2017-11-15(Wed)

羽田空港 新ルート不安強まる 相次ぐ部品落下

9.23KLM機部品落下 パネル固定の金具破断

羽田空港 新ルート不安強まる 相次ぐ部品落下、住民と溝
羽田空港離着陸の新ルート計画
 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、羽田空港の発着枠を増やそうと、国土交通省は東京都心上空を航空機が通過する新ルートを計画中だ。騒音をはじめとする生活への影響について、2年以上前から住民説明会を重ねてきたが、9月に大阪市などで航空機からの部品落下が相次ぎ、安全面への不安は強まるばかり。新ルートに反対してきた住民との溝は埋まりそうにない。
(毎日新聞2017年11月11日10時44分)


パネル固定の金具破断 KLM機部品落下で安全委
 9月に関西空港を離陸したKLMオランダ航空機からパネルが落下し、乗用車を直撃した事故で、運輸安全委員会は9日までに、パネルを機体に固定する金具破断していたと発表した。パネルを固定するボルトのうち、5カ所で間違ったボルトが使われていたことも判明した。
(日本経済新聞 2017/11/9 9:43)

運輸安全委員会 2017年11月8日 
平成29年9月23日発生のボーイング式777-200型機の重大インシデント[「航空機から脱落した部品が人と衝突した事態」に準ずる事態]調査に関する安全情報の提供
http://www.mlit.go.jp/jtsb/iken-teikyo/PHBQC20170923.pdf




以下引用

毎日新聞2017年11月11日10時44分
羽田空港 新ルート不安強まる 相次ぐ部品落下、住民と溝
 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、羽田空港の発着枠を増やそうと、国土交通省は東京都心上空を航空機が通過する新ルートを計画中だ。騒音をはじめとする生活への影響について、2年以上前から住民説明会を重ねてきたが、9月に大阪市などで航空機からの部品落下が相次ぎ、安全面への不安は強まるばかり。新ルートに反対してきた住民との溝は埋まりそうにない。
 「こんなに大勢とは」。10月9日、東京・大井町で開かれた新ルート反対を訴える集会。主催者側の予想を超す約340人が集まり、急きょ座席を増やした。参加した東京都品川区の横田良篤さん(73)は「世論が大きく変わっている。会派を問わず、問題視する区議も出てきた」と話す。
 新ルートが具体的に浮上したのは14年。国交省は、五輪までに羽田の発着回数を最大で現在よりも9%増やす計画を公表した。騒音問題から避けてきた都心上空ルートを、増便に伴い国際線が混雑する時間帯に使う。
 国交省は15年7月から東京、埼玉、神奈川で約50回にわたり説明会を開催。ただ、新ルートや騒音対策などを示したパネルを自由に見てもらい、質問があれば職員が答えるという方法を取っており、主体性に欠けるとして不信感を抱く来場者もいるという。
 そんな中で今年9月、成田空港に到着した全日空機から2日続けて部品が脱落していたほか、関西空港を離陸したKLMオランダ航空機から部品が落下し、乗用車を直撃。新ルートを懸念する住民は不安を募らせた。
 国交省は今後、部品を落とした航空会社を行政処分するとともに、被害に対する見舞金制度を創設する方針。今月以降の説明会では、こうした対策案を提示していくことにしており、国交省首都圏空港課は「多くの方に提案を知ってもらい、指摘があれば、さらに対策に反映させていきたい」と強調する。
 だが、羽田で整備関係の仕事に長く携わり、新ルート反対運動に関わる松島光男さん(72)=東京都大田区=は「落下物はあってはならないが、なくならないものだ。ペナルティーを科せば対策になるという発想自体が貧困だ」と指摘する。
 今月1日、大田区での説明会に参加した大道寺毅さん(71)は、国交省は住民と正面から向き合う説明会を開こうとしないと不満を口にし「『経済効果を考えると少々のことはあっても仕方ない』という立場なのだろう」と嘆いた。
 【ことば】羽田空港の新ルート
 国は東京五輪・パラリンピックまでに、羽田の発着枠を現在の年間44万7千回から最大3万9千回増やし、国際線に充てる方針で、東京都心上空を通過する新たなルートを設ける。北から南に向けて着陸する南風の時、さいたま市付近から空港のある東京都大田区へ直進しながら降下。南向きの離陸では川崎市上空も直進し上昇する。国際線が混雑する日中の午後3~7時に限定して運用する。(共同)

