 確かに最近、航空機の部品が落下したとよく聞く。国土交通省によると、日本の航空会社の機体で到着後の点検の際、部品がなくなっていることが判明する「部品脱落」の報告は昨年度までの8年間で451件にのぼる。(国内の航空会社のみ)
■どんなものが落下している?
 実際にどんなものが落下したのか、成田空港周辺で見つかった落下物の一部は、翼についているカバーであったり、ゴム製の部品、さらには0.5キロのバネなども報告されている。だが、落ちてくるのは部品だけではない。氷の塊もあり、中にはこぶしほどの大きさのものも確認できる。なぜ氷が航空機から落ちてくるのだろうか?
■なぜ氷の塊が?
 実は航空機では機内で使用する飲料水などの一部の水を上空で排出することがある。その際、機体に水が付着することがあり、これが上空の気温で冷やされ、氷となり落下するというケースなどが報告されている。成田空港周辺で発見された落下物はこれまで159件にのぼるが、そのうち99件が氷の塊だという。
 Q:実際に被害はあったのか?
 幸いこれまで成田空港周辺では、落下物が人に直撃した事故は起きていない。ただ氷の塊が民家の屋根瓦に当たって損壊したなどの被害は報告されている。
 氷の塊が特に落ちやすいのは到着間際の“車輪出し”の時と言われていて、このため成田空港では全ての機体に対して住宅地上空など人のいる場所で“車輪出し”を行わないよう求めている。
■羽田空港は?
 Q:一方で、羽田空港ではどうなのか?
 国土交通省によると、羽田空港周辺ではこれまで、落下物で明確な事例というのは、確認されていない。ただこれは海の上を通る現在の飛行ルートの話で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて新たなルートの実現を目指している。
 新たなルートは到着間際、渋谷区や品川区などの都心上空を飛行するため、落下物被害が起こるのではないかと、住民からは懸念の声が上がっている。    ◇
 Q:落下を未然に防ぐために会議ではどういう対策が話し合われていくのか?
 そこが、きょうのポイント。『技術の向上と報告や補償の拡充』だ。
 まずは何と言っても落下しづらい部品・整備方法の開発が求められる。国は、そのための基準作りを急ぐことにしている。その上で、万が一落下した場合の措置として、報告義務の対象を広げるとともに、補償をさらに充実させることも課題だ。羽田の着陸ルートが変更されるまで時間が限られているので、早急な対応が求められる。


日本経済新聞 2017/11/9 19:54
航空機の落下物防止、整備基準作成へ 国交省
 航空機からの部品落下が相次いでいることを受け、国土交通省は航空会社の落下物防止対策を強化する。現在は落下物に関する基準や処分を科すルールがないため、2018年3月までに機体の点検方法などの基準を作成するほか、部品を落下させた航空会社への行政処分も検討。20年度までに運用を始める予定だ。
 同省は11月に有識者会議を設置し、落下物対策を協議。外国の航空会社を含め国内に乗り入れる航空会社向けに、落下を未然に防ぐ整備基準を年度内にとりまとめる。脱落しやすい部分や、氷の塊ができやすい部位の重点的な点検、脱落しにくい部品への交換促進などを盛り込む。
 有識者会議では、事業改善命令など行政処分を科せるよう省令や通達の改正も検討する。東京五輪・パラリンピックを控えて発着便数の増加が見込まれる羽田空港では、空港に常駐して機体の整備状況を確認する国の職員数を増やし、検査体制を充実させる方針だ。
 同空港を巡っては、同省は国際線を増便するため、原則海上を通る現在のルートから都心の上空を通る新ルートを導入する方針。落下物による被害が出た場合に備えて、見舞金を支払う制度も新たに作る。
 国交省によると、09~16年度に航空機から部品が落下したのが確認されたのは計451件。タイヤのゴム、パネルなどで中には数キログラムのものもあった。成田空港周辺では農業用ハウスや屋根が部品や氷の塊で破損するなど10年間で5件の被害があった。
 これまで人に直接当たった事例はないが、9月23日には関西国際空港を離陸したKLMオランダ航空機のパネルが落下し、大阪市内で走行中だった乗用車に衝突。同27日には茨城県内で全日空機から落下したパネルが見つかった。
 今月7日には、成田空港に到着した大韓航空機から、機体の翼部分に取り付ける重さ約300グラムのゴム製品がなくなっていたことが判明。飛行中に落下した可能性もあるという。
 同省航空局は「落下物の総合的な対策を議論し、飛行ルートの付近に住む住民をはじめ多くの人の不安を解消したい」と話している。