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運輸安全委員会 プレスリリース 2017年11月8日 
平成29年9月23日発生のボーイング式777-200型機の重大インシデント[「航空機から脱落した部品が人と衝突した事態」に準ずる事態]調査に関する安全情報の提供 [PDF 529KB]
http://www.mlit.go.jp/jtsb/iken-teikyo/PHBQC20170923.pdf
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ホウドウキョクニュース 2017.11.9
KLM機部品落下 誤ったボルトで固定
KLMオランダ航空の機体から、2017年9月、パネルが落下し、大阪市内を走行中の車に直撃した事故で、パネルを固定する一部のボルトに誤った部品が使われていたことが、運輸安全委員会の調査でわかった。
 運輸安全委員会によると、パネルを機体に固定する37個のボルトのうち、5個が正規のものとは違い、ボルトのねじ山が数mm短いものが使われていたという。
 誤った部品で取りつけると、パネルを止める力が弱くなる可能性があることから、運輸安全委員会は、落下原因との関連を調べている。
 今回の報告を受けた国土交通省は、KLMに対し、誤ったボルトを使用した原因について報告を求めることにしている。


NHK 11月8日 20時52分
KLM機のパネル落下 規定外のボルトを使用
ことし9月、関西空港を離陸した旅客機から重さ4キロ余りのパネルが落下して大阪市の中心部を走っていた乗用車にぶつかったトラブルで、パネルを固定するボルトの一部で規定とは異なるものが使用されていたことが国の運輸安全委員会の調査でわかりました。運輸安全委員会がトラブルとの関連を調べています。
ことし9月、関西空港を離陸したKLMオランダ航空の旅客機から部品が落下して大阪・北区の国道を走っていた乗用車にぶつかったトラブルで、原因を調べている国の運輸安全委員会が8日、これまでの調査の状況を公表しました。
 それによりますと、パネルを機体に固定する37個のボルトのうちの5個が機体のマニュアルで規定されているボルトとは異なるものが使用されていたことがわかりました。使われていたボルトのネジ山は正規のものよりも2ミリ程度短かったということで、締めつけの強度が通常より弱かった可能性があるとしています。
 また、パネルを機体に固定するための長さ12センチの金具の一部が破断していたほか、ボルトを通す穴のほとんどに亀裂が見つかったことなどから、パネルが何らかの大きな力で引っ張られ、脱落した可能性があるということです。
 運輸安全委員会はなぜ、規定外のボルトが使われていたのかや脱落との関連などを詳しく調べ、トラブルの原因の特定を進めることにしています。


日本経済新聞 2017/11/9 9:43
パネル固定の金具破断 KLM機部品落下で安全委
 9月に関西空港を離陸したKLMオランダ航空機からパネルが落下し、乗用車を直撃した事故で、運輸安全委員会は9日までに、パネルを機体に固定する金具破断していたと発表した。パネルを固定するボルトのうち、5カ所で間違ったボルトが使われていたことも判明した。
 運輸安全委からの連絡を受け、国土交通省は外国の航空会社に金具を改良型に交換するよう通知した。国内の航空会社は9月のパネル落下以降、交換するなどの措置を既に済ませている。
 事故は9月23日に発生。オランダ・アムステルダム行きのKLM機から重さ約4.3キロのパネルが落下し、大阪市中心部の国道1号を走行していた乗用車を直撃した。けが人はなかった。
 国交省は事故を重大インシデントと認定。運輸安全委が詳しい原因を調査している。〔共同〕

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