東京新聞 2017年11月7日 夕刊
相次ぐ部品落下 航空整備士起因のトラブル3年連続増
 航空整備士が原因となる安全上のトラブル件数が三年連続で過去最高を更新していたことが、国土交通省の統計で分かった。九月に航空機の部品落下が相次ぎ、国交省は機体整備の強化などを航空会社に促す検討を始めたが、専門家は「トラブル増加の背景には、整備士を取り巻く環境の悪化がある。落下物防止対策には整備士の待遇改善が必要」と指摘している。 (川上義則)
 国交省が航空事故、事故には至らない重大インシデント、安全上のトラブルをまとめた統計によると、トラブル件数の合計は二〇〇八年度以降、八百五十~九百九十一件と、ほぼ横ばいで推移している。内訳を原因別でみると、整備士が原因の件数が近年急増し、一一年度の十七件から一六年度は百十九件と七倍に。一四年度から一六年度まで三年連続で過去最高を更新した。
 一方、国交省によると、〇九年四月~一七年三月に国内の航空会社から報告を受けた部品脱落の件数は四百五十一件。ライトやパネル、アンテナなどが飛行中に外れたとみられる。整備士は飛行前後に機体の一部分を点検したり、数カ月に一度、機体全体を整備したりして安全運航を支えており、整備・点検を確実に実施すれば、脱落を防げる場合が多いという。
 二〇年に羽田空港の東京都心上空の飛行ルート導入を控える中、国交省は六日、航空機メーカーや学識者らでつくる落下物防止に関する対策会議の初会合を開催。機体からの落下物を未然に防ぐため、航空会社に整備強化を促す基準づくりを来年三月までにまとめる。
 ただ、元日本航空機長で航空評論家の杉江弘さん(71)によると、整備士が整備・点検に集中できる環境が危機にさらされているという。杉江さんは「格安航空会社(LCC)の拡大で世界の航空機は増えたが、整備士の人数は間に合っていない。航空料金を下げるため、整備士の処遇にもしわ寄せが及んでいる」と指摘。「落下物防止のための整備強化には、整備士の待遇改善が欠かせない」と説明した。
<最近国内で発生した航空機の落下物> 9月7、8日の2回にわたり、成田空港を発着した全日空の同じ旅客機から、脱出用シューターを収納する部分のパネルが相次いで落下した。同月23日には関西空港を離陸したKLMオランダ航空機からパネルが脱落し、走行中の乗用車に衝突した。
<羽田空港の東京都心ルート> 羽田空港の国際線発着枠を約4万回増やすため、国交省が2020年の東京五輪・パラリンピック開催までに導入を予定。南風時の午後3~7時に着陸機が中野区、新宿区、渋谷区、港区、品川区などの上空を通る。


リスク対策.com 2017/11/07
航空機からの落下物防止の基準策定へ
国交省、対策会議で今年度末とりまとめ
http://www.risktaisaku.com/articles/-/4079
 国土交通省は6日、「落下物防止等に係る総合対策推進会議」の第1回会合を開催した。会合には有識者のほか航空機メーカーや成田・関西・中部の空港会社、航空会社の団体も参加。関西空港や成田空港発着の航空機からの部品落下が続いたことや、2020年東京オリンピック・パラリンピックへ羽田空港の発着回数を増やすため都心上空ルート導入を計画していることから、落下物防止対策の基準策定などを進める方針。今年度末の基準案とりまとめを目指す。
 9月23日、関西空港発のKLMオランダ航空機から大阪市内でパネルが脱落し、走行中の車両に衝突。同7~8日には成田空港発着の同じ全日空機から、脱出用スライドの収納箇所のパネルが2度脱落。同27日に茨城県稲敷市の工場内で最初の脱落パネルを発見した。
 国交省では空港を除いた地上で部品または氷塊を発見した場合は「落下物」、到着後の点検で部品がなくなっていることを確認した場合は「部品脱落」と分類。2007~16年度まで10年間の成田空港周辺での落下物は19件。ビニールハウスや車両、屋根瓦への物損被害は5件あった。部品脱落は一定の規模以上の部品の脱落は報告義務がある。2009~16年度までの8年間での報告件数は451件。空港内で部品を発見したのは91件で、残りは空港内で発見できていない。
 国交省では飛行経路の見直しにより羽田空港で年間約4万回発着回数を増加させ、約49万回とする計画。現在は海上を中心に経路を取っているが、到着時に東京・品川区や新宿区、渋谷区、港区上空などを通る新ルートを導入する。騒音以外に落下物に対する懸念の声も大きい。
 今後、落下物の未然防止へ対策基準を策定するほか、補償制度の充実も図っていく方針。基準は日系だけでなく日本に乗り入れている外国航空会社に対し、部品脱落や着氷への対策について技術基準を規定することが見込まれる。国交省は総合対策推進会議の下にワーキンググループ(WG)を設置。今月中に第1回を開催し、計3回をめどにWGで専門的に議論。2018年3月に推進会議で対策基準案のとりまとめを行う予定。
(了)

